コミネ SK-688 スプリームボディプロテクターを買う。

2016年6月10日金曜日　晴れ。

　最近、バイク事故のニュースで中年以上のライダーの死亡事故ニュースを良く見かける。
以前はたいして気にもしていなかったが、歳をとったせいかなのか、そういうニュースが気になって来た。
先日もTVニュースで自動車と大型バイクの衝突事故で火災になり中年ライダーが亡くなっていた。
原型を留めていない大型バイクの色の一部がカワサキ車と思われるグリーンであり、
バイクのことを殆ど知らない妻でも「あのバイク、カワサキじゃない？」と言ったのには驚いた。
　ツーリングに出かけようと思う時に、スムーズに出発できない時がある。
良くあるのが、いつもの場所にバイクの鍵が無く探しても出てこないとか、急に仕事が入る、雨が降る、妻がグズグズ言う、愚痴るといったものだ。
こういった時は、「今日はバイクに乗るな」という暗示だとして乗らないことにしている。
それでも、もしもの際に少しでも役に立てばとプロテクター類を物色していた。
オートバイ事故の死亡要因は頭部打撲に次いで胸部だという。
現在着用しているゴールドウインのジャケットは肩・肘パットだけなので、この中に着れないかと購入したのがコレだ。


◆コミネSK-688 スプリームボディプロテクターLサイズ

　5,000円以下で胸部と背中をプロテクトしてくれるコスパに優れた製品。
コミネ製は、以前グローブを買って以来の2点目になる。
1万円程度した皮のグローブはデザインは良かったものの耐久性がなく二年と持たずに穴が開いてしまった。
これでコミネ製は買わないと思っていたが、今の私に贅沢を言える余地は無い。
色々思案した結果、選んだのがコレだった。
身長171cm体重63ｋｇ、車両がKLEの私は、サイズLで丁度良かった。
サイズはMから2XLまであるが、胸部は同一で背中のプロテクターの枚数に差があるだけという。
枚数によって背中のプロテクター長が異なる仕様で、体格だけでなく車種によってのサイズ選びになるだろう。
早速、Tシャツの上に装着し、その上にジャケットを着てみた。
ジャケットの肩パットが少し干渉するものの違和感はない。
しかし、これを着用するとウエストバッグやヒップバッグの装着が困難になった。
ツーリング時には必ず装備していたものなので、どうするか思案しなくてはならない。
　
　さて、プロテクターを装着して鏡の前でウロウロ。
息子に「どうだ、カッコいいだろう」と見せると、すかさず胸部に軽くパンチしてきた。
「お、硬いね」と息子。
「これでもしもの時も安心だぜ」と私。
続いて妻にプロテクターを着用した雄姿を披露し「これでもしもの時も安心だぜ」と言う私に、こう返してきた。
「パパの生命保険、事故で亡くなると保険金大目にでる特約が付いているのよね」。
少し間を措いて、「冗談冗談（笑）」。

・・・。

また、不要なものを買ったのかも知れない。

◆今回の購入費用　4,578円