防犯ボランティアグループ PRO-ACTIVE SECURITY 活動日記

ストーカー被害者の支援,体験型親子向け防犯セミナー,護身術セミナーなどを開催している長崎県の防犯ボランティアグループです

~危険回避を学び吸収する子供たち~ 「防犯教室の現場から」

2006年03月15日 | 子供の防犯


3/13(月)の書き込みでもお伝えしましたが、今迄に開催した
こどもを対象にした防犯教室などの現場を見ていると、子供たちの
柔軟な発想や着眼点などに驚かされる事が多々あります。

マスコミなどでも有名な子どもの危険回避研究所の横矢所長のある
インタビュー中でも「子供たちのほうがしっかりしているケースは多い
ですよ。親たちも負けていてはいられませんね。」というようなコメント
もあるくらいです。

先の防犯教室でも我々の教えた護身術をアレンジして別の技を考えた
女の子もそうですが、実は当日に防犯教室の中で、実際に私の身内
(いとこ)が被害に遭った「車による連れ去り未遂事件」の事例を挙げ
た時も、私と同じ『未然防止』の回答例を他の保護者の方々が気付くより
も早く、真っ先に答えた小学生の男の子もいました。(

昨夜も食事後に娘と手を掴まれた場合の離脱技の練習をしていると、
娘はとっさの判断で私の教えた技にさらに1つの動作を加えて、より
「効果のある」技をやってくれました。技を受けた私も突然の激痛に
思わず手を離してしまいました。

「どうすれば、相手の攻撃を避けることができるか?それをすでにあなた
の体は知っている。私はそれをあなたに気付かせるだけ」

というある海外の武術のインストラターの方がおっしゃっていらっしゃっ
た言葉を思い出しました。
私も子どもに色々と詰め込もうとするのではなく、もっと自発的な意見や
行動を促すような指導スタイルにしようと思いました。

「我々の撒いた防犯の種を子ども達が如何に芽吹かせるか?」
                     これからの我々のテーマです。



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