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おもいで絵本館

なつかしの絵本やテレビ番組

人形絵本関連資料6

2010-01-28 00:27:11 | 人形絵本

文藝春秋デラックス アニメーションの本(手塚治虫・構成)昭和52年10月号

劇場作品からテレビアニメ、個人作家の作品、日本や世界のアニメーションの歴史など、幅広く紹介されています。

本の終わりの方の飯沢匡さんのエッセイ「もっと笑いを!」が人形絵本に関わりのある部分です。

人形絵本と人形映画(人形アニメーション)の関系、「ブーフーウー」の方式の人形劇を考案された理由や、シバプロダクション時代の作品の撮影話など興味深いです。

撮影の話を読むと本当に飯沢さんはアイディア豊富な方だと思います。(ヒヨコの人形が飛び上がるのを糸で吊るすのでなく、透明なセロファンの円筒にのせるとか。)

「ヤン坊ニン坊トン坊」を人形映画にする話があったというのに、驚きました。

芝居ー見る作る 平凡社

飯沢匡さんの主に芝居などのエッセイ集です。

人形絵本については何も書かれてませんが、映像製作やアニメーション、テレビ番組について書かれている”子供と放送と私”の章は「ヤン坊ニン坊トン坊」や「ブーフーウー」の話があります。

映像(人形映画)との関わりで挙げてみました。

「ブーフーウー」についての話で”これは一種の人形劇であるが、チェコで発達したイルジ・トルンカの人形映画に一時期傾倒した影響である。自らも人形映画プロダクションを作ったが、すぐに日本の企業規模では経済的には無理なことをが判ったので、惜しげもなくそれを解体してしまった。ー中略ー私はアニメイションなどという極端な手工業は社会主義国家以外では近代産業として成立しないことを覚ったので、アニメイションと同じこうかをトリックによって出来ないかと考えた末、ついに「ブーフーウー」方式を案出したのだ。”が興味深いです。

「もっと笑いを!」でも人形映画は人件費のかかることを度々書かれていましたが。

両方読んでみて私の中にあった疑問の一つに答えが出たように思いました。つまり、なぜコマーシャルなどの人形アニメーションは製作されていたのに、人形絵本でやっているような童話の人形アニメは製作しなかったかです。お金の問題だったのですね。

人形映画の「ブーフーウー」や「ヤン坊ニン坊トン坊」って、見てみたいと思いました。

教育テレビでやってる「ミッフィーちゃん」の人形アニメみたいに出来ないもんでしょうか?あるいは「どーもくん」みたいに。


人形絵本関連資料5

2010-01-26 22:37:03 | 人形絵本

御所人形作家 野口光彦作品集 稚児たちが語るその世界  光陽出版社

タイトルどおり野口光彦さんの御所人形を中心とした写真集です。

白黒ページですが”絵本の仕事『いっすんぼうし』の人形”と言うタイトルで、絵本に使われた人形や小道具の写真と人形デザインの北村明道さんの絵、飯沢さんの”床の間の芸術から”と言う文があります。

この本だけ土方さんのデザインでないし、布の人形ではありません。多分木彫か桐塑と思われる素材に胡粉塗りという伝統的な方法で製作されているようです。

何故にこの本だけ違うのかは、飯沢さんの文によれば”私たちの仲間は日本人のくせに西洋人形は作れるが日本人形となると、なかなか、うまく作れない。そこで色々と先生を物色して、ついに野口先生に白羽の矢を立てたのであった。”のだそうです。

少女スタイル手帖 河出書房新社

宇山あゆみさんによる懐かしくて可愛いものがたくさん紹介されている本です。

人形絵本も紹介されています。

カラーでトッパンのキンダー絵本「ぶーふーうーのきしゃごっこ」の一場面が紹介されてる他に、本屋の店先に置かれていたブックツリーに絵本が並べられてる写真、白黒ページではトッパンの人形絵本やエンゼルブックの人形絵本の表紙が計18冊と「ぴーたーぱん」の一場面がコメントつきで掲載されています。

(宇山さんにはぜひ、人形絵本だけで一冊本を作っていただけたらと、思っております。)

明日に続きます。


人形絵本関連資料4

2010-01-25 23:11:44 | 人形絵本

昨日もう一つ書き忘れてしまいましたが、あとで昨日の分を訂正しておきます。

さて、今日から資料の解説を、していきたいと思います。

土方重巳・造型の世界

土方さんの自伝と豊富なイラストや映画や芝居のポスターなどの図版、何より一部ですが外国向け人形絵本のデザイン画や写真が掲載されています。(白黒で3ページですが。)

人形絵本の始まりのお話も興味深いです。

一応国内向け、海外版人形絵本のタイトルが載っているのも有難いところです。(ただし、土方さんが直接関わらなかったらしい、またはその時点で発行されてない海外版人形絵本はタイトルがないです。)

今更、書かなくても人形絵本が好きな方ならとっくに検索してご存知かと思いますが。

権力と笑のはざ間で

飯沢匡さんの自伝です。

”「人形絵本」と「日曜娯楽版」”という章に人形絵本の始まりがあって、土方さんのお話とはちょっと違っていて面白いです。

読んでいて悲しくなる話もありますが・・・。

飯沢さんが人形劇や人形アニメーションに興味があったこと、それらへの”第一歩として人形を採用した絵本の作製を思いついた。”とのことです。

他の章の子供時代に友人の家で出合った豪華な装丁の絵本の話や、戦時中のお芝居の話など興味深いです。

手元において置きたいと思いつつ、まだ購入したいませんが・・・。

後の本については、また明日にでも。


人形絵本関連資料3

2010-01-24 23:50:48 | 人形絵本

昨日、上げ忘れていたのを追加します。

日本アニメーション映画史 有文社

人形アニメーションの魅力 河出書房新社

ドールフォーラムジャパン”グループグラップの軌跡”(VOL22~28)

ミセス ミセスギャラリー人形の世界 文化出版局 (1982年2月号紙谷元子、1983年5月号内藤久美子の回)

くりくり 創刊号(2003年11月) くりくりさん 人形作家 熊谷達子さん

与勇輝作品集 人形 求龍堂 (1985年) 寄稿文 布による彫刻 飯沢匡

[追憶の一冊]人形絵本シリーズドイツ文学翻訳家・池田香代子  [ 朝日新聞2003年02月04日東京朝刊]

詳しくは後日(またですが)に書きます。