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おもいで絵本館

なつかしの絵本やテレビ番組

近況報告

2021-01-31 23:24:09 | 人形絵本

 去年は、結局人形絵本については更新できませんでした・・・

 今まで本の画像を載せるのは、ためらいがあったのですが、表紙と本文の一部を載せようと思います。(過去に「フラグルロック」の雑誌記事を載せたりもしてますし、今更ですが。)

 一昨年から準備していたのですが、年末になると書き込むのが難しくて、時間のやりくりが下手なだけですが。

 去年の年末はクリスマスの人形絵本を取り上げるつもりだったのですけど、結局出来なかったので、季節感無視でやろうかと思います。

 人形絵本は、今では、年に数えるほどしか購入していないのですが、なかなか「これは欲しい!」というのには巡り合えてません。なるたけ、最初に出た版に近いものが欲しいのです。

 海外版は中身は同じでも、表紙の違うものが数種類あるので、迷います。その中でも「Delux LIVING STORY BOOK」シリーズと「PUPPET STORY BOOK」シリーズはプラスチックの写真(レンチキュラー3D写真)の画像が違うものがあるので悩みます。

 特に「Delux LIVING STORY BOOK」は最初に出たCROWN社の装丁と表紙写真が好きなのです。その表紙画像は再販の時は別のもの(主に本編からの流用)になってるので、残念です。

 とは言え、既に再販バージョンを持っているのを表紙のためだけにもう一度買うというほどではないのです。

 さて、今年は、希望の本に巡り合えるでしょうか?



 


本の装丁 気になる̚カド

2019-06-16 15:30:59 | 人形絵本

去年は、とうとう一度も投稿せずに終わってしまいました。

相変わらず情けないですが、去年思っていたことを書きます。

 

人形絵本の装丁ですが、海外版でちょっと気になったことがあります。

Delxe LIVING STORY BOOKというシリーズは、CROWN社版の装丁は以下のようでした。

①ボードブック(厚紙の本)のハードカバー。

②色無地(本によっていろんな色になっている。)

③レンチキュラー3D写真が貼られている。奥行のある一種類の画像だが、二種類の画像の出るものある。

④本の角は丸く、レンチキュラー3D写真の角はキッパリしている。後年出たらしい物は本は角張って、

写真は角が丸くなっている。

 

私は、このシリーズは、英語版とポルトガル語版(おそらく再販)を少し持っている程度なのですが、

英語版とポルトガル語版を比べると、③と④のような違いがありました。

最初にポルトガル語版のこのシリーズを購入したのは、「土方重巳・造形の世界」で見た

海外版赤ずきんの本に装丁が似ているからだったのです。

本や写真の角の違いはともかく、表紙画像が英語版と全然違うのにはがっくりしました。(海外サイトで表紙画像は沢山見られたので。)

そこよりも本の角と写真の角の変遷?は何故なのかと考えてみれば、

本の方は子供が危なくないように角が丸かったが、後からの版は手間を省くため角張っていた?

写真ははがれてしまうので、上記のように安全のため丸くしたのではないでしょうか?

 

 


最近、気が付いたこと。

2017-02-04 00:32:05 | 人形絵本

この頃は、「人形絵本」で検索しても特に目新しい本や記事もこれと言って無くて、少々飽きていたのですが。

「えほんやるすばんするかいしゃ」さんのサイトを拝見していて、あれ?と思った本がありました。

「トッパンの人形絵本 じゃっくとまめのき」です。

本自体は所有しているものなのですが、説明文に発行年”昭和49年(1974年)発行”とあるのです。(出版社はフレーベル館になっていました。)

今まで、トッパンの人形絵本で発行年月日が表記されたものは見たことが無かったように思います。

入手したものや図書館で見たものも、特になかったような気がします。(単に見落としていただけかも知れませんが。)

なので、いつ頃出版されたのかはよく分らず、裏表紙の出版がトッパン(昭和29年~35,6年?)かフレーベル館(昭和36年ごろ)かで、見当つけるしかなかったのです。(後はぴんくまちゃんマークや表紙タイトル部分が帯状の色無地なってるとか。)

以前、友人から「トッパンの人形絵本が再版されていたことがある」と聞いたことがあったのを思い出しました。どうやら、昭和49年あたりがその時期だったようです。

まだまだ、この時代の本がありそうです。

 

 


布の人形の本4

2014-12-09 23:24:44 | 人形絵本

『西洋人形の作り方』 平井澄子 著  文化出版局 絶版

 

これも去年図書館から借りて見た本で、記憶があいまいなので、間違えていたらすみません。

抱き人形、ポーズ人形、着せ替え人形、マスコット、壁掛けなど布で作る様々な人形が掲載されています。

白黒写真ですが製作過程が細かくて見やすいと思います。

布団針(縫いぐるみ針?)をペンチではさんで糸引きをするやり方も掲載されています。(他の本にもあるのかも知れませんが、作り方の本で初めてペンチを使っているのを見た様な気がします。)

顔の土台は2枚の布を縫い合わせたもので、長めの首が付いてます(詰め物は木毛)。顔の真ん中?がくぼんでいて、そこに木毛を芯に脱脂綿を巻いたものを2つ(額と顎?)縫いとめます。鼻と口は脱脂綿を巻いたものを差し込んで、顔全体に脱脂綿を薄くはいだものをかぶせていたように思います。肌布をかぶせて張って、糸引きだったような…。(また、調べて書き直したいと思います。)

人形が持つかごや椅子などの小道具の製作方法も詳しく掲載されてます。

欲を言えば年齢性別ごとの作り方がちょっと物足りないですが。それでも少年少女、女性、母親などが載っています。

ネットでは比較的見かけるので、入手しやすいかと思います。

 

 


布の人形の本3

2014-12-04 23:40:48 | 人形絵本

『ハンドクラフトシリーズNo.49 人形づくり』 菊池ともゆき 著 グラフ社  絶版

昨年、図書館の相互貸借で借りて見たきりで記憶がだいぶ薄れていますので、思い違いもあるかも知れません。

 ハンドクラフトシリーズは全てのページがカラーなので、とても見やすいと思います。

最初の基本の少女から、服が着せ替えることが出来る人形になっています。

こういう布の人形の本では、特に”着せ替え人形”と説明がない限り、たいてい着せ付け(服の脱げない)なのですが、”人形の体の線がきれいに出なくてもゆったりした服を着せると目立たないから”と説明がされていたように思います。

顔の土台が、逆三角形の盾のような形の2枚の布を縫い合わせたもので、そこに脱脂綿を巻いた針金で鼻や口などを作っていきます。

額や頬など綿を付けてから肌布で糸を引きで。首と後頭部は別に作ってたと思います。

 

菊池さんはその後『NHK婦人百科 やさしいフランス人形』という本も出ています。

そちらの方は土台が4枚の布を縫い合わせた立体的なものになり、額は脱脂綿を縫いとめ、鼻は綿棒、 顎は脱脂綿を丸めてボンドで接着するという風に変わっていました。

この本は”テレビのNHK婦人百科 やさしいフランス人形をもとに再編集”とあったので、より一般の方向けに作りやすくという方向になったのでしょうか?

また、婦人百科平成2年2月号だったかに「 ビロードのマドモアゼル」という人形の作り方が掲載、テレビでの放送もあったそうです。

手元に本がないですが、かつて見た記憶だと、顔の作り方が微妙に変わってました顔の。土台はやさしいフランス人形とほぼ同じですが、額や頬の肉付け?がドミット芯を重ねて縫いとめるものになってました。

服も着せ替えでありません。胴が服と同じ布で出来ていて、手足を付けた後、袖やスカートなど縫いとめていく方法でした。

調べてみると、上記以外にも婦人百科に掲載されてるようです。