経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (28)

2020-09-19 08:19:25 | なし
◇ アメリカの死亡者は20万人へ = 日本時間18日午前0時の集計。アメリカ・ブラジル・インドの状況は、一向に好転しない。アメリカの感染者は663万人、死亡者は19万6842人。1週間に6000人のペースで死亡しており、来週にも死亡者数は20万人に達するだろう。ブラジルの死亡者は13万4106人、インドは8万3198人となった。インドの増加数は、1週間で8000人を超えている。

ヨーロッパ諸国の状態は、相変わらず落ち着いている。ただ国によっては、感染者や死亡者の数が増えてきた。たとえばイギリスやイタリアの死亡者数は、1週間に100人を超えていない。ところがフランスとスペインでは、増加数が3ケタに上昇した。どの国も経済再生を目指して規制を緩和したが、その程度によって結果に相違が出てきたのだろうか。この辺は、もっと分析する必要がある。

このほかイランの死亡者は2万2798人。ロシアは1万8207人、南アフリカは1万5168人に増加した。いずれも1週間に700-800人の増加となっている。また正確な報告はないが、中南米のメキシコやペルー、あるいはアフリカ諸国のなかには、かなりの感染者や死亡者を出している国もあるようだ。世界の感染者は3000万人を超えたという。

日本の感染者数は7万8309人。死亡者は1503人となった。死亡者は1週間で71人の増加。過去4週間では、計330人が死亡している。こうしたなかで、政府はGO TO トラベル・キャンペーンに東京都を含めることになった。経済再生には必要という判断だが、この結果がコロナ第3波にどのように跳ね返ってくるか。菅内閣が直面する最初の試金石になるかもしれない。

       ≪18日の日経平均 = 上げ +40.93円≫

       【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】     

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