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台本の貸し出し@「薔薇と白鳥」

2018-07-16 09:45:54 | 舞台「薔薇と白鳥」「もしも塾」

4年前の舞台「殺風景」では、「シアターコクーン」のご厚意で、
台本を貸し出ししていただけました。

このことについては、4年前にだらだらと書き綴ってあります。
→ 「舞台の台本の貸し出し」(記:2014年6月)

台本の貸し出しは、観劇前の1時間半ほどの短い間。

Bunkamura敷地内で読み、劇場に入場する際に返却するという対応でした。

カバーが掛けられている本物の台本でした。


そして舞台「殺風景」の戯曲(台本)は、この演劇誌に掲載されました。

何度も何度も読んだな~。(宝物です)

悲劇喜劇 2014年 06月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
早川書房



舞台「カラフト伯父さん」の戯曲も「悲劇喜劇」に掲載されたそうなので、
「薔薇と白鳥」も期待しているんだけど、もう無理だね…。

劇団などによっては、
演劇やお芝居の台本が劇場で販売されていることもあったりするらしいけど、
ジャニが絡んでいる作品は、パンフレットを売ると同じようには出来ないみたい。


今回の「薔薇と白鳥」でも、台本を貸し出ししていただけたら助かる。

でも、「東京グローブ座」公演は少し特殊なイメージ。

まず「東京グローブ座」にメールで問い合わせしてみようと試みたものの、
公式サイトに問い合わせフォームもないし、メールアドレスさえ見当たらない。

問い合わせは受け付けませんってことか。(電話のみなのかも)


なので、G2さんのところの「PREG」の問い合わせのところからメールしてみました。

メールの内容はこんな感じにしてみました。
  ↓
はじめまして。こんにちは。
今度、G2様の作品である舞台「薔薇と白鳥」の観劇を予定している者です。
当方、(中略)…。
観劇日(6/〇など)の観劇前の1時間程度でも良いので、台本の貸し出しはできませんでしょうか。
著作物の取り扱いですので、このような対応は難しいことは承知の上ででメールしております。
「悲劇喜劇」などの舞台雑誌に「戯曲」(台本)の掲載があれば、一番助かります。

余談ですが、4年前、シアターコクーンで上演した舞台「殺風景」では、
私の観劇日の開場1時間前に台本を貸し出してくださる対応をしてくださいました。
1時間で台本を読み、劇場入場時に台本を返却いたしました。
また「悲劇喜劇」に戯曲が掲載されたので、何度も読んで台詞を覚え、その後も何度かの観劇を楽しみました。

(ジャニーズ事務所のタレントも出演するため)もろもろの事情もあると思いますので、
無理な場合は返信は不要です。
心得ております。
台詞が聞き取れなくても、目で見えるもので、その時間と空間を楽しみたいと思います。


これに対しての「PREG」からの回答メールは、担当者のフルネーム入りでした。
  ↓ 
〇様
はじめまして。こんにちは。
この度は「薔薇と白鳥」のご観劇をありがとうございます。

お問い合わせいただきました件、主催とも確認をしておりましたためお返事遅くなり申し訳ありません。
大変申し訳ありませんが弊社では台本の貸し出し等の権限がないため
主催であるグローブ座様へお問い合わせをお願いしたく存じます。
(中略)
このようなお返事になり恐縮ですが何卒よろしくお願い申し上げます。
ご不明点等ございましたら何なりとご連絡くださいませ。
ご来場お待ち申し上げております。


ということで「東京グローブ座」に問い合わせするしかない。

「PREG」の担当者さんが「東京グローブ座」のメールアドレスを探してくれたんだけどわからず。

公式サイトのすみずみを見ていたら、メールアドレスがひとつあった。

メールマガジンのアドレス。

メールマガジン宛てだから、そういう権限のある人(幹部?)には伝わらないだろうなと思ったけど、
駄目元で「PREG」さんとほぼ同じ文面のメールを送信。

そしたら思いのほか、すぐ回答メールが届きました。
   ↓
〇様
平素よりグローブ座にご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。

「薔薇と白鳥」公演の情報保障につきまして、ご連絡ありがとうございました。
弊社といたしましても、〇様に楽しんでご観劇いただけるよう
何か対応ができればと思っております。
具体的なお話につきましては、検討の上、改めてご連絡させていただきたく、
お待たせして恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。


嬉しくて、すぐ返信してしまった。(住所と名前と、貸し出ししてほしい観劇日と席番を記載した)
   ↓
こんにちは。
このたびは私の不躾な問い合わせに対して、ご丁寧な返信をありがとうございます。
感激です。
何らかの対応を検討して下さるとのことで、大変感謝いたします。
気長にお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
本当にありがとうございます。


観劇日を伝えたことで、それに合わせるかのように、
観劇日のちょうど2週間前に「東京グローブ座 メールマガジン」からメールがありました。
   ↓
〇様
平素より東京グローブ座にご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
先日メールを頂戴した台本お貸出しの件、ご返答申し上げます。

お問合せいただいた「台本」そのもののお貸出しではございませんが、
本公演の台詞や動作をわかりやすくまとめた「あらすじ」をご用意致しました。

「あらすじ」を事前に閲覧いただけるよう、ご観覧当日、お時間を設けさせていただきます。

ご来場日時【 6/〇 〇公演 】でよろしいでしょうか?
恐縮でございますが、ご返答をお待ち申し上げております。

その他、ご不明な点がございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。
今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。


このメール、飛び上がるほど嬉しかった。

すぐに感謝の気持ちと、観劇日などの返信をしたら、さらにこのようなメールあり。
   ↓
〇様
早速の返信ありがとうございます。

ご観劇当日【6/〇】、以下の通り閲覧のお時間を設けさせていただきますので、
お時間等ご確認の上、ご来場くださいませ。

〇時〇分 劇場入り口へお越しください。
係員がチケットと障害者手帳を拝見した後、ロビーにて閲覧いただきます。

〇時〇分 あらすじをご返却いただきます。
ご面倒をおかけいたしますが、一度ご退館いただき、
ロビー開場後、チケットをご提示の上、再度ご入館ください。

なお、著作物の取り扱いとなりますので、閲覧は、劇場ロビーにて1回に限らせていただき、
撮影・コピー・メモ書きなどは固くお断りいたします。

ご来場心よりお待ち申し上げております。



ということで、貸し出し当日、この約束通りの時間に劇場へ。

当日券の人達もまだ集まって来ない時間です。

時間ぴったりに劇場入口付近にいるスタッフに「あらすじ」貸し出しの件を申し出ると、
担当者を呼んで来てくれてるのか、しばし待たされた。

そして、幹部と思われる(いかにもお偉いさん風な)わりと年配の男性スタッフが来て下さました。

チケットと手帳を確認し、劇場ロビーに入れていただき、
そして、「あらすじ」を貸し出していただけました。

幹部と思われる男性は「あらすじ」を2部持っていたので、業務記録・保存用(こういう客がいた的な)なのかも。

そして、劇場内のソファーに座って閲覧。

開演前でスタッフさんがいっぱいいて仕事(開場準備)している中、何だか申し訳ない気分だったけど、
しっかり1時間で読みあげないと、と集中しました。


用意して下さった「あらすじ」は、
わざわざ人の手でタイピングしてプリントアウトしたものを冊子にした感じの、
完全なる手作り(オリジナル)品でした。

本当に感謝しかないですよ。

私なんかのために、このようなものを作成してくださったんだから。

各場面・場面展開(転換)、ストーリーの細かな部分などが、
「あらすじ」として素晴らしくわかりやすくまとめられていました。

ところどころ台詞も入れてあった。

凄いと思ったのは、じっくり読んで、ちょうど1時間で読み終わる内容だったこと。

たぶん、そのへんも計算して作ってくれたのかなと。

1時間で読み終え、お礼を言って劇場を出てから、再度、観劇のために入場。

おかげで、その日の観劇はかなり台詞が聞き取れ、感動も倍増。

あ~ここはこういう台詞だったんだというのが、パズルのピースが埋められていくようだった。


「あらすじ」貸し出しの件の対応について、アンケートに書いて出して来たし、
後日、メールにて感謝とお礼を送信。

本当に本当にありがとうございました。


そう言えば、東京千秋楽の当日券購入を待つ時、整列する時に整理番号を呼ぶ際、
スタッフさんが聞こえているかどうか、私を探して下さったんだよ。

最初の本人確認で手帳を出したからかな。(覚えてくれてたというか、頭の隅にあったのかなと)

そういうちょっとしたフォローが自然にできるって素晴らしい。


手帳で思い出したんだけど、某コンサートで本人確認で手帳を提示して入場できなかった云々の騒動。
 (ちょっとした社会問題になってましたね)

そのコンサートとは比べ物にならない本人確認だと思うけど、
今回の当日券での本人確認では、手帳でもOKでした。

当日券は、整理番号でのリスト確認と、チケットを購入の際の2回、本人確認があるんだけど、
スタッフさんによっては、「これ、何の書類?」的な顔をする人もいたかな。

でもちゃんとわかってる風のスタッフも何人もいた。

免許証が一番イイのはわかっているし、私も免許証を持って行けばいいのもわかっているけど、
今回、当日券の本人確認の際、私はわざと手帳を使い続けた。

それで何か言われたら、これは公的なものだと説明するつもりだった。
 (簡単には取得できないものでもある)

でも何か言われることもなく、オールクリア。

劇場のスタッフさんは、車椅子の人達の対応もとても良かった。

そして、私のような客(ファン)が観劇に来ることもあるってことが改めてわかっただろうし、
これからもますます、バリアフリー・情報保障の観点が向上するといいな、と思いました。

私のよう者は見た目ではわからないし、まだまだ情報保障されていないな~と思うことも多いから。


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