2014年8月11日月曜日 雲り時々晴れ
1ヶ月以上ぶりにKLE400を車庫から出した。忙しいのと悪天候でなかなか出動できなかったのだ。台風一過で比較的安定したお天気で仕事は休み。九州道の駅制覇の旅も折り返し残りは宮崎・鹿児島が主になり、秋が終わるまでには仕上げたい。それに向けて、車両整備でもとエンジンオイル・エレメント交換に各部消耗品点検を兼ねて最寄の〇〇に行った。そして、思い切ってヴェルシス650の見積もりをお願いした。いろいろ込みで100万120円也。帰宅後ルンルンで見積書を家内に見せると、一瞬で却下された。15,800円、漢の約7年ローンでという目論みは一瞬で泡に帰すことになった。うすうす分ってはいた。受検を控えた中三の娘、来年中学生になる小六の息子。この状況で新車を買おうなど夢のまた夢であったのだ。また、分ってはいたがKLE400の下取り価格が「めい一杯で片手ですね」との店員さんの言葉。片手、50万でも5千円でもないだろうから、5万円ということだろうと推測し笑顔で「そうですよね」と大人な態度で返したが、内心「ふざけるなバカヤロー」である。5万円で手放す位ならヴェルシスと2台所有してやると思ったが、ヴェルシス所ではなくなった。どうにも、我が愛機KLE400とは人生を共にするしかないようである。人生に於いて、「今」は重要である。「子ども達が巣立って余裕が出来てからにすれば良いじゃない」と家内は言う。が、今の体力、気力がそれまで維持でき、バイクに乗れる体かどうかすら分らないじゃないか。今走らなければ、いつ走るというのか?でもまぁ、同じKLEの車名を持つヴェルシス650、KLE650CCFへKLE400から乗り換える意味はさほどないように思える。思えるから、以前からそんなに気にならなかったモデルなのだ。店員はパワーだのなんだのが違いますよと言う。そりゃ排気量250cc違うし、基本設計20年も違うから違って当たり前だ。それに、良い大人がパワーだのスピードだのがセールストークとは馬鹿じゃないのか?。が、心が動くほど違うのかと言えば「否」と答えるしかない。在庫切れのパーツもちらほら見受けられるようになったが、やはりこのKLE400と共に駆け続けることになる。絶滅危惧種とて容赦はしない。KLEよ、この先の旅路もよろしく頼む。
2014年6月25日木曜日 曇り。
ツーリング中、他のライダー達はどのようにして時間を確認しているのだろうか。
私はこれまでGショックかプロトレックの腕時計を、文字通り腕に巻いて使っていた。
少し手首の布地が短いグローブをこれまで使っていからそれでも問題がなかったが、グローブをGP-Xにしてから腕時計を装着することが出来なくなったのだ。ハンドルに腕時計を巻いてみたり、タンクバックに入れてみたりと試みたがしっくり来ない。とりあえずウエストベルトにGショックを巻いて使っていたが、走行中は時間の確認が出来ないのでどうしたものかと思案していた所、このバイクに装着する電波時計を見つけたのでした。
◆TANAXモトフィズ電波クロック(黒)とパナのCR2032
電波時計なので時間が正確!しかも雨の日も安心な防雨設計(完全防水ではないので注意)、バックミラー部へ専用のステーで取り付けるか、パイプハンドルへの取り付けが可能という商品である。カラーバリエーションは黒とシルバーだが、黒を購入した。電池が一つ付属しているが、新品の電池を用意してスタンバイ。品物として防雨設計・電波時計と言うのは魅力的であり、安い時計をハンドルに巻くよりずっと大人な感じだ。店頭で見比べた際、シルバーは微妙だったが、黒は質感的にもそれほどチープさを感じない(個人差有)。バックミラー部取り付けであれば、バイク本体に要らぬ傷や汚れをつける事もない。気になるのは各主要部の取り付けが強力両面テープであることである。どこが、というのは防犯上控えさせていただくが(気にすることもないがw)例えば、「太陽光の反射も軽減するシェード付き!」のシェードは本体に強力両面テープで接着するのだが、きっちりセンターに取り付けないと気になる派には手強いパーツだ。超強力な両面テープのおかげで一度失敗すると後戻りが出来ない。無理に剥がして修正すると接着力が著しく低下するという。走行中に吹き飛んでは堪らない。印がないので当然どこがセンターなのか分らないから、先ずはセンター出しという下らない作業を開始する。マーカーでセンターの印をつけるが、今度は正確にそこへ貼れるのか!震えるおっさんの手作業で満足な結果を得られるには結構大変。まぁ、それも楽しみの一つだけれど。また、ステー取り付け後の本体裏である。
◆裏蓋。
写真では分り難いが、穴の開いたステーに本体を取り付けた所である。中央部に電池の裏蓋がある。ステー取り付け前に電池を入れての作業だったが、取り付け後に良く見ると微妙に裏蓋にステーが掛かっているようでこの後電池交換できるのか不安だ。一度新品電池を入れ綺麗に閉めた裏蓋をまた開けることもないなぁと思いそのまま放置。まぁ、この辺は個体差なんだろうし、取り付け時に注意することで回避できるので、次買うことがあったら注意したい。で、バックミラー部へステーを取り付け完成。
◆KLEのバックミラー部に取り付けた電波クロック。
タンクバックを装着した状態で、ハンドルを一杯に切っても干渉しない所を調整しながら取り付け完了。結構な存在感です。これだけデカけりゃ視認性も抜群だろうし、ELバックライト付きなので夜間も安心だ。というか、思った以上に存在感あり。ちょっと邪魔臭い気もしないでもないが、折角取り付けたので壊れるまで使いますよ。
・今回の費用 3,055円
追記・ブログアップした後に読み返したら、なんとなくアフリで儲けようとしているブログのようで嫌になった。そういうブロガーの肥しになりたくはない。ですから、私もそんなのはやらない。あくまでも我がKLEに関するetcとしての単純な記録であります。まぁ、読者が殆どいないから気にすることもないかも知れないが、私の少なからずある自尊心が許さないので、ここで弁明させていただきました。
2014年6月13日金曜日 快晴。
注文していたレギュレータが届いた。
◆新品レギュレータ。
謎のエンスト症状の原因がバッテリー消耗であり、その原因にバッテリーへ充電できるだけの電気が来ていないということまでは分った。そこで、まずはレギュレータの故障を疑い、新品と交換することにしたのでした。KLEのレギュレータはシート下にあり、冷却水リザーバータンクを外して10mmボルト2本外すだけで容易に外すことが出来る。
◆新旧レギュレータ。外観だけじゃ壊れているのかどうか分らない。
そこへ新しいレギュレータを取り付けるだけ。
時間は5分もかからない。
◆交換したレギュレータ。外観は以前と変わらない・・・。
で、エンジン掛けて簡易テスターでチェックすると、1000回転ちょっとで14.5V出ている模様。
◆簡易テスターでチェックすると14.5V出ていて安心した。
交換前は12~13Vしか出ていなかったのだから直ったってことだろうか?
って、直ったよね!
とりあえず、今度の休日にショートツーリングで試してみようと思います。
・今回の費用 11920円。
2014年6月8日日曜日 曇りのち晴れ。
カワサキコーヒーブレイクミーティング、北九州の平尾台に行って来ました。
去年は行けなかったので、霧島以来となりウキウキです。
今回は中三になる娘とのタンデムランで向います。
国道322号は覆面パトカーがお仕事をしており、平尾台入り口では警察官とカワサキスタッフがフラッグを振ってスピード落としてと合図し、峠道は要所要所に警備員が立ってスピード落とせと合図していました。会場である「平尾台自然の郷」駐車場に着くと雲の中のようで白く煙り、霧雨のような感じでジワジワ降っている感じ。
◆会場に到着!
◆ガスで白く煙っています。
娘と早速受付をして、ステッカーを貰いマグカップを買ってコーヒーを戴きました。
コーヒー飲みながら会場に訪れている皆さんの愛車を見学。
KLEファミリーは、KLE400は見たところ私の1台、KLE250アネーロが1台、ヴェルシス8台、ヴェルシス1000が1台という所。私は参加できなかったが、100回記念の淡路でKLE400・500が結構な台数集まったと聞く。それくらいのイベントじゃないといよいよ他人の乗ってるKLEを見ることがなくなって来たようです。その代わり、ヴェルシスを多く見るようになったな。諦めてヴェルシス・・・。うーん、ちょっと違うんだよなぁ。と、しげしげと見て回りました。
◆お昼前になると、少しずつガスが晴れてきて気温も上昇。
◆トークショーの後は、恒例のイベントでお開きです。
娘と2人で望んだジャンケンは毎度のように全敗。しかし、今回来場している一番若いライダーさんが16歳17歳共に可愛らしい女の子。娘よ、来年はお前の番かもよ。女の子が16歳になって出来ることと言えば、そう、バイクの免許が取れること!もしそうなったら、KLE探してきて娘に買ってやろうかな(やけくそ)。帰りは行橋の方へ抜け、国道沿いのハンバーグ専門店でランチをし家路に着いた。
帰宅後、バッテリーをチェックするとやっぱり消耗していました。無事帰り着いてよかった。
◆帰宅後のバッテリーの状態。早く直さなければ。
・本日の走行距離 58km
・本日の旅費 3200円
先のツーリング時に不調になった我がKLE400。
症状は、昨年秋に悩まされた謎のエンストと同じ様子である。
とりあえずカウル外してタンク外してエアクリーナーを点検。
◆この前の点検時より少し汚れているが、問題なし。
次にバッテリーの点検。
◆バッテリーの状態が・・・
ツーリング前に充電器でフル充電して13.2V近く出ていたのだが、なんと12.0Vしかない。新品に交換してまだ半年、走行距離で2000kmくらいしか経ってない。次にエンジン掛けて測ると一瞬14.5Vのランプが点いたが、直ぐに12.0Vになり、アクセル煽ると13.2Vまでランプが点るようになったが不安定で12.6~13.2Vを行ったり来たり。なんじゃこりゃぁ。
◆バッテリーを一晩充電した状態。13.2Vまで回復した。
◆で、エンジン掛けてチェックすると、アクセル煽っても弱く13.2Vのランプが点く程度・・・。
あぁ、電装系トラブルか。この金のない時と、KCBMとに、昨年来KLEの不調に見舞われる。KCBM in 北九州は平尾台であり、往復100kmくらいなのでフル充電バッテリーの容量だけで行って帰ってこれるかも!?あぁもう、もうどうしてくれよう。
先日の息子とタンデムツーリング中、完全に動かなくなった我がKLE。
不調の原因をあれこれ考えて再度調べてみた。
JAFさんにレスキューしていただいた際にテスターで調べてもらった結果では、
バッテリーの電圧は12.4V以上あり、オルタネーターも機能している様子だった。
アイドル回転数が1000付近だとマイナスになっていてその時は充電されないみたいだったが、少しアクセルを捻れば十分に電気は来ているようだった。
さて、それを踏まえて自宅で再チェックである。
1000円の安い簡易チェッカーでバッテリーのチェックをすると12.6Vはあるという表示を示す。このチェッカーではバッテリーの状態は良好ということになるが、実際としてこのバッテリーではセルがうんともすんとも回らない。KLEはフルトランジスタ制御バッテリー点火方式であるので、バッテリーが逝ってしまうとこういう症状になる。静負荷時の電圧が12.6Vはあるようだけど、これまた安い充電器で充電しようと端子を繋ぐと短時間でFULL充電状態に切り替わる。電圧を測ると今度は13.2V付近となるが、やはりセルは回らない。
総合的に考えてMFバッテリーの寿命と考えるのが妥当のようだった。
MFバッテリーの突然死はよく聞くが、これが今回走行中に起ったのだろう。
まだJAFさんに連れて帰ってもらえる範疇でラッキーだったという他ない。
交換して2年だったが、3000円台の中華MFバッテリーである。
こんなものなのだろうし、まぁ、前兆はそれなりにあったにも係わらず特定できなかったのは私がヘボであるからに他ならない。
ここは素直に新品のバッテリーと交換することにした。
今度は中華製を避けて台湾ユアサ(少しはマシかもと思うがどうだろうか?)をチョイス。
0.8Aで丸1日充電し、更に2日間トリクル充電にて放置し13.2V以上の状態の新品バッテリーを積んでセルを回すとドルン!とエンジンは息を吹き返した。
◆台湾ユアサのバッテリーYTX-12BS。3000円台の中華バッテリーよりはマシ?
この状態で簡易チェッカーを繋いでオルタネーターの状態をみると14.5V付近の出力は出ているようで問題はないようである。
◆とりあえずオルタネーターは問題ないようで安心した。
しかし、MFバッテリーってチェッカーで電圧みるだけじゃ状態がはっきりわからないんですネェ。まぁ、そのチェッカーもアバウトな安物使ってるから悪いのかも知れんけどw今回は良い勉強になりました。
2013年11月4日月曜日祝日 晴れ。
妙なエンストであれれ?とKLEを一通り見てみたが原因は今一分らなかった。
とりあえずばらしていたKLEを組上げてワックスかけてピカピカにしてセルを回せばエンジン一発でかかって快調のように見えた。
天気も良いし、様子見がてら息子とタンデムでその辺一周することとなった。
夏休み以来、バイクに乗れるとあって息子も大喜び。
その姿に興が乗って美味しい昼食でも食べに行こうかと足を伸ばした。
エンジン絶好調!県道65号を西に駆け快調に進む。
峠を下りきり太宰府駅付近まで来て渋滞に巻き込まれた瞬間だった。
プスンッ!
それは突然やってきた。
片道44.5km快調に走ってきたのにここで止まるのかよ、しかも子供連れで!
それ以降、うんともすんとも言わなくなったKLEを安全な空きスペースに移動させとりあえずJAFに電話をした。約1時間後に現地に到着とのことだった。
この感じ、明らかにバッテリーが逝ってしまったようだ・・・・。
フィッシュファイターさんが教えてくださった通り、オルタネーターの故障だったのか。
ばらしてチェックしたときは電気来てたと思ったのになぁ・・・。
安い(1000円台の)チェッカーだもん、仕方ないか。
さて、突然のアクシデントに戸惑うことなく、この状況を今のところ楽しんでいるように見える我が息子。陽気である。しかも、まだ美味しい昼食にありつけると信じている。健気である。
オヤジの方はどう帰るか思案中である。
バッテリー繋いでもらって、エンジンが安定して掛かれば自走して帰ろう!と往生際の悪いことを考えてみたり。
とりあえず現場でバッテリーまで見える状態にしてJAFが来るのを待とうと作業開始。
これがまた腹が立つことにバッテリーまで到達するにはシート両脇のサイドカウルを外し、10mmボルトで固定されたシートを外さないといけないが、車載工具ではボルトの頭を舐めて回らず外せなかった(笑)車載工具の馬鹿野郎!
◆車載工具じゃこのボルトすら回すことが出来なかったw
諦めて何か美味しいものでも売ってないかと周りを歩くが、梅ヶ枝餅位しかなく息子に食べるか?と聞くと要らないという。まだ美味しい昼食を諦めてない様子である。ここで梅ヶ枝餅を無駄に食べてお腹を膨らませたくないらしい。さすが我が家きっての大食漢である。
とりあえず無駄な努力はやめて体力温存策に我が親子は切り替えた。そう、座り込んだのである。が、程なくしてイケメンJAF隊員さんが到着。
とりあえずバッテリーを繋いでもらってエンジン始動。
ブルルン!と掛かるがブースターを外すとエンジンストール。
バッテリーが完全に逝っているようだ。
さらに高級テスターで測ってもらうと、オルタネーター自体は発電しているもののアイドル状態だとマイナスだった。エンジンを吹かすとプラス、アイドル状態だとマイナス・・・。どうも、回転低いとしっかり発電してバッテリーまで電気が行かない様子だった。そういや、この前なんとなくアイドルでの回転数を少し落としたっけw以前は1500回転ほどだったが、ちょっと高いだろと1000ほどに落とした。現場でJAFさんのテスターで測らせてもらうと1000回転ちょっとだとマイナスになっている。少しアイドリングを上げて1500ほどにするとようやくプラスに転換した。どうも、この辺に問題ありのようだが、自走は困難であると判断、運んでもらうこととなった。JAF会員であるのだが、無料で受けられるロードサービスの距離は15kmであり、その後1km毎700円となる。自宅まで帰ろうと思うと30kmは有料となってしまう。大変な出費だ。頭を抱えてたが、そういや任意保険のロードサービスを利用できればと保険屋さんに電話すると10万円までのロードサービスを保障するとのことだった。JAFのロードサービス距離にして100~120km。十分自宅まで帰れるので安心した。こうして我が親子は無事自宅に帰還することが出来たのである。
◆JAFのお兄さんが到着してテンション上がる我が息子。
帰りの車中、JAFのお兄さんが息子に「大きくなったらバイクの免許とる?」と聞いたところ、「わからん!」と答えたのは本心なんだろうw
息子よ、そう言わずに大きくなったら一緒にツーリングに行こうや。
・本日の走行距離 44.5Km
・本日の旅費 2,000円
フィッシュファイターさんのアドバイスを受け、初めに思い浮かんだのがエアクリーナーのチェックである。
7月にプラグ交換、エアエレメント交換などのメンテナンスは一通り終え復調していたKLEだが、先の内大臣林道ツーリングの帰路から謎のエンストという症状が現れ始めた。但し、いつ起るかわからないという再現性の低いもので、原因を特定するには経験を必要とするのだろうが、KLEでこの症状を直近で感じたのはエアクリーナーの破れだった。これは新品のエレメントに交換することで改善した。経年劣化だと思ったが、そういえば低速で引っ張った時にバックファイアをすることがあった。その影響で破れたのかも知れないと思ったのだ。そして、前回のツーリングでも数回パンッという炸裂音がマフラーで起った。もしかしてこれが原因かもしれないと思い至り、仕事から帰宅して早速KLEを解体することとしたのである。
が、エアクリーナーは綺麗そのものであった。ここじゃなかったか、原因は・・・。
◆7月に交換した状態をキープしてくれて嬉しかったよ、エアエレメントさん。
では、どこだろう?と、今日はここまでが限界です。
うーん、KCBMinハウステンボスまでに直したいなぁ。