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長崎市長銃撃 行動パターン把握 雑踏警備のすき突く
銃撃された長崎市の伊藤一長市長(61)は22日投開票の
市長選挙へ向けての選挙活動中だった。普段は行動スケジュー
ルが把握しにくく、一般人がなかなか近づけない政治家だが、
選挙期間中は街中で直接、有権者と接し、予定もつかみやすい。
選挙に詳しい関係者からは、立候補者特有の行動パターンが狙わ
れた、と指摘する声も出ている。
伊藤市長は17日午後7時50分すぎ、この日の街頭での選挙
活動を終え、JR長崎駅前の選挙事務所に戻った。選挙カーを降
り事務所に向かうところで、背後から至近距離で撃たれた。
公職選挙法は選挙運動期間中、午前8時から午後8時までの間
に限り、選挙カーからの連呼行為や街頭演説を認めている。
このため、候補者は午後8時ぎりぎりまで街頭演説をはさみながら
選挙区を車でまわり、直前に選挙事務所に戻るのが通常だ。
城尾容疑者は、伊藤市長が午後8時ごろに事務所へ戻るとみて、
待ち伏せしていた可能性が高い。
選挙期間中は、応援に訪れる政党幹部ら警護対象者をのぞき、
基本的には自治体の首長であっても警察の警備はつかない。候補者
それぞれの自由な選挙活動が保証される半面、有権者と商店街など
で握手をして支持を訴える「モモタロー作戦」などは、悪意を持った
者も容易に近づくことができる。
選挙期間中のセキュリティー対策は個々の陣営に委ねられることに
なるが、いかに多くの有権者と触れ合ったかどうかが得票を左右する
面もあり、ものものしい警備をする陣営はない。
ヤフーニュース
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立候補者特有の行動パターンが狙われた、との指摘は正しいです。
当然、容疑者も現場である程度の情報収集をしてから襲撃している
はずです。
このような日常的な行動を取る際には注意が必要です。
襲撃を防ぐ為に到着時間と到着場所を変更する事は警護計画上では
基本的なことです。
また、記事の中では「ものものしい警備」が選挙にマイナスになる
ような記述がありますが、実はものものしくない警護方法もあります。
クライアントの方が望まれるのであれば、このような警護方法を取る
事も1つの方法です。
今後は長崎市の現職の市長には警察の警護を義務付けるべきだと私は
思います。
伊藤市長のご冥福を心からお祈り致します。
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