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韓国映画「優しい嘘」

2020-06-23 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「優しい嘘」 予告

2014年の韓国映画
誰よりも純粋で優しい妹が自殺した、家族には何も言わず突然に・・・。
“いじめ”という重いテーマを描きながらも、160万人を動員する異例の大ヒットを記録!
本作は、530万人を動員した感動作『ワンドゥギ』の監督イ・ハン&
原作者キム・リョリョンが再びタッグを組んだ作品。

グエムル-漢江の怪物-』などポン・ジュノ作品でお馴染みのコ・アソンを始め、
トンイ」「太陽を抱く月」などの大作史劇に出演。
天才子役として活躍し、現在も美しく成長し活躍するキム・ユジョン、
『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』で抜群の演技力が認められ、数々の映画賞を受賞したチョン・ウヒ、
本作の演技が高く評価され一躍若手演技派女優の仲間入りを果たした
『私のオオカミ少年』のキム・ヒャンギらの渾身の演技が観客の感動の涙を誘う。



ふたりの娘を育てるキム・ヒエ、怪しい風貌の引っ越し先のお隣を演じるユ・アイン。
ドラマ「密会」ではラブストーリーを演じていたふたりが、
本作ではまったく異なる役柄を演じているのにも注目!
(Webより抜粋) 

 

 

■韓国映画「優しい嘘」

ユ・アインさんが出演していた映画だったので観てみました。
この映画は、とてもとても心が痛む映画でした。
映画の中でチョンジ(キム・ヒャンギ)の気持ちをよく理解していたサンバク(ユ・アイン)が
「家族だから言えないこともある、他人なら話せることもあるんだ。
隠し事をする必要がないからな。僕は他人だから」と言います。



家族の前では明るく元気で、自慢の娘のフリをしていたチョンジ・・・。
学校で陰湿ないじめに遭っているシーンを観ると、思春期の子供たちが持つ
複雑な関係が、実際にもこんなことがあるのだろうと思えます。
特に、誕生会のシーンは醜いです。
誕生会に呼ぶのは相手をいじめるためなんて・・・。
そして、自分もいじめに遭うことを恐れて、誰も助けません。
自分がいじめられていることは家族には言えず、「苦しい、辛い、助けて」
と言えず、自殺を選択してしまいます。

チョンジが死んだあと、自殺した原因を学生たちが自分ではない誰かのせいに
しようとする心境も、観ていて醜いと思ってしまいました。
「死ぬとは思わなかった」「そんなことで自殺するのか」「わたしのせいじゃない」
と・・・。
チョンジが皆に残した手紙が、とても優しい言葉で綴られていて
余計に悲しさを誘いました。
「いじめ」は子供だけでなく大人の世界でもあります。
これに似たことは職場で実際に起こったこともあります。

この映画を観ていると、他人をいじめる、攻撃することで自分のストレスを発散するような
そんな人間にはなりたくないなと思います。
結局は、自分に跳ね返ってくるのですから・・・。

 

 

■STORY
9年前に夫を亡くし、女手ひとつでふたりの娘たちを育ててきた母親ヒョンスク(キム・ヒエ)。
いつもクールで家族にも愛想のない長女マンジ(コ・アソン)。
そんな母と姉にいつも優しく接し、家族の中でいちばん明るく気立てのいい
末っ子の中学生チョンジ(キム・ヒャンギ)。
その誰よりも純粋で優しかった妹が、ある日突然自殺した…。

家族に何の言葉も遺さず逝ってしまった妹の死の真相をどうしても知りたい姉のマンジは、
学校での様子や友人との交友関係など生前のチョンジの行動を追いかけるようになる。



彼女がいじめを受けていたこと、家族には知らされていなかった話など、
チョンジの死に隠された真実が次々と明らかになっていく。
彼女は家族に心配をかけたくないがために自分の本心を隠し、
ずっと嘘をついていたのだった。



何の言葉もなくこの世を去った妹は、どうして家族にまで嘘をついていたのか?
その理由は、彼女がいつも持ち歩いていた赤い毛糸玉の中に
残されたメッセージに記されていた・・・。


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