1960同級会

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何故、、、こんなに上手なのか?

2007-09-11 08:05:44 | 情報

石川遼(15=東京・杉並学院高1年)が来年にプロ転向する可能性が浮上した。
JGTO(日本ゴルフツアー機構)は10日、5月のマンシングウェアKSBカップ優勝
で得たシード権の凍結を要望する文書が石川サイドから届いたことを受け理事会
で協議したが結論に至らなかった。これに対して、父・勝美さん(50)は認められな
かった場合、来年にプロ転向する可能性を初めて明言した。

この日は埼玉県アマチュア選手権(埼玉・岡部チサンCC美里C)が行われ、2連覇
を狙う石川は2アンダーの70で首位発進した。  石川のプロ転向の時期について、
父・勝美さんが初めて「来年」という言葉を口にした。「認められないのなら、来年プロ
転向することもあり得るし、アメリカに行くかもしれない。
すべての可能性が考えられる」。条件付きながら、来年から男子では史上初の
高校生プロとして活動する可能性に初めて言及した。  石川はこれまで、学業
との両立のため、早期のプロ転向は否定してきた。転向は早くても、アマチュア
の大会が一段落する高校3年(09年)秋の方向で検討してきたが、それまで待てな
い事情も石川サイドにはある。  

ルール上、優勝シードは「その年と翌年から2年間」。しかし、アマチュアには適用
されないため、現状では、石川がプロの試合に出場するには主催者推薦を受ける
しかない。プロ宣言をした時点でシード権を行使できるが、同時に杉並学院高の
一員としてアマチュア大会に出場できなくなるジレンマがある。  マンシング優勝
で得たシード権の有効期限は、09年いっぱいまで。09年秋にプロ宣言したとしても
プロのシーズンは終盤で、シード権を行使して出場できるのは数試合。
その限られた試合で翌年以降のシード権を確保するのは至難の業で、卒業後の
プロ生活に支障が出てしまうのだ。  そのため勝美さんらはこれまで、非公式に
シード権を1年、もしくは2年間凍結し、高校卒業後の10年に復活させて再び行使
できるように要望してきた。JGTOはこの日、石川サイドから正式に要望文書が
届いたことで理事会で協議。だが「出場資格の問題なので慎重に議論したい」と
結論を先送りし、来月以降の理事会で再度、議論することを決めた。  

仮にシード権凍結が認められず、来年、プロ転向すれば丸々2年間、プロツアー
に出場できる。その間、優勝すれば翌年から2年間、賞金ランク70位以内に
入れば翌年の1年間、シード権を継続できる。09年末で現在持っているシード権
が消滅しても、シード権を継続するための試合数と時間は十分にある。
せっかく獲得したシード権を有効に使いたいというのが石川サイドの意向だ。
 石川自身はホールアウト後の会見で「1年伸びるとどういうメリットがあるのか、
自分でよく分かってないんです」と話したが「もし1年伸びたら高校卒業しても
シード権があって…。それは相当違いますね」と笑った。「勉強もしたいですし、
高校も楽しい」と話す石川だが、JGTOがシード権凍結を承認するかどうか。
今後の展開次第では来年からプロの荒波に身を投じることにもなりそうだ。  

▽プロツアーの出場資格 ゴルフはプロ宣言すれば誰でもプロ活動が可能だが、
それだけでは大会に出場できない。優勝シード(2年)、賞金シード(1年)などの
シード権を持っていない選手がプロのツアー競技に出場するには、年に1回
行われるツアー予選会を突破しなければならない。プロテストも実施されているが、
プロライセンスとツアー出場資格は関係ない。