無題

我が家から車で１０分ほどの義理兄のところに義両親が同居して半年以上たったかどうだったか、９０歳を越える両親ですが、まだまだ元気だけど、ごはんを作ったり買い物したりは厳しい年齢です。

嫌いとかじゃなくて父は完全同居がどうにも苦手なのか、義理兄の大きな屋敷の片隅にある小屋をリフォームしてそちらで暮らしたいと言っている。言っているだけじゃなくて行動に移していてリフォーム業者に会っているらしい。

父は財力があるのでローンを組まずに一括払いで家を建ててしまうでしょう。息子である夫は反対しています。９０歳過ぎて新しい家を建ててもどれだけ住めると思ってる？無駄に散財するな、それにせっかく同居してくれてるお兄さんに申し訳ない。同居後お風呂で父が倒れて救急車で運ばれた。同居していたからこそ発見が早く対処できたのに敷地内でも別棟だったら倒れても発見が遅れるでしょう。危ない！

正論だろう。でも家を建てて別居したいという希望を叶えて上げてほしい。父はわかっていると思う。無謀な計画であることは、でも老いている人の希望です。反対がある事を承知で別居したいというその願いを聞き入れてほしい。問題は山積みですよ、ご飯を別棟に運ぶと予想される兄嫁の苦労。別棟に風呂やトイレがあったら誰が掃除する？兄嫁なのか？考えれば考えるほど兄嫁の苦労が増えるばかりだ。いい事はひとつもない。しかし父の心が休まるならそれを承知で叶えてほしい。

あんたは離れて暮らしていて苦労はしてないでしょ！と責められても仕方ない。お金があるなら家事代行を時々頼んで兄嫁をねぎらって欲しいです。私の理想論かもしれませんが。