◇ 来週は0.25%の利上げでほぼ確定 = ダウ平均は先週78ドルの値下がり。FRBは来週3日に金融政策を発表するが、0.25%の利上げになることはほぼ確定的。市場は完全に織り込んでおり、話題にもなっていない。代わりに関心は、1-3月期の企業業績に移っている。すでに発表された金融は増益と減益が交錯。ヘルスケアやテクノロジーは業績の悪化で売り込まれた。
日経平均は先週71円の値上がり。20日には2万8658円で年初来高値を付けたが、あとは利益確定売りに押されて下げている。買われたのは、食品・小売り・鉄道などの内需関連株。値上げの浸透で業績が好転するという思惑が働いた。中国経済の立ち直りや外国人観光客の順調な回復も、買い材料になっている。
ニューヨークでは今週、大手IT企業の決算が発表される。その予想はあまり芳しくなく、景気の先行きに関して悲観論が強まるかもしれない。一方、東京市場はニューヨークしだい。高値警戒感で売られやすくなっていることは確かだろう。また27-28日には日銀の政策決定会合が開かれる。植田新総裁が会見で、どんな発言をするか。
今週は25日に、3月の企業向けサービス価格。28日に、3月の労働力調査、鉱工業生産、商業動態統計、住宅着工戸数、4月の東京都区部・消費者物価。アメリカでは25日に、2月のFHFA住宅価格指数、3月の新築住宅販売、4月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。27日に、1-3月期のGDP速報、3月の中古住宅販売。またEUが28日に、1-3月期のGDP速報を発表する。
≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日経平均は先週71円の値上がり。20日には2万8658円で年初来高値を付けたが、あとは利益確定売りに押されて下げている。買われたのは、食品・小売り・鉄道などの内需関連株。値上げの浸透で業績が好転するという思惑が働いた。中国経済の立ち直りや外国人観光客の順調な回復も、買い材料になっている。
ニューヨークでは今週、大手IT企業の決算が発表される。その予想はあまり芳しくなく、景気の先行きに関して悲観論が強まるかもしれない。一方、東京市場はニューヨークしだい。高値警戒感で売られやすくなっていることは確かだろう。また27-28日には日銀の政策決定会合が開かれる。植田新総裁が会見で、どんな発言をするか。
今週は25日に、3月の企業向けサービス価格。28日に、3月の労働力調査、鉱工業生産、商業動態統計、住宅着工戸数、4月の東京都区部・消費者物価。アメリカでは25日に、2月のFHFA住宅価格指数、3月の新築住宅販売、4月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。27日に、1-3月期のGDP速報、3月の中古住宅販売。またEUが28日に、1-3月期のGDP速報を発表する。
≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ≫