中日新聞 家族になろうね

今年に入って５年ぶりでしょうか里親会に復帰しました。もう里親じゃないけど、里親仲間とまた交流したいなあと思って。

その里親さん経由で息子の新聞取材の打診を受けていて、お断りしたのですが、その里親さんのお子さんは取材を受けてくれたので来週から中日新聞掲載の「家族になろうね」に掲載されるそうです。息子さんは実名で受けていて、写真も掲載される。覚悟の上での取材でしょう。里子自身が発信することはあまりないのでこれから里親さんになろうとしている人や、まだ小さなお子さんを育てていて不安がある人には心強い内容になっています。

WEBで先行発信されているのを読みましたが、ほんとに断ってよかった。今更なぜ「里子でした」と公表しなければならないのか、人から興味を受けるのは勘弁してほしい。里子であったことを隠してはいないけど、公表もせず、だからと言ってひっそりと暮らしてなくて普通の社会人となり、仕事に遊びに楽しく飛び回っているのにここで立ち止まる意味が全くない。
息子はこれから里親になろうとしている人に勇気を与えるような裏話はひとつもなくて、超一般人なので話す事が何もない。２５年生きてきて超えるべき山も谷もなかった。

もしかしてこれから山がそびえてくるかもしれない。でもそれは「里子」での試練ではいのだ。新聞取材を否定してないけど、息子はすでに蚊帳の外の遠いところにいるようだ。