
本当はこの山の話はちょっぴり嫌な思い出となってしまったので、お蔵入りにしようかと迷いました。
2008年10月第三週に登った時のレポートです。(遅い公開にも開き直りつつある今日この頃)
新潟県の守門岳は登る前までひとつの山の名前だと思っていました。
赤城山みたいな複数の山頂【袴岳(1538m)・青雲岳(1510m)・大岳(1432m)】の総称なのだそうです。
この山のすぐ東南にある浅草岳。以前ブログ「やまや」のやまやさんのホームページ「おいどんの山ばか登山」で秋の真っ赤な紅葉写真を見せていただいて、この秋は絶対見に行こうと計画していました。
千葉から遠い場所ということもあるので、どうせなら近隣の他の山も登ってみたい。
そこで車中泊しながら二日間滞在して、すぐ近くの守門岳にも登る事にしたのでした。
天気の良い日を浅草岳に優先しよう。そう決めて、前夜の予報で二日目は晴天、一日目は曇りの確立が高かった為、守門を先に登ることに決めました。
――今となってはこの行動に後悔の念が否めません。
「ついでに」なんて気持で登ろうとしていた為事前調査に欠け、ガイドブックに載っていることだけを頼りにしてしまい、想像もしてなかった悪路に散々な目にあってしまったのです。
ところがどうも道の様子がおかしい。定番コースのはずなのに、うっそうとした植物の生え方とか足場の状態がマイナーの雰囲気たっぷりです。
ぬかるみがひどいのなんの、下手するとくるぶしまで漬かってしまうほどの水溜りならぬ泥溜りがたくさんあります。
うーん…地図では駐車場からほどなく保久礼小屋に出るはずなのに、全く小屋に突き当たらないなー
赤城山みたいな複数の山頂【袴岳(1538m)・青雲岳(1510m)・大岳(1432m)】の総称なのだそうです。
この山のすぐ東南にある浅草岳。以前ブログ「やまや」のやまやさんのホームページ「おいどんの山ばか登山」で秋の真っ赤な紅葉写真を見せていただいて、この秋は絶対見に行こうと計画していました。
千葉から遠い場所ということもあるので、どうせなら近隣の他の山も登ってみたい。
そこで車中泊しながら二日間滞在して、すぐ近くの守門岳にも登る事にしたのでした。
天気の良い日を浅草岳に優先しよう。そう決めて、前夜の予報で二日目は晴天、一日目は曇りの確立が高かった為、守門を先に登ることに決めました。
――今となってはこの行動に後悔の念が否めません。
「ついでに」なんて気持で登ろうとしていた為事前調査に欠け、ガイドブックに載っていることだけを頼りにしてしまい、想像もしてなかった悪路に散々な目にあってしまったのです。
守門岳 コースデータ[2011年9月更新]
守門岳 標高断面図
守門岳 コース概念図
※これからここで表現する守門岳の道の様子は、プカプカの主観的なものです。
脚力にまったく自身のないヘタレ登山者の目で見た感覚ですので、
登山慣れした方々にはコースガイドというよりは感想文程度に捉えていただけると幸いです。

ぬかるみがひどいのなんの、下手するとくるぶしまで漬かってしまうほどの水溜りならぬ泥溜りがたくさんあります。
うーん…地図では駐車場からほどなく保久礼小屋に出るはずなのに、全く小屋に突き当たらないなー
20分位進んでからようやく方位磁石と地図を照らし合わせて(判断遅過ぎ)「登山口が間違ってた」と気付きました。
地図の登山口名称はよく見ると「保久礼駐車場」。
プカプカが入った所は「保久礼登山口」。 ふがーん
地図には「二口登山口」と「保久礼駐車場」の名前しか載ってないけど、その中間地点に駐車場のマークがありました。多分そこが自分の入った「保久礼登山口」だったのです。 名前変えておくんなまし
間違ってなければ保久礼小屋まで5分もかからなかったはずのところを、片道40分のコースに進んでしまった。かなりの時間ロスだけど今更戻っても仕方ないのでそのまま歩きました。
出鼻から凹みモード。 うう…
地図の登山口名称はよく見ると「保久礼駐車場」。
プカプカが入った所は「保久礼登山口」。 ふがーん

地図には「二口登山口」と「保久礼駐車場」の名前しか載ってないけど、その中間地点に駐車場のマークがありました。多分そこが自分の入った「保久礼登山口」だったのです。 名前変えておくんなまし
間違ってなければ保久礼小屋まで5分もかからなかったはずのところを、片道40分のコースに進んでしまった。かなりの時間ロスだけど今更戻っても仕方ないのでそのまま歩きました。
出鼻から凹みモード。 うう…


「二分Pへ15分」「二口Pへ35分」
歩いて来た方向を指し示してますが、プカプカが入山した登山口の名前がありません。
二口Pは二口登山口として二分Pはどこだろう?地図にもない。
そして二口の標識にはP(駐車場)って書いてあるけど地図には登山口って書いてある、この表現のムラ…
公式に名前を決めるわけじゃないから山にはこういうのがよくあるんですよね。
全く違う地名で同じ登山口を示している標があるのも、いつものこと。
今回 保久礼登山口と保久礼駐車場は同じだと思ってしまった要因はそこにもあるわけです。
プカプカのツメが甘いのが一番の悪因ですが…
7:05 保久礼小屋 なんとか保久礼小屋(避難小屋)に到着。

道もここからはしっかり整備されてます。
7:50 キビタキ清水(水場)
保久礼小屋前よりずっと水量の豊富な水場です。補充するならこっちの方がいいかな?
守門岳の土壌は粘土質の為に非常に水はけが悪いようで、多くの登山者に踏締められた深い溝にはいつ降ったかも分からない古い水溜りができています。
登山者の靴に付着した泥は落ち葉の隙間に隠れた岩や石にこすりついて、これがまた滑ります。
足元がおぼつかなくてちっとも葉っぱを見上げながら歩けないよー
このぬるぬるに滑る道を、あとで下山して来なくちゃいけないんだ…
なんだかすごーく不安な気持ちでした。
9:00 不動平
尾根筋に出ると太陽の光差し込む明るい平坦な道がしばらく続きました。
9:07 天狗岩屋清水(水場)
「100m この先水場なし」と書かれた看板があります。どんな水場かチェックしてません。
そして、再び現れる粘土の道…
普通に歩くだけでもうっかりすると滑ってしまう為、
油断がなりません。

9:35 大岳の山頂(展望なし)
この先に少し歩くと眺めのいい休憩に適した場所がありました。
片側だけ開けていて、目の前が登山道になっているので邪魔にならないように岩に腰掛ければよさそう。
すぐ近くには広場のような場所もありました。この山の幕営情報は知りませんが、テントを張れそうな広さでした。(人がいたので撮影なし)
粘土質の土と岩の道は生い茂った低木や植物に隠れて、足元がよく見えません。
見えない分、ぬるぬる滑るのが余計怖かったです…
転ぶのは嫌だから妙に力んでしまって、疲れを増す一方でした。
鬱々とした気分になりつつも、時々樹間から見える景色がとってもきれいで、ひと時癒されます。
登山者の靴に付着した泥は落ち葉の隙間に隠れた岩や石にこすりついて、これがまた滑ります。
足元がおぼつかなくてちっとも葉っぱを見上げながら歩けないよー
このぬるぬるに滑る道を、あとで下山して来なくちゃいけないんだ…
なんだかすごーく不安な気持ちでした。


尾根筋に出ると太陽の光差し込む明るい平坦な道がしばらく続きました。
9:07 天狗岩屋清水(水場)
「100m この先水場なし」と書かれた看板があります。どんな水場かチェックしてません。
開放的な尾根道は次第に樹林に隠れていき、また登りが始まります。

普通に歩くだけでもうっかりすると滑ってしまう為、
油断がなりません。

9:35 大岳の山頂(展望なし)
この先に少し歩くと眺めのいい休憩に適した場所がありました。

すぐ近くには広場のような場所もありました。この山の幕営情報は知りませんが、テントを張れそうな広さでした。(人がいたので撮影なし)
これから向かう青雲岳と袴岳の方角。 逆光がひどくて景色がよく見えないな~
烏帽子岳 かっこいいなぁ
粘土質の土と岩の道は生い茂った低木や植物に隠れて、足元がよく見えません。
見えない分、ぬるぬる滑るのが余計怖かったです…
転ぶのは嫌だから妙に力んでしまって、疲れを増す一方でした。
鬱々とした気分になりつつも、時々樹間から見える景色がとってもきれいで、ひと時癒されます。
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