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おもいで絵本館

なつかしの絵本やテレビ番組

探し物。

2012-02-12 01:23:26 | 人形絵本

今月は布の人形の制作法の本を紹介しようと思ったのですが、主な方法がほぼ載っていると思った本に、脱脂綿をボンドで固めるやり方がなかったのです。

ざっと検索してみたら、一応あることはあるのですが、雑誌の記事なのですね。

このやり方は辻村寿三郎さんの制作法と同じようなのです。

辻村さんの本『寿三郎と作る小さな人形たち』は、この制作方法の簡単なやり方が出ているのですが。

これで人形の顔の細かいところを作るやり方が載ってないはずなので、この制作方法の本としてはあまり適切でないかと思うのです。

とりあえず次回は、他の方法の本を2冊紹介していこうと思います。


なんとか

2010-02-14 01:00:11 | 人形絵本

一応、調べた資料を挙げることが出来ました。非常に分かりづらい文章ですが・・・

さて、これから訂正しなければならないのですが、なんだかちょっと飽きてきました。

このあと挙げる話は多くの人に見て貰えたらと思っておりますが、これを書いてしまったらもうやることがあまり無いんです(人形絵本は)。

とは言え、またブログに書き込めないような事態になるかも知れないですし、あまりのんびりもしていてはまた書けなくなりそうです。

そろそろ人形が作りたいですし、他の事も色々やりたいので、訂正は挙げたい話を書きながらやりたいと思います。

ここまで書いてきて、飯沢さんの人形に対する考えには色々と納得できることも多いのですが、私はその全てを受け入れているという訳でもありません。何故なら私は飯沢さんのお嫌いなフランス人形も退廃的な人形も好きだからです。手芸的なのも明るいのも、漫画やアニメのフィギュアなども。人形なら何でも好きなのです。

色々人形絵本や関連資料を読んできて、私にとって人形とは何か、人形で何をやりたいのか少しは分かった様な気がします。自分の人形は手芸にもなってないですが、少しでも頑張って作り続けて行きたいと思います。このブログに人形の画像を載せるかどうかはわからないですが・・・


人形絵本関連資料15

2010-02-12 00:40:58 | 人形絵本

[追憶の一冊]人形絵本シリーズドイツ文学翻訳家・池田香代子  [ 朝日新聞2003年02月04日東京朝刊]

池田香代子さんの人形絵本の思い出話です。

’50年代に子供時代を過ごしたこと、当時は社会全体が貧しく絵本は宝物であり、高価なものであったことなど、当時を知ることが出来る貴重なお話だと思います。

池田さんのおうちも”とくに貧しい部類”だったそうですが、それでも親御さんが数冊の絵本を買ってくださったそうです。

なかでも、トッパンの人形絵本シリーズ(フレーベル館刊)は目をみはるような美しさで、その感動はいまもまざまざとよみがえります。”

あとになって、飯沢匡さんや川本喜八郎さんや土方重巳さん、与勇輝さんが参加されたことなど知ったそうです。川本さんがこの時代の仕事を「情緒人形」と呼んで否定されてる話が印象に残りました。

池田さんの心に今もシンデレラや人魚姫たちが生きていること、人形の皮膚やドレスやアクセサリーやセットに物語の世界に誘われたことなど、当時どのように絵本の世界を受け止められていらしたのか分かって興味深いです。

ちょっと、気になるのは、池田さんの御年だと読まれてたのは多分トッパンのストーリーブックのころなのではと思うのですけど。与勇輝さんはトッパンの人形絵本のころはまだ参加されてないんですが。

なんにせよ、今やマイナーな人形絵本について語ってくださるのは有難いことではあります。


人形絵本関連資料14

2010-02-09 23:16:01 | 人形絵本

与勇輝作品集 人形 求龍堂 1985年 寄稿文 布による彫刻 飯沢匡

あまり、人形絵本には直接関係ないですが。

日本の「フランス人形」と本場のフランス人形の話から始まって、人形絵本の人形製作者の一人として与さんを知ったこと、与さんの作品の素晴らしさ、芸術と手芸の違い(これは前々回のミセスギャラリーでも同じようなことをかかれてますが)など述べられています。飯沢さんの人形観を知ることの出来る文章の一つだと思います。

読んでいて、本当に飯沢さんは幅広い知識の持ち主だとあらためて思いました。全文ここに掲載したいくらいですが(他の資料もそうしたいですが)、印象に残るところを書き出してみます。

多くの日本の人形作りに精出している人々の仕事を見ていると「芸術」と「手芸」、「幻想」と「妄想」をとりちがえていると思われる。                                                                                                                                                                                                                    「手芸」の人形には生命感がないので、すぐに見分けがつくのである。                                                                                                                                                                                    与氏の人形には溢れるばかりの生命感が漲っている。

江戸末期、「生き人形」と言う言葉があり実物もあった。それが私の幼時期まで引き継がれていたが、詩情にはとぼしいものであった。                                                                                                       与氏について私が最も重視するのはこの詩情なので、最近ますますこれが濃密の度を加えているのを皆さんと共に喜びたいのである

                                            


見落としてました・・・

2010-02-07 00:16:34 | 人形絵本

今日、川本喜八郎 人形ーこの命・あるもの(別冊太陽) 平凡社 2007年を、図書館から借りてきて読み直したら、見落としていた箇所が見つかりました。”師匠のこと”という川本さんの文などです。

後日、追加訂正しておきます。

いままで書いて分を読み返すと、色々と説明不足な気がします。特に”フランス人形”に着いて何にも説明して来なかった・・・。

当ブログにおける”フランス人形”は、布をプレスして作ったマスクにふんわりしたドレスを着てるものをさします。これについてもドールフォーラムジャパン ”グループグラップの軌跡”のところで補足しておかないと分かりづらいですね。

あと、二つ資料を挙げたら、訂正したいと思います。