「私は~思いますをやめよう vol.171」東武練馬の作文・英語塾 受験英語 PREP SCHOOL

2011-05-16 14:25:15 | 英語

「私は~思いますをやめよう vol.171」

作文を書く際に「私は~で始めるのは、よくない」ということをアメリカ在学中の英語のクラスで学びました。

小学校~高校までの12年間、具体的な作文の手法を一切学んでこなかった私にとっては、とても衝撃的なことです。

よく、勉強の苦手な子が発する「習っていない」ではありませんが、日本の学校では、1ミリも作文を学んでこなかった訳ですから、声高に「習っていない」を叫んでみてもこの際は、全く問題ないでしょう。

さて、英語では、作文のみならず、日記でも「私は~」は、省略されることが殆どですが、それは、なぜでしょうか。

日記は「私」が書くことに他ならないから。

如何にも英語ならではで、合理的ではありませんか。

 

ところで、朝日小学生新聞にて、小学生が投稿した作文を読むのが日課の私ですが、先日の投稿欄では、投稿された6作文中、4作文が、「私」で作文を始めていました。

ん~ナントモ。

別段、作文を「私」で始めることは、決して間違いではないのですが、小・中学生の特性として、「私」の頻用が挙げられます。

「私」「私」「私」では、折角いい内容の文章を書いたとしても、全体的に稚拙になり、説得力のない文章になってしまします。

なぜなら、「私」は主観ですので、客観的な意見を述べる際には、余り用いないからです。

公的な機関の文章や論文に「私」が用いられないことは、このことからも明白ですね。

このブログを読まれた小中学生の皆さんは、今度作文を書く際には、「私」を一切使わずにチャレンジして見てくださいね。

なぜなら「習っていない」では通用しないのが、世の中ですから(笑)。

◆受験・進学相談は お気軽に◆

受験英語 PREP SCHOOL

東京都練馬区北町1-28-18

tel: 03-6909-7624 

e-mail: prepschool@wine.ocn.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Do U take plastic? vol.170」東武練馬の作文・英語塾 受験英語 PREP SCHOOL

2011-05-13 14:44:37 | 英語

「Do U take plastic? vol.170」

英語を学んだり(教える)上で理解しておかなければいけないことの一つに、英語では、合理性が優先される傾向が強いということがあります。

つまり、省略できるものは省略するということです。

まぁ、これは、日本語でも同じようなことが言えますので、もしかしたら英語だけに見られる傾向ではないのかもしれませんが、何分、省略が多いのです。

例えば、

You → U

to     → 2

as soon as possible  → asap

because  → cuz

g2g    → got to go 

credit card → plastic    等、あげて見るとキリがありません。

また、日本でも、こういった省略表現は、ky等に代表されるように、若者の間で多用される傾向がありますが、アメリカでは、若者もオッサンもオバサンも常用します。

さらに、英語の新聞の求人欄等は、ほぼこういった表現のオンパレードですから、これらを知らないことには、新聞も読めないというオゾマシイ事態を招いてしまいます。

やはり合理性を重んじる国民性が、省略表現の多用を促すのでしょうか。これには、とても興味深いものがあります。

さて、前回も少し触れましたが、こういった省略表現は-----常用されるのであり、例外でないことから-----通常の英語学習に織り交ぜながら、多用な表現に親しんでおく必要があります。

例にも挙げましたplasticですが、日常生活では、クレジットカードを表す頻度が、プラスティックのそれを圧倒します。

受験英語も大切ですが、こういった話をライブ感のある授業でやってこそ、生徒の知識は涵養されていきます。

◆受験・進学相談は お気軽に◆

受験英語 PREP SCHOOL

東京都練馬区北町1-28-18

tel: 03-6909-7624 

e-mail: prepschool@wine.ocn.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「使う言葉と使わない言葉 vol.169」東武練馬の作文・英語 受験英語 PREP SCHOOL

2011-05-12 09:31:01 | 英語

「使う言葉と使わない言葉 vol.169」

英語の授業の際ですが、生徒に「こんな言葉を実際に使うの?」と質問を受けることが多々あります。

ですから、私は、普段から、「この言葉は使うね、この言葉は学識者が好んで使うね」等と付言しながら、「使い物になる英語」を意識して指導をしています。

ところで、皆さんは、休憩することを英語で何と表現するかご存じですか。

Have a break.という表現は、キットカットのCMにあるように有名ですが、それと同等にHave a recess.という表現も頻繁に使用されます。

どちらを使うかは、その言葉を使用する者の教育的バックグラウンドに大きく左右されるでしょうが、少なくとも私がアメリカ滞在中によく耳にした表現は、間違いなく後者のHave a recess.です。

他には、挨拶の表現でも同様のことが言えます。

誰もが知っているHello.を皮切りに、How are you?, How are you doing?, What's up?, そしてWhat's happening?なんて表現も存在します。

因みに、通っていた大学の政治科学の教授の一人は、授業の冒頭に挨拶をするのですが、毎回、What's happening?を使用していました。

このことから、使う言葉と使わない言葉を自ら差別するのではなく、挨拶の言葉であれ何であれ、自らの趣向に合わせて使ったり、場面によって使い分けたりしながら、言葉そのものに親しむというスタンスを保てば良いのではないでしょうか。

さて、ウチの嫁は、一々、私の表現法(会話)に難癖をつけ、「そんな言葉、使わない。何を言っているかわからない。」等と寝言を言いますが、「へ~、面白い表現知っているね。」とならないものでしょうか...

まぁ、似非インテリよろしく、難義な言葉を多用するよりも、わからないと正直に言える方が余程マシなのかも知れませんが...

◆受験・進学相談は お気軽に◆

受験英語 PREP SCHOOL

東京都練馬区北町1-28-18

tel: 03-6909-7624 

e-mail: prepschool@wine.ocn.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Who Started? vol.167」東武練馬の作文・英語塾 受験英語 PREP SCHOOL

2011-05-06 19:20:35 | 英語

「Who Started? vol.167」

誰に非があるのか、SONYの情報漏洩のニュースを見るたびに思う。

SONYは、言わば、被害者である。

SONYをハッキングできる技術があれば、世に存在する殆どの企業もハッキングの射程圏内。

今回は、たまたまSONYであったのか、それとも、SONYでなければならない理由があったのか。

そして、NINTENDOが標的にならなかった明確な理由とは?

It must've been 国際政治.

◆受験・進学相談は お気軽に◆

受験英語 PREP SCHOOL

東京都練馬区北町1-28-18

tel: 03-6909-7624 

e-mail: prepschool@wine.ocn.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「international politics vol.166」東武練馬の作文・英語塾 受験英語 PREP SCHOOL

2011-05-05 08:36:16 | 英語

「international politics vol.166」

国際政治はダイナミック、そして、時にメディア等で流される情報に信ぴょう性を得られないところがとても面白い。

果たして、ビンラディンは、いったいどのようにして殺害されたのでしょうか。

本当のことは、我々の知る由はありません。

合衆国大統領オバマ及び一部の高官のみ知ることでしょう。

メディアで得られる情報の多くは、真偽のほどは定かではありませんから、普段から物事を疑って見て置くことが必要です。

本当か嘘か、それは誰も教えてくれないことですので、学生のうちから、真偽を問いただす見識を養っておきましょう。

◆受験・進学相談は お気軽に◆

受験英語 PREP SCHOOL

東京都練馬区北町1-28-18

tel: 03-6909-7624 

e-mail: prepschool@wine.ocn.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする