今回、取り上げる番組はずーっと題名が分からなかったのです。子供の頃のNHK総合のお正月の人形劇番組というのは覚えているのですが。
人形劇に限らず、年始の子供向けの特別番組は色々とあったようですが、30分の人形劇は楽しみにしていたように思います。『不思議の国のアリス』や『森は生きている』などがあったような気がします。一時間ぐらいの『ゆき』など観た記憶があります。それらについても,そのうち書いてみたいと思います。
その頃の作品は、残ってないそうなので、二度と観ることが出来ない訳ですが。
後、半年ぐらい経って、偶々教育放送をつけたらこの人形劇の少年と少女が「お腹が空いた」などと歌っていて驚いた記憶があります。続きものになっていたとは。
そこしか観てないのですが、後年『風の子ケーン』という番組で、川本喜八郎さんが人形を制作されていたことを知りました。
三が日のいずれかに観たことは確かなので、『NHKアーカイブスの番組表ヒストリー』で、’70年代の三が日を検索してやっと、見つかったのでした。
人形劇『虹の丘』1976年1月2日(金)午前10時~10時半とありました。川本喜八郎さんのお名前はないけれど。
スタッフ、キャストは以下のとおりです。
原案:手塚治虫 作:高垣 葵 音楽:広瀬量平 声の出演が、太田淑子 池田昌子 納谷 悟朗
ついでに『NHKアーカイブス』とWikipediaで調べた『風の子ケーン』のスタッフ、キャストは以下のとおりです。
原案:手塚治虫 作:高垣 葵 音楽:広瀬量平 人形操作:古賀伸一 声の出演が、太田淑子 鈴木弘子 若山源蔵
『虹の丘』のストーリーはほとんど覚えていないのですが、パオ馬車で一家四人で旅をしていて、馬車をひく馬が年を取っていて少年の父親はもっと若い馬を欲しがっていたけれど、少年はこの馬が大好きだったことです。馬が行方不明になり、願い事が叶うある場所だったかにたどり着いて願うと、天から白い馬が駆け降りてきます。(このシーンがセルアニメ)煙?のなかから現れたのは少年の愛する馬でした。少年は馬を抱きしめます。この馬とともに一家は草原にまた旅に出るのでした。あと劇中母親が踊っていたような気がします。
エンディングに主題歌が流れていて、森昌子さんが歌っていたのを覚えています。歌詞に「パオ馬車」とあり、「ハイホー」みたいな掛け声があったかと。曲は『草原情歌』を勇ましくしたような感じでした。(残念ながら”ケーン”と言ってたのかは記憶にないです・・・)ヤフオクの『風の子ケーン』のパズルに主題歌らしいのがあって、「パオ馬車」は、あったけれど、後の歌詞は覚えがありません。ツイッターで『風の子ケーン』も森昌子さんが主題歌だったという方もいらしたのですが。レコードとかは出てなかったのでしょうか?
結局、『虹の丘』は『風の子ケーン』のパイロット版なのでしょうか?どちらももう一度観てみたいのですが。
当時私が3歳~4歳だったと思います。
水筒も持ってました。
全く覚えていないのですが、好きでした。
なんの情報もなくすみません。
私は、「風の子ケーン」本編は見たとは言えないようなものなので、ご覧になっていらしたミケ様が羨ましいです。
「好きでした」という思い出があるって素敵だと思います。