まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

岩本楼 その他の見どころ

2019-01-23 22:12:52 | ディテール
江ノ島の続き。

岩本楼の歴史は古く、鎌倉時代の岩本坊に始まる。後に江の島一山の総別当岩本院となり、弁財天を崇める将軍や
諸国大名などが江島神社を参詣する折の宿泊所としても利用された。
明治6年の廃仏毀釈の強行により、江の島の弁財天関連の全ての施設が取り壊され、八臂弁財天像や諸国大名からの
奉納品などは岩本院に「御下渡し」になったという。
岩本楼として旅館を開業したのは1874(明治7)年、そこからだけでも145年の歴史を誇る超老舗旅館である。
戦前戦後は造船会社や海軍部隊の宿舎として利用されたりもしたが、戦後に営業を再開した。
岩本楼の物語(公式サイト)


昔弁天堂として使われていた手掘りの洞窟が、現在洞窟風呂として、ローマ風呂と男女入れ替えで使用されている。
あちらもすごいが、この洞窟風呂もすごい!!


前に行った天草の湯楽亭を思い出すなぁ。


天井にはノミの跡がくっきりと。少しずつ少しずつコツコツと岩を削って、こんな大きな洞窟を作るにはいったい
どれだけの年月を要しただろうか・・・


この細長い洞窟は奥行が20mあるそうで、いちばん奥まで行くと鳥居がずらりと並び弁天様が鎮座されていたが・・・
何だか座敷牢みたいでちょっと怖い。。。


客室の方は(見た限り)どの部屋も快適に改修され、それほど古い意匠も残っていないが、館内にある「岩本楼資料館」
には改修前の部材の一部も展示されていた。





大広間も見せてもらった。


シャンデリアがきれい~~


ガラス玉がキラキラ!


外にはプールもあり、夏は富士山と湘南の青い海を見ながら水遊びができる。最高だね!
しかしこの時は10月、、、もうプールには入れなかった。


敷地内の古い和館にレリーフの銅板らしきものが使われていて気になる。。。あそこは何?


聞いてみたが、そちらの棟は従業員専用で立入禁止とのこと。え~、ずっと改修していなさそうな、そっちを是非
見てみたいなぁ。


あぁ、岩本楼、満喫した!!
こんな老舗の宿に、それほどびっくりするほどの値段でなく泊まれるのはうれしいことだなぁ~


さすがに空いている、朝の仲見世通り。


直近のニュースで、この片瀬江ノ島駅が2020年の東京オリンピックに向けて建替えられる予定だとか。
ええっそうなの!?この昭和のテーマパークみたいな雰囲気はなかなか貴重じゃない!?


さぁ、東京へ向かおう。

続く

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