防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

児童の登下校時の安全対策(防犯ブザー)について

2005年12月26日 | 子供の防犯

皆様、おはようございます。

先週、PTAの活動で朝から40分程度、
小学校の入口近くの横断歩道に立哨しまし
た。

私の立哨位置の周辺は、通勤車両の交通量
が多く、車の動きに注意しながら、児童を
を横断歩道から安全に渡らせていました。

そのエリアはある程度開けた場所で、住宅
も多く、人や車の交通量も多い場所です。
犯罪社会学的に言えば、『交通事故発生の
危険性は高いが児童の誘拐などの発生の危
険性は低い場所』となるのではないでしょ
うか?

ところが私はその場所に立って気付いたの
ですが、実際にはそこは「子供にとって安
全な場所」ではありませんでした。それは
人と車の流れが途絶える時間帯が必ず十数
秒程度はあったからです。
この時間は犯罪者が特定の条件で車を上手
く利用する事が出来れば、十分に誘拐可能
なものでした。私は何度か頭の中でそのシ
ーンをシュミレーションして、何度やって
も「誘拐可能」なのが分かると同時に背筋
が寒くなりました。


その後、登校中の児童にも挨拶をしていた
のですが、広島、栃木の事件後にも関わらず
防犯ブザーを付けた児童は10人に1人程度
、それも正しい位置につけた子供はゼロとい
う状態でした。

そこで登下校時の安全対策の一例をご紹介
致します。

①防犯ブザー(音量120db以上)
②防犯ブザーつり
③防犯ブザー携帯中ステッカー
④実際の犯罪に対応した防犯教室の受講

以上の4つです。
防犯ブザーは利き手の逆の肩紐に②の防犯
ブザーつりで取り付けて下さい。
これは緊急時に子供が利き手が使えるよう
に考慮しての理由です。
③のステッカーも犯罪者にターゲットにさ
れない目的です。
④の防犯教室では、このような防犯ブザー
の取り付け方や使用方法、不審者との距離
の取り方や逃げ方、手をつかまれた場合の
離脱方法、身の回りの物を使った護身術な
どをきちんと指導してくれるところが良い
と思われます。

以上、もし皆様よろしければご検討下さい。


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