この前から、2週間もたってしまいましたが、『世界名作ものがたり』で見た作品の感想を書きます(27年も前なのでうろ覚えもいいとこですが)。
『ベルとかいじゅう王子』 美女と野獣のお話でした。人形の顔が端整で静かな感じの作品です。終わりの方ベルが「かいじゅうさん」から貰った指輪を捜そうと、池に入って行くシーンが印象に残っています。
『みにくいあひるの子』 とにかくちゃんと見られたことが嬉しかった作品です。それ以外は覚えてなくて・・・情けない。
『おやゆびひめ』 親指姫がちんまりしてて可愛らしい。3頭身ぐらいで髪型がカーリーヘアだったように思います。冬になって破れた服で寒そうにしていたのが可哀相でした(ラストはハッピーエンドですけど)。
『にんぎょひめ』 予告を見てすごく見たかったけど、見られなかったのが残念でした。予告は人魚姫のお姉さんたちが勢ぞろいして「人魚姫」と呼んでるシーンだったかと思います。
『したきりすずめ』 土の匂いがしそうな人形が良かった。おじいさんが馬洗いの汁を飲むところで、桶がテンポ良く積み重なってくのが面白かった。
『雪の女王』 これも『ベルと・・・』と同じような印象を受けました。人形の綺麗なことや静的なところがですが(同じ頃に製作されたのでしょうか?)。最後の方雪の中を手袋もつけず、お祈りしながら歩くゲルダがけなげでした。
『彦一とんちばなし』 やっと通して見られたのが嬉しかった。スイカが印象的ですが、人形のデザインも丸っこくて可愛い。お城に呼ばれた彦一とおさとが、隣国の使者の無理難題を解決していく様が愉快で面白かった。ラストシーンで殿様をはじめ家来一同がスイカを食べてるのが微笑ましい(彦一からスイカを全部買い上げたので、部屋中スイカだらけというのも楽しい)。
『花ともぐら』冒頭シーンも少しカットしてたような気も。これも通して見られたのが嬉しい。花を育てるもぐらロボットの開発シーンが楽しかった。
『北風のくれたテーブルかけ』 毎回泊まった宿の亭主にテーブルかけなど盗られて、北風に文句言ってる少年がちと間抜けですが、この繰り返しが楽しい。テンポ良く面白かった。
機会があればこれらの作品をもう一度見たいのですが・・・。