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一昨日、長崎県警の安全メール・キャッチくんから
の声掛け事案のメールが届きました。
メールの内容は、以下の通りです。
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4/18(火)午前7時30分頃、西彼
杵郡長与町から長崎市昭和町行のバス車内で女子
児童に対する声掛け事案が発生しました。
中年男性が隣の座席に座っていた女子児童に対して
「何年生?飴をあげるから今日一日だけ付き合って」
と声をかけたかけたものです。
保護者の方は子どもさんへの注意喚起をお願いします。
[注意事項]
見知らぬ人から声を掛けられた時は大声を出す。近くの
人に助けを求める。
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キャッチくんメールには、このように簡単な対策なども
掲載されております。
さて、実際のキャッチくんメールの内容は文字数の関係で
これだけなのですが、私の個人的な意見ですが、他の情報も
載せて頂ければという気が致します。
それはどのような情報かと申しますと不審者と女児の接触時
の状況などです。
例えば、「不審者は女児がバスに乗車する前から車内(その席)
にいたのか?女児の乗車後に乗車して来たのか?」といった点で
す。
通常、不審者が座っている隣に上手くターゲットの女児が座って
くれるとは限りません。不審者がバスに途中から乗車しても、ター
ゲットのなりの席が空いているとも限らないものです。そこで不審
者は高確率でターゲットの隣に座る事ができる可能性が高い方法
を考えます。
①路線バスの運行経路内に幼稚園などの施設があるかどうか?
②その路線バスを利用する女児はどの程度か?
③利用する時間帯は何時ごろか?
単純にこれだけではありませんが、上記の方法以外にも
①車内での女児の座席位置(空席状況、運転席からの距離、位置関係等)
②女児の性格(おとなそう、我慢強そう等)
③周辺の大人たちの状況(無関心、居眠り等)
なども不審者が声掛けが可能かを判断する重要な要素になると思
われます。
これは図書館などの公的な施設や場所での児童に対する声掛けが
行なわれる場合も同様ですが、ターゲットが座っているところに不
審者が近寄って隣の席に座り、声掛けを行なう場合が多いようです。
これは相手(ターゲット)が座っている状態という事で「逃走」する
場合の初動の遅さなども理解した上でのターゲットの選定なのかも
しれません。
このような場合も、子ども達は「不自然さ」というサイン(兆候)で
不審者を認識することが可能だと思います。
「この男の人はなぜ他の座席がたくさん空いているのに、わさわざ
私の隣に座るのかな?」(特に目的がなければ、心理的に乗車口
に近い方の空席から順に座るはずです)
では図書館やバスの車内で不審者から狙われないようにするにはどうすれば
良いのか?是非皆さんで考えて見て頂ければと思います。
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