経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (14)

2020-06-13 07:57:59 | なし
◇ アメリカは第2波の危険性が大 = 日本時間12日午前0時の集計。アメリカは感染者数が200万人を超し、死亡者数も11万人台に達した。次いでイギリスの死亡者が4万人台。ブラジルも来週は4万人台にのせるだろう。あとはイタリアが3万人台、フランスとスペインが2万人台の死亡者を出している。ただヨーロッパ主要国は、たとえばスペインの新規死亡者が8人にとどまるなど、おおむね鎮静化してきたようだ。

その半面、新型コロナ・ウイルスは新興国で猛威を振るい始めた。ブラジルをはじめとする中南米諸国、インドやアフリカ大陸など。特に貧困層が居住するスラム街では、密集が避けられない。外出を規制すると、収入が絶たれてしまう。そして不十分な医療体制。こうした地域での対策は非常な困難が伴うから、終息にはかなりの時間がかかるとみなければならない。

もう1つ心配なのはアメリカだ。経済再開に動き出したところへ、人種差別反対のデモが重なった。各種の調査によると、主要な都市部での人出は完全にコロナ発生前の水準に戻ったという。そしてカリフォルニア、テキサス、アリゾナ州では、再び新規の感染者が増え始めた。第2波の危険性は、決して小さくない。

日本の死亡者数は938人に達した。一週間の増加数は12人だった。経済活動の再開も着々と進んでいるが、大丈夫なのだろうか。やや不安がないでもない。中国の新規死亡者はゼロが続いている。また韓国ではクラスターも発生したが、死亡者は3人の増加。どうやら落ち着いたと考えてよさそうだ。

       ≪12日の日経平均 = 下げ -167.43円≫

       【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】    

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