ピュア・クリスタル

歌とピアノと料理が好きな私。広汎性発達障害という言葉を知ってからの日々の事を、思いつくままに綴っています。

春は・・・

2008年03月26日 | Weblog

卒業や別れの季節なんですね。

昨日、ふとテレビをつけると、NHKで「春に」と題して、卒業をテーマに音楽番組を生放送で放映してました。

私がつけたとき、ちょうど森山直太郎さんの『さくら(独唱)』をある学校の卒業式で熱唱している最中で、曲に合わせて合唱部の美しいコーラスが入って、森山さんも言葉に詰まって歌えなくなるほどの、ホントに感動的な歌が響いてました。
後で森山さんへのインタビューで、それはサプライズ演奏だったので、何の打ち合わせもなく、森山さん自身がそのコーラスに驚いていた事を知りました。

 

その後は、武田哲也さんの『贈る言葉』。
ちょうど『3年B組金八先生』が始まった時、同じ中学3年生だったし、
同級生にこのドラマに出ていた人が居た事もあって、とっても思い出深い曲です。
改めてじっくりと詩を読みながら歌ってみると、Mに言ってあげたい言葉満載で、おもわず涙が・・・ けっこうツボかも、この曲。

 

Mは中高一貫校だったので、中学の卒業式は経験してない。
今度の同級生は、中学を卒業してきたばかりの子達がほとんど。
あの10月に前の学校に退学届けを出しに行った日が、Mのあの学校からの卒業式だとすると、あまりにも寂しいなぁ。

 

今度の29日は、また祖母が(Mからすると曾祖母)姪っ子の大学合格とMの高校入学を祝って食事会をプレゼントされています。
祖母からは「また二人の『千の風になって』を歌ってね」とリクエストされていますが、
私としてはあんまり♪私のお墓の前で・・・♪歌いたくないので、(おばあちゃんゴメンネ)卒業の曲集から『明日の空へ』と、メッセージも込めてちぃと『私と小鳥と鈴と』を歌わせてもらうつもりです。
これが、Mにとっての卒業式。   ・・・かな。暖かいものになるといいな。

 

音楽って、歌っていいなと最近つくづく思っています。
私のメールの着メロは (クリックして見てね→)  まどみちおさんの おんがく
神様には、見えるんだろうなぁ、おんがく。

 


2008年3月

2008年03月25日 | Weblog

あっという間に、20日過ぎてしまった・・・ 最近は時の流れがいつにも増して速いような気がします。

きっと、Mが私たちの元を離れる日が近づいているからなんだろうけど・・・

 

今月はホントに忙しい。そんな中でも・・・

親友と梅が咲いている鎌倉へ出かけました。  よく晴れた日で、久々に時間を忘れてのんびりできました。

以前ブログにも書いた塩谷靖子さんのイベントにも行きました。
川崎の盲人図書館での機器展での、無料でのイベントでしたが、全11曲も歌っていただいて、すばらしい歌声を堪能させていただきました。
色々な機器も、とても興味深かったです。点字の勉強をしていた学生時代を思い出しながら、ちぃと点字のしおりを作ったりもしました。

Mが「美容院に行きたい。」と言い、床屋に行かないので原始人の様な髪型に成ってしまったので、初美容院デビューのMに立ち会ってきました。
「僕はジャニーズ系にしかできませんよ、清原なんて無理です。」と、いつも行く友人の美容師さんに言われ、なんちゃってヤマピー状態のMです。

先日は雨の中、三重県までいつものように夜行バスで、Mと入学説明会に出かけました。
クラス決めのテストもあったので、緊張して行ったのですがMが言うには
「僕が簡単だと思うぐらいだから、他の人だっていい成績だったと思うよ。」だそうです。さてどうなる事やら。
早速髪形について指導を受けてきました。
入学式までに、また切らなくちゃいけません。今度は草剛くんでお願いしようと思っている私です。

4月の発表に向かって今月の合唱練習は白熱しているし、
充実しているというか何というか・・・いずれにしても、恵まれた毎日を送っています。

 

もちろん、信じられないような出来事や腹立たしい事、落ち込む事も沢山あるけど、
今は凹んでる暇はないです。

 

そうそう、あきら君はまたもやプレゼントをくれました。

あのアカペラ・クリスマスの中から3曲、今年もハー○○ーズでは歌うそうなのですが、今回は「一緒に歌いませんか?」とお電話をいただきました。
ここまでの経緯は、長ーくなるので省略させていただきますが、びっくりな出来事でした。
月に2回土曜日が練習日ということなので、ちぃにも相談したら、
「ぜひ歌って!」ということだったので、(Mは、「凄いよね。聴きたかったな。三重から応援している」だそうです)まったく自信はないのですが、足を引っ張らないように頑張ることにしました。

12月21日、カザルスホールです。

 

きっと、Mを送り出した後、どれだけ私が落ち込むかわかってくれていたのかも。
元気に頑張れということでしょうか?感謝です。

 

そういえば4月の発表の歌詞の中に
♪今朝旅に出た 息子の肩に
    同じ風が吹いてると 帽子の形の雲さんが
               こっそり教えてくれました~♪
なんてある訳で・・・

入学式は、とても感動的なものだと叔母から聞かされました。
その5日後の発表なので きっと、思い出して舞台で涙してしまうかも・・・
それだけは避けたいところです。


もんじゃ焼き

2008年03月04日 | Weblog

日曜日に、ちぃとデート。

「ママと二人で行きたいの!」って事で、近くの格安もんじゃのお店に自転車で向かったはいいのですが・・・
Mが地図を書いておいてくれなかったら、たどり着けなかったかも。
ちぃは、かなりの方向音痴です。

 

足立区に住み始めて早15年目。
こんなに長く住む事になるとは思ってもみなかったなぁ。
それでも、初めて足立区の文化?に触れた気がしました。
『もんじゃ焼き屋さん』ってそんなところです。

 

100円持っていれば、子供たちだけでもワイワイと、
1杯のもんじゃのタネと小さな袋に入った揚げ麺を混ぜ合わせて、
温めてある鉄板に具で土手を作って、残りのタネを流し込んで・・・
後はひたすら食べる・・・食べる・・・
ホントにおいしかったです。

そこのおばさんがお話好きで、「昨日はおにいちゃんと2人の友達が来てたよ。」と教えてくれました。
そして、「3人ともよい子でね、みんないじめられた経験を持っているようだけど、『親には迷惑かけっぱなしだもんなぁ。これ以上苦労かけちゃいけないよなぁ。』って話してたよ。」だって。 思わずウルウルしてしまいました。 (後でちぃに「鼻赤かったよ」といわれてしまった・・・) 
外では、こんな事話してるんだ。 こんな所で話せる友達ができたんだ。よかった。

おばさんからはこうも言われました。
「もうすぐ、三重に行っちゃうんでしょ。寂しいねぇ。でもね、お兄ちゃんの場合、頭がいいから、もう一度高校1年生をやり直すのには遠くに行く必要があるのかもね。」

ちぃが食べ終わるまで(結局、私の分から1/3あげたのに2杯も食べてました)
ずっとおばさんと話していたのですが、本当にいろいろな事はなしてくれました。
人間関係って難しいなぁ、って思うような話ね。
   ・・・・・で、温かい鉄板を前に、「これが足立区の文化なんだ!」って妙に納得しながら聞いてました。

 

私が育った所では、子供同士でそんなところに出入りするなんて・・・なんて感じがあったし、そんなことしたら『不良』みたいに言われてた記憶がある。

そんな事が刷り込まれている私なので、今回もんじゃ屋さんに入るときは結構抵抗があったけど、なかなか楽しい時間だったなぁ。
また、みんなで行こうね とちぃは言ってます。

今度はどんな話が聞けるのかな~。