◇ ニューヨークは速すぎ、東京は停滞中 = ダウ平均株価は先週末まで9日間の連騰。この間ずっと新高値を更新、2日には2万2000ドルを突破した。週間では263ドルの値上がり。4-6月期の決算発表が続くなかで、2ケタの増益が見込めるという予想が広がったことが強気の原動力。加えてFRBが利上げを急がない姿勢を鮮明にしたことが、市場の空気を明るくしている。
トランプ政権は、人事面でも政策面でもトラブル続き。選挙戦中に公約した景気対策などは、どこかへすっ飛んでしまった。だがウォール街は、その方が利上げが遅れて好都合だと余裕しゃくしゃく。それにしても株価の上昇は速すぎるから、今週あたりは調整の動きが出てきてもおかしくない。
日経平均は相変わらず、2万円をはさんで行ったり来たり。企業の決算は絶好調が続くが、株価は反応しない。内閣改造で第3次安倍内閣が発足、安倍首相は「経済政策を最優先する」と強調した。だが株価は、これにも無表情。その原因は、どこにあるのか。納得のいく説明は、どこからも聞こえてこない。
今週は7日に、6月の景気動向指数。8日に、6月の国際収支と7月の景気ウォッチャー調査。10日に、7月の企業物価と6月の機械受注、第3次産業活動指数。アメリカでは10日に、7月の生産者物価。11日に、7月の消費者物価。また中国が8日に、7月の貿易統計。9日に、7月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
トランプ政権は、人事面でも政策面でもトラブル続き。選挙戦中に公約した景気対策などは、どこかへすっ飛んでしまった。だがウォール街は、その方が利上げが遅れて好都合だと余裕しゃくしゃく。それにしても株価の上昇は速すぎるから、今週あたりは調整の動きが出てきてもおかしくない。
日経平均は相変わらず、2万円をはさんで行ったり来たり。企業の決算は絶好調が続くが、株価は反応しない。内閣改造で第3次安倍内閣が発足、安倍首相は「経済政策を最優先する」と強調した。だが株価は、これにも無表情。その原因は、どこにあるのか。納得のいく説明は、どこからも聞こえてこない。
今週は7日に、6月の景気動向指数。8日に、6月の国際収支と7月の景気ウォッチャー調査。10日に、7月の企業物価と6月の機械受注、第3次産業活動指数。アメリカでは10日に、7月の生産者物価。11日に、7月の消費者物価。また中国が8日に、7月の貿易統計。9日に、7月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪7日の日経平均は? 予想 = 上げ≫