Habitas---Information and Design for Indoor Climate

~PS IDICの徒然草~
ヒトにも地球にも優しいIDICのエコ冷暖房☆
森の真ん中にポツーンと在ります♪

老舗温泉と室内気候

2007-08-28 08:28:00 | 今日のIDIC
今日のIDICは

日本の温泉...それは心身のリフレッシュも意味するのではないだろうか。

差別化していかなければ、どんなに泉質の良い温泉でも集客はできない

老舗温泉がISO等を取得したとしても、実際に快適な客室・温泉・脱衣所が無ければ
決して集客にはつながらないのではないかと思う。。。


天井から熱風がバンバン吹き込む脱衣所や客室に癒しがあるのだろうか


温泉で程好く温まった体を拭いて、お気に入りの浴衣に着替える、
客室でお膳の前に座る、そういった行動ひとつひとつが
心身のリフレッシュにつながるはずなのに、布団に入ったら、空調機の音がうるさい。。。


これでは、何一つとして癒されるどころか、
(せっかく遠くまで来たのに…)
(OFFにすると寒いし、ONにすればうるさくて眠れない)
などとストレスを抱え込まずには居られない状況に陥るかもしれない。。。







たくさんのお客様をお迎えしなければならない温泉旅館やホテルにとって、
ひとりひとりのニーズに答えることは非常に難しいことかもしれない。

しかし、少し機器を見直すだけでそれは以外にも簡単に落ち着くものなのではないだろうか。


IDICのゲストハウスは決して静かではない。
テレビもラジオも無いが、夜は仕事を終えて一日の疲れを癒すかのように
人々の会話が行き交い、そして朝早くから鳥のさえずりが響き渡る。
小川のせせらぎは24時間聞こえてくるのである。
時折、機械室からは薪ボイラーの音が聞こえてくる。


でも、それらは都会の喧騒からは掛け離れた普段は気にも止めないような音だったりする

本当の癒し、心身のリフレッシュとは
室内気候が確立してこそ求めることができるのかもしれない・・・