経済なんでも研究会

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給料は 3526万円 : 日銀総裁

2018-07-07 07:24:36 | 日銀
◇ 総人件費は591億円 = ひと月ほど前に麻生財務相の給料について書いたら、読者から「日銀総裁は?」という問い合わせを頂いた。そこで調べてみると、黒田日銀総裁が17年度中に貰った給料は、ボーナスを含めて3526万円だった。総理大臣と最高裁長官の給料はともに5141万円。国務大臣は3753万円だから、これよりは低い。なんだか大臣に遠慮しているようにも思われるが、これはヒガ目かな。

それでも日銀のなかでは、いちばん高い。副総裁は2724万円、理事だと2000万円前後となる。では一般職員の給料は、どうだろうか。常勤職員は3873人で、平均年齢は43.4歳。給与の平均はボーナスを含めて818万2000円だった。国家公務員と民間銀行の給料を参考にして決定しているというが、世間一般からみればかなり高い。

日銀の発表によると、17年度の総人件費は591億2400万円。これには給与やボーナスのほか、退職金・福利厚生費が含まれている。このうち非常勤職員の給料は12億9000万円だった。日銀の本店内を歩いていると、非常勤らしい職員を数多く見かける。しかし発表では非常勤職員の人数に触れていないので、1人平均の給料は判らない。

また金融機関はどこもそうだが、日銀も女性職員が多い。観察する限りでは、女性の比率は3割を超えているのではないだろうか。しかし日銀は、女性職員の人数も発表していない。開かれた日銀を目指すのならば、非常勤職員や女性の人数と給与に関するデータも公表すべきだろう。

       ≪6日の日経平均 = 上げ +241.15円≫

       【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】   


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