1960同級会

気の向くままに色々な情報をアップしてます。
知人&友人向けです

県立高校入学志願者状況

2008-02-29 07:50:19 | Weblog
県教育委員会は27日、県立高校(全日制課程)の2008(平成20)年度入学者選抜の志願者変更後の志願者数(最終)を発表した。
 一般入学募集定員(推薦入学は含まず)は3万2808人で、昨年度より374人増。志願者実数(第1志望者の数)は3万6025人(昨年度3万5161人)。
 全体の倍率(第1志望者と第2志望者の総数による倍率)は1・98倍(昨年度1・96倍)。実質倍率(第1志望者数の倍率)は1・10倍(昨年度1・08倍)だった。
【今後の日程】
3月10日=Bグループ学力検査▽11日=Bグループ面接・特別検査▽13日=Aグループ学力検査▽14日=Aグループ面接・特別検査▽21日=合格者発表(午前10時)

春の観光地?

2008-02-29 07:47:24 | お知らせ
写真

 「梅林公園」の通称で親しまれる豊田市平芝町の平芝公園で、梅が咲き始めた。3月1日から始まる「梅まつり」を前に、紅白の鮮やかな色彩と香りが春の訪れを告げている。

 約7ヘクタールの敷地には散策路沿いなどに「しだれ紅梅」「しだれ白梅」など35種、約550本が植えられている。1月下旬から早咲きの品種が咲き始め、現在は赤い八重咲きの「八重寒紅」や、白い一重の「冬至梅」などの品種が見ごろを迎えている。

 梅まつりは地元自治区が中心となり、地域おこしの一環で取り組んでいる。甘酒や汁粉、市知的障害者通所更生施設「第2ひまわり」の利用者によるクッキーの振る舞いなどのイベントを日替わりで行う。10日まで。

 梅は3月上旬から中旬にかけて園内全体で見ごろを迎え、4月上旬まで楽しめるという。

3月2日 暇してませんか?

2008-02-28 06:08:43 | 参加者募集

ひょっとするとスタッフとして下記のイベントに参加しているかもしれません

ご興味のある方は 

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第21回 2008モータースポーツ ファン感謝デー 特別ご招待券・モートピアパスポートご優待券



どうなる?

2008-02-27 05:59:08 | Weblog
ミランのFWロナウドがけがについて振り返った。ブラジルの放送局レージ・グローボによるインタビューの中で、ロナウドは自らの体の状態に関するあらゆる疑問に答えた。まずはけがをした直後の感覚から。
「最初にけがをした時と同じ感じだった。右ひざを痛めた時だ。なぜ僕に、もう一度こんなことが起こらなければならないのかと自分に問い掛けた」

 未来のことも考えている。
「もう復帰できないかもしれないという事実にも、向かい合わなければならない。楽じゃないことは分かっている。復帰までの道のりはとても長く苦しいものになるだろう」

 それでもブラジル国内では、フラメンゴが彼を受け入れようとしているとうわさされている。
「ミランであれ、ほかのクラブであれ、今はまだそういった話をする時じゃない。どのクラブだって、ひざに2度の重傷を負って2度の手術をした選手を欲しくはないはずだ」

効果ありそう!?

2008-02-26 07:58:43 | 情報
上の画像をクリックすると拡大します
細かいシャワーはやわらかな肌あたり

 「還元方式」で残留塩素を除去してくれるシャワーヘッド。レモン約3000個分の濃縮ビタミンCを含む「ジェル・カプセル」を内蔵し、ビタミンCを始 め、キトサンや松葉エキス、ユーカリプタスの成分を散水します。また特殊散水盤で水のクラスターを微細化し、1ccあたり421,400個ものマイナスイ オンを発生させます。細かなシャワーはやわらかな肌あたりで、一般的なシャワーヘッドに比べ約20%の節水効果も実現。レモンをベースにした柑橘系の香り は、気分もリフレッシュさせてくれます。
またヘッド下部には日付ダイヤルが付いており、取り替え月に合わせておけば、取り替え忘れ防止にも役立ちます。3つのアタッチメント付きで、国内メーカーのシャワーであればほぼ取り付けが可能。スタイリッシュな箱に入っているから、ギフトにもぴったりです。

髪を傷める塩素を「還元方式」で除去

 プールで泳いだ後、髪がゴワついたり肌がかさつくのは、実は塩素のせい・・・。塩素は酸化力が強く、肌や髪の細胞を劣化させ粘膜を傷つけます。日本では 水道法により、殺菌のために「塩素=0.1ppm以上」と定められており、実際には約2倍から10倍もの塩素が水道水に含まれています。
「アロマセンス」では、水が「ジェル・カプセル」を通過する際に、塩素イオンがビタミンCに接触。この間で起こる酸化還元反応を利用して塩素イ オンの酸化力を奪います。これにより塩素イオンを無害化。シャワーヘッドを変えるだけで残留塩素を除去し、同時に4種のサプリ成分を散水。エステ気分を楽 しめるシャワーヘッドです。

応援に行けるかな?

2008-02-26 07:56:06 | 参加者募集
まだ、まだ、、ちょっと!?先ですが 
「春の甲子園に応援に行きませんか!?」

第80回記念選抜高等学校野球大会要項

1.名称
第80回記念選抜高等学校野球大会

2.主催
日本高等学校野球連盟、毎日新聞社

3.会場
阪神甲子園球場

4.会期
2008年(平成20年)3月22日(土)~13日間(雨天順延)

5.出場校
36校
  中京大中京の選手に 我々の知人の息子さんが大勢いますよ!
  

6.参加資格規定
参加校と参加選手は平成20年度大会参加者資格規定に適合したものに限る。(大会参加者資格規定参照)

7.大会運営
日本高等学校野球連盟と毎日新聞社、ならびに両者によって選考された委員で運営委員会を設け大会会長のもとに運営に当たる。

8.出場校の決定
第80回記念選抜高等学校野球大会運営委員会で選出された選考委員会により、出場校選考基準にもとづいて厳正、公平な会議を開き出場校を選出、当該校の承諾を得て決定する。

9.選考委員会
第80回記念選抜高等学校野球大会の選考委員会は2008年(平成20年)1月25日(金)毎日新聞大阪本社オーバルホール(大阪市北区梅田3丁目4番5号)で開催する。

10.出場校選考基準 (1) 選抜高等学校野球大会には、校風、品位、技能ともに高校野球にふさわしい学校、野球部を選考する。
(2) 選考は各都道府県高等学校野球連盟により推薦されたものの中から地域性をも考慮して行う。
(3) 選手は平成20年度大会参加者資格規定に適合したものとする。
(4) 本大会には予選をもつことなく、新チーム結成から11月30日までの試合成績およびその関連資料を技能の参考とする。
(5) 本大会に出場するには、当該校野球関係者は日本学生野球憲章の精神を尊重しなければならない。
(6) その他の事項については別に定める細則による。

11.選手の登録 (1) ベンチには選手資格証明書で登録された選手18人と責任教師1人、監督1人、記録員1人(女子も可)のほかは入れない。練習補助員が記録員を兼ねてもよい。
(2) 出場選手証明書(健康証明書を含む)は2008年(平成20年)2月21日までに選抜高校野球大会運営委員会(〒530-8251 大阪市北区梅田3-4-5 毎日新聞大阪本社総合事業局事業部内)へ到着するよう提出すること。
(3) 証明書提出後で、やむを得ず選手の変更を必要とするときは、変更選手の在学証明書、健康証明書、変更理由を添え2008年(平成20年)3月21日午前9時までに運営委員会に提出し、承認を得た場合は変更できる。

12.選抜校
選出された学校は、大会会長名で当該学校に通知し承諾を得たうえ、毎日新聞紙上に発表する。練習試合は解禁日となる3月8日(土)から20日(木)まで行えるが、出場校(補欠校を含む)同士の試合は大会終了までできない。また、出場校は21日(金)以降、大会行事を終え自校に帰るまで(途中での試合を含む)はできない。帰校した翌日以降は差支えない。なお、補欠校の練習試合は、21日(金)以降も引き続き可能です。

13.試合規則および審判委員
試合規則は2008年度公認野球規則、アマチュア野球内規、高校野球特別規則を適用する。審判委員は運営委員会が委嘱する。

14.表彰 (1) 優勝校には優勝旗、優勝杯、優勝メダルを授与する。優勝旗、優勝杯は持ち回りとし、翌年の同大会で返還、その際レプリカを贈る。
(2) 準優勝校には準優勝旗、準優勝メダルを授与する。準優勝旗は持ち回りとし、翌年の同大会で返還、その際レプリカを贈る。
(3) 参加選手には参加章を贈る
【注】 優勝旗、優勝杯、準優勝旗は次回まで当該校で保管するものとする。前年度優勝校または準優勝校が選抜されない場合は責任教師1名、選手3名(準優勝校は選手2名)で優勝旗、優勝杯(または準優勝旗)を返還のために開会式に参列するものとする。ただしその場合の費用は規定により支給する。る

15.出場選手の旅費・滞在費
大会参加校に対しては1校20名(責任教師1名、監督1名、選手18名)を限度とする。参加実人員に対し次のとおり旅費、滞在費の補助をする。
(1)旅費 出場校所在地の最寄りの駅より大阪までの往復普通運賃(特急、急行、新幹線料金)汽船は普通2等の乗船賃を支給する。
ただし、北海道、沖縄県からの出場校は航空運賃を支給する。
(2)滞在費 開会式予行練習前日の3月20日から出場校の最終試合出場日までの日数に対し1日1人7,500円を支給する。

16.組み合わせ抽選会
組み合わせ抽選会は2008年(平成20年)3月14日(金)9時から毎日新聞大阪本社オーバルホールで行う。組み合わせは主催者および学校代表者と主将立ち会いのうえ抽選をもって決める。
ただし同一地区内の試合を避けるなど必要に応じ、運営委員会においてあらかじめ抽選方法を定めることがある。

17.代表者会議
代表者会議は3月13日(木)15時から中沢佐伯記念野球会館内、日本高等学校野球連盟(大阪市西区江戸堀1丁目22番25号)で行う。出場校の責任教師、監督が出席し、競技上の諸打ち合わせを行う。

18.試合方法
トーナメント方式で行う。準々決勝は2試合ずつ2日間に分けて行う。ただし準々決勝までに雨天などで2日以上順延になった場合、もしくは準々決勝の第1日が中止となった場合は、準々決勝4試合を1日で実施する。

19.延長戦の規定
延長戦は選手の健康管理上15回までとし、勝敗の決しない場合は引き分けとし再試合を行う。

関係サイト

2008-02-26 06:13:28 | お知らせ
知人の友人の息子さんらだそうです!

穂積市長に健闘を誓う(左から)河合(純)君、河合(完)君、金山君

穂積市長に健闘を誓う(左から)河合(純)君、
河合(完)君、金山君
 第80回センバツ高校野球大会(3月22日)に出場する、新城市出身で中京大中京高校(名古屋市)の野球部に所属する3選手が25日、市役所を訪問し、穂積亮次市長が激励した。
 訪問したのは、2年・河合純吉君=千郷中卒、1年・河合完治君=同、1年・金山篤未君=作手中卒=の3選手で、このうち河合君2人は兄弟。河合(完)君は二塁手、金山君は右翼手、河合(純)君は三塁コーチとして出場する予定だ。

今後の勝敗は?!

2008-02-25 07:40:44 | 情報
アイシンシーホース JBL2007-2008レギュラーシーズン1位決定!

 本日、2月23日(土)、ウィングアリーナ刈谷(愛知県刈谷市)にて開催されたアイシンシーホース対東芝ブレイブサンダース戦においてアイシンシーホースが89対80で勝利したため、アイシンシーホースのレギュラーシーズン1位が決定いたしました。 日本バスケットボールリーグ(JBL)ではアイシンシーホースをレギュラーシーズン1位チームとして表彰し、合わせてレギュラーシーズンで最も活躍した選手をレギュラーシーズンMVPとして表彰いたします。なお、表彰につきましては3月15日(土)~3月17日(月)に開催されるJBLプレーオフ 2007-2008、セミファイナル第1日目に執り行います。詳細については別途ご案内いたします。
  また、オーエスジーフェニックス東三河、トヨタ自動車アルバルクのプレーオフ進出が決定いたしました。

勉強してください!?

2008-02-25 06:45:20 | 情報

部下力の高い人は、上司に価値を提供する

部下力の高い人は、上司に価値を提供する

 今回の連載では「部下力」という言葉でくくりながら話を進めていますが、「部下力」も、究極は「ビジネス力」のひとつです。
 私は「ビジネス力が高い=価値提供力が高い」と定義しております。
 そして「自分が他者に提供した価値=自分に他者から与えられる価値」と思っています。
 今回、このコラムでお伝えしております「部下力」も同じです。
 つまり「部下力が高い=上司に提供する価値が高い」ということであり、逆にいえば「上司に大きな価値を提供すればするほど、『自分の存在価値』が高くなる」のです。
 これが繰り返し述べている「Give&Take」です。つまり「まず与えてから、次に与えられるという法則」です。そして「与えれば与えるほど、与えられる」のです。

 そこで今号は「いかにして、上司に大きな価値を与えるか」について考えていきましょう。

 それを実現するには
 1「上司が何に価値をおいているか」を知る
 2「自分のリソースの何を使って、それを提供するか」を考える
 3「リソースにないものは、どうするか」を考える

 という3ステップが重要です。

「上司が、何に価値をおいているか」を知る

 これもビジネスの基本ですが、「相手が何に価値をおいているのか」を正確に把握するのが最初です。
 もし自分が起業するとしたら、当然「どのような方々に、何を提供する会社をするのか」は最初に考えると思います。つまりまず「対象とするお客様の層はどのような方々か」を決め、次に「その方々は何を欲しがっておられるか、喜んでいただけるか?」を考察するということです。
 もし第1回目にお伝えしましたように「上司≒親」、「上司はお客様」とマインドセットを変えたならば、それと同じなのです。
 だからこそまず「上司が、何に価値をおいているのか?」を考え抜くことが、自分の部下力を高めることになるのです。
 その時に3つの作業が必要です。

 (1)仮説を立てる
 (2)聴く・質問する
 (3)観察する

 (1)の「仮説を立てる」というのは、極論をいうと「上司の思い(頭の中)を、勝手に想像する」ということです。
 具体的には、自分の上司が「何を望んでいるだろうか?」「何をすれば一番喜ぶだろうか?」「何が一番気になっているだろうか?」「何に困っているだろうか?」と自問自答する習慣を持つということです。

 そしてその際に重要なことは
 「その上司は、『誰』のことを気にかけているか?」
 「その上司は、その『誰か』からどのような要求(命令・指示・依頼)をされているか?」
 を、よく考えてみるということです。

 ただ、そうは言っても中々赤の他人が何を望んでいるか(困っているか)を簡単に想像することは出来ませんし、それが当たっているか判断するのは難しいものです。

 そこで次の(2)の「聴く・質問する」になるのです。
 具体的には、先のような質問を上司に直接投げかけてみるということです。
 「今、何をお望みでしょうか?」「今、何にお困りでしょうか?」「今、気がかりなことは何でしょうか」「今、何が一番重要課題とお考えでしょうか?」etc.とお尋ねすることです。
 但し、やみくもにそのような質問をすると、上司にとっては「時間が取られる」し、「答えるのが面倒」ということになるかもしれません。場合によっては「こいつはそんなこともわからないのか」「いちいち聴くな、子供じゃないんだ!」と、逆に不信や怒りを招くこともあります。

 だからこそ(1)の「仮説を立てる」と、(2)の「聴く・質問をする」をセットにする事が大切です。
 例えば「部長、常務が先日の朝礼で『最近、うちの営業は顧客との関係が薄くなっているんじゃあないか!』と、大いにご心配されていたようですが、その件はどうされようと思っているのですか?」とか、「そのことに関して、こういうことをすれば良いんじゃないかと思うですが、いかがでしょうか?」というような聴き方をする事が大切なのです。  そして、それが部長の気がかりや心配事ならば、「まさに、今俺も気になっていたのは、その件なんだよ。さすが○○君だねえ」となるのです。
 まさに、「ピンポーン!」と的を射た状態になるのです。
 ですから、普段から「仮説を持って、質問する」ということを習慣づけるが大切なのです。

 また、(3)の「観察する」も、とても大切です。
 私は、正直(2)の「聴く・質問する」より、(3)の「観察する」ことのほうがより大切だと思っております。
 理由は3つあります。
 I 人間は本音と建前があるから
 II 上司自身が、自分の本音に自分で気づいていない事があるから
 III 人間の本音は、行動にあらわれるから

 実はI・IIは同じことを言っていますが、誰もが知っての通り、人間には「本音と建前」があるのです。
 例えば、「課長の今一番気にかかっていることは何ですか?」と尋ねて、「当たり前だろう、部下であるお前たちの成長だよ」と言った時、果たして「本当にそれだけか?」ということです。
 実はその裏(本音)には「当たり前だろう、部下であるお前たちがどれだけ売上げをあげてくれるかだよ」「当たり前だろう、上からの自分の評価だよ」「当たり前だろう、この春の人事だよ」etc、こういうことが隠れている場合が往々にしてある、いやその方が多いということです。
 それを額面どおりだけとらえて、「そうか課長は僕の成長を心から願ってくれているんだな。よし、じゃあ仕事は早めに切り上げて、夜の勉強会に通おう!きっと課長も賛成してくれるはずだ」と考えて行動するのは、正直「未熟」としか言いようということです。

 しかも困ったことに、IIの「上司自身が、自分の本音に自分で気づいていない事がある」から余計話がややこしくなります。
 「本音」を心理学でいうこところの「無意識」ととらえても良いかもしれません。
 つまりフロイトが言ったように、「わたしたち人間は自分の考えていること・感じていること・行っていることを、自分で気づいていない事がある」のです。
 だから先の「部下の成長を一番気にしている」と言った課長が、実は「上司からの評価を一番気にしている」ことを、当のご本人が気づいていない事が往々にしてあるのです。

 では、その上司ご本人が気づいていないことに、部下の立場で、どのようにして気づけば良いのでしょうか?
 それが先に申し上げた「観察する」という方法です。
 つまり「言っていることを聴くだけではなく、やっていることを見る」のです。

 私の師匠である心理カウンセラーの衛藤信之先生が、よく「その人の心の奥深く(深層心理)を知りたければ、その人の言っていることではなく、やっていることを観察していたほうがよくわかる」と仰っていました。

 では何を観察していけば、よいのでしょうか?
 それは「相手の声・視線・表情・姿勢・しぐさ、その他様々な行動」です。
 特に、上司のクセはよく頭の中にインプットしておく必要があります。
 つまり
 ・上司の右の眉毛が上がったら、それは「○○」のサインだ。
 ・上司のペンを持つ手が震えた時は、「△△」信号だ。
 ・上司の提案書を机において「中々面白い提案だな」といった時は、必ず「~~」と思っているということだ。
 などを、頭の中でしっかりデータベース化しておくということです。

 去年の流行語大賞で、「KY=(K)空気(Y)読めない」という言葉がノミネートされましたが、まさにこの「KYな人」というのは、「相手や場への観察力に欠ける」のです。
 そして、デジタルに言葉だけを捉えてしまうので、コミュニケーションが上手くいかないのです。これでは「部下力が高い」とは言えなくなってしまいます。
 だからこそ、上司の言葉だけではなく、声・視線・表情・しぐさ・姿勢・その他行動をよく「観察する」ことがとても大切なのです。

「自分のリソースの何を使って、それを提供するか」を考える

 前ページにあったように、まず「上司が何に価値をおいているか?」が理解できたならば、次にやることは「自分のリソースの何を使って、それを提供(実現)するか」を考えるということにつながります。

 リソース(資源)とは、「自分の道具箱」のことです。
 ですから、大工さんでいえば「7つ道具を揃えて、磨いておく」ということです。

 そのためには
 (1)自分の強みを知る
 (2)その強みが、何に使えるかを把握しておく
 (3)その強みをさらに、磨いてお

 事が必要です。

 (1)の「自分の強みを知る」ことは自分のビジネス力を高めていく中で、最も重要なことです。
 かのドラッカー博士も「強みの上に己を築け」と繰り返し述べています。
 そして、強みを探す時の切り口は
 自分視点で、「得意なこと・好きなことは何か?」
 他人視点で、「よく褒められること・頼まれることは何か?」

 を考え抜くことです。そこにあなたの「強みが既にあるか、または種が眠っているはず」です。
 私は、人間には必ず「その人独自の才能が与えられている」と思っています。
 ですから、どんなに小さなことでも、子供の頃から振り返って、上の質問を考えてみてください。

 (2)の「その強みが、何に使えるかを把握しておく」ことも必要です。
 「リソース(資源)は、何かに使われてはじめて価値になる」ものです。
 ハンマーは釘を打つ時に、はじめてその価値があるのです
 ですから、例えば自分は「英語が得意(好き)」であるならば、「そのことを上司の仕事の何に役立てる事が出来るか?」を考える必要があるのです。
 「エクセルが得意」「統計が取れる」「文章力がある」「デザインに強い」「人と関わるのが好き」「人脈が多い」「本をたくさん読んでいる」「行動力がある」「元気がある」etc。どれもが素晴らしいリソースです。
 だからこそ、それを「上司の仕事にどう役立てる事が出来るか?」につなげなくては、部下力にはつながりません。
 逆に、それが上司にとっては何の役に立たなければ、上司から見れば「単なる趣味」にしか過ぎないのです。
 以前、ある営業マネージャーが、「うちの部下で『自称人間好き・勉強好き』がいるんですけど、やたら交流会や勉強会に参加するのは良いんですが、結局何も『会社には貢献がない』んですよ。本人が意欲持ってやっていることを頭ごなしにつぶしたくはないんですが、このままじゃねえ・・・」と手を焼いておられました。
 先のドラッカー博士は別のところで、「貢献に焦点を当てよ」と言っています。
 ですからそれをつなぐと「自分の強みの上に己を築き、それを上司への貢献に焦点を当てよ」となるわけです。
 これが出来るのが、「部下力の高い人」です。

 (3)の「強みをさらに磨く」は、大工さんがノミやカンナを磨いたり調整したりするように、自分のリソースをメンテナンスしたり、ブラッシュアップしておくことが必要だということです。
 スポーツ選手は、必ずこれをしています。野球選手であれば、「体力をつける・技を磨く(練習する)・道具を手入れする」などです。

 しかし実際には、ビジネス・アスリートを目指すといいながら、それらを全くしていない人もかなり見受けられます。
 3つの質問をさせていただきます。
 ・あなたは体力(知力)を高めるために、何を・どの程度時間をかけて行っていますか?
 ・あなたは、自分の専門技術を磨くために、何を・どの程度時間をかけて行っていますか?
 ・あなたは自分の仕事の道具を使いやすくするために、何を・どの程度時間を行っていますか?

 さあ、いかがでしたでしょうか。
 もし、この質問に答えられないようでしたら、すぐに「自分の強みを磨くために、何を、どの程度の時間(費用)を投資するか?」を考えてみてはいかがでしょうか。

「自分のリソースにないものは、どうするか」を考える

 ただ前ページのように、「自分が現在持っているリソース」で解決できることばかりだと良いのですが、そうでない場合はどうするのかも考える必要があります。
 当然、これも大きく分けて2つあります。
 それが
 (1)自分のリソースを増やす
 (2)他人のリソースを借りる

 という2つです。

 (1)の「自分のリソースを増やす」は、例えば
 ・能力や技術が足りないなら、自分の能力・技術を高める
 ・物が足りないならば、どうやって今ある中でやるかを考える
 ・お金が足りないならば、お金を生み出す工夫をする
 ・情報が足りないならば、情報を仕入れる
 ・それをやる時間がないならば、時間を生み出す工夫をする
 ということです。
 つまり「自分で知恵を働かせ、自分の汗を流す」ということです。

 逆に言うと、上司にとって一番ダメな部下は、「出来ない理由から入ってしまう人」です。
 例えば、上司から何かを頼まれた時、「あ、それは僕の専門(担当)ではありませんから」「それをやるには、○○が足りません」「今、他の事で手一杯で時間が取れません」などと、あっさりと言ってしまう人間です。
 もちろん「出来ないことを安請け合いする」ことで、あとで逆に迷惑をかけてしまうこともありますので、安易に「何でも、無理でもやります」と答えるのがいいと言ってるわけではありません。
 でここで大事なことは、つい「○○がないから出来ない」と言いそうになった時、まずは一旦「出来るためには、どうすれば良いだろう?」と考えてみるという習慣を持つということです。
 そして、上司には「何とか、それをやらせていただきたいと思います。ただ今~~という状況があり、必ず出来ると申し上げる事ができません。そこで『やれる方法を考えてみたい』のですが、そのお返事をどれくらいの間ご猶予いただけますか?」と尋ねることです。
 そうすることで、自分のリソース(特に能力)の幅が広がりますし、上司からも「彼はいつも前向きな人間だ」という評価もあがるでしょう。

 (2)の「他人のリソースを借りる」は、(1)のところで述べたように、まず自分で工夫をして、それでも足りない場合に、誰かの支援・協力を仰ぐということです。
 ここでまず重要なのは「まず自分で工夫をする」ということです。
 そうでないと、上司も周囲からも「あいつは他力本願だ」、「すぐ誰かに頼る」「子供だ!」などとマイナスの評価を受けてしまいます。

 そして、「まず自分で工夫をする」ということをした上で、さらに他人の支援・協力を得るには
 (1)その業務の「意味づけ」を話す
 (2)それを手伝うことの「メリット」を話す
 (3)「心からの感謝」を述べる

 という3つが必要です。

 (1)(2)はつながる話ですが、「必ず『意味』や『メリット』を伝えましょう」ということです。
 頼む相手は同僚・後輩・他部署・取引先etc. 色んな場合があるでしょう。どんな場合も、その人たちが昔からの親友や家族でない限り、ビジネスの上では必要な条件です。
 家族や親友ならば、「あなたが困っているから、それを助けてあげたい」ということだけでも動機づけになるかもしれません。
 それが第1回目に述べた親機能であり、友人機能なのです。
 でもビジネス上のお付き合いは、そうはならない事のほうが多いと考えておいた方が良いからです。
 「わざわざ動くからには『意味』や『メリット』が必要」なのです。
 平たくいうと「意味=なぜそれをやるのか?」「メリット=それをやれば、どんな利益が得られるのか?」ということです。
 これが出来ないと「あいつはいつもつまらない頼みごとばかりする」、果ては「面倒ばかり持ってくる」という評価があなたについてしまうことになります。
 だからこそ「あなたに協力することは、大きな意義やメリットがある」と、周囲の人に感じてもらうことが大切なのです。

 (3)の「心からの感謝を述べる」も重要です。
 (1)(2)とは裏返しに聞こえる方もあるかもしれませんが、もし逆にあなたがどんなに相手にメリットを与えたとしても、協力者には心からの感謝を伝える事が重要です。
 例えば、外注の方などが一番わかりやすいです。外注するということは、自分がやれないことを頼むけれども、その分メリットとして相手先には金銭報酬を支払います。ですからそれでチャラと言っても良いでしょう。
 実際に多くの外注先担当は、随分偉そうに頼まれる方もおられます。
 しかし、あなたが受注側だとしたら「今回も仕事を頼んでやった」という姿勢の担当者と、「今回もやっていただいてありがとう」という姿勢の担当者と、どちらの方と仕事をしたいでしょうか?どちらの担当者により協力したいという気持ちになりますでしょうか?
 多分、前者という方は少ないのではないでしょうか。
 ならば、相手が誰であれ、自分の仕事に協力してくれたならば「心からの感謝を述べる」ことを忘れてはいけないのではないでしょうか。
 そしてそれを続けていれば、あなたが困った時に、喜んでサポートしてくれる「仲間」がきっとたくさん集まってくるはずです。

ビジネス力は、お客様だけに向いていて良いのか?

 さて、ここまで「上司に価値を提供する」ということでお話を進めてまいりましたが、
 いかがでしたでしょうか。

 最後に、少しだけ違うテーマでお話をしたいと思います。
 それは「部下力とは、誰に向いて仕事をすることか?」ということに関してです。

 なぜこういうことを申し上げているかということ、時々講演や研修などで「部下力」ということで、今回のようなお話をさせていただきますと、「上司に向いて仕事をしている人間なんて、部下力の高い人間のやることではない。真の部下力というのは、『顧客に対してどんな価値を提供できるか』だけを考え抜いて行動できることだ!」というコメントをいただくからです。
 私もある意味では、仰るとおりだと思います。しかし、気になるのは「だけ」という言葉です。
 なぜならば、真のビジネス力というのは、ある一方だけを向いてやるものではないと思うからです。

 前回「バランス力」というお話をさせていただきましたように、「ビジネスというのは、バランス」だと思うのです。
 近江商人の言葉に「三方良し」というのがあるようですが、私は「全方良し」と申し上げたいと思います。
 今風に言えば、「ステークホルダー(利益関係者=株主・顧客・経営者・社員・取引先・社会etc)、皆にとって良い仕事や経営をする事が大切」なのではないでしょうか。
 企業活動でも最近「会社は誰のものか?」という議論が盛んです。「株主のものだ」「お客様のものだ」「社員のものだ」「社会のものだ」・・・。
 でもこの議論に対する私の結論は「皆のものだ」ではないでしょうか。「企業は社会の公器」
 とはまさにこのことです。
 株主に偏りすぎて、お客様や社員のことを軽視しても経営は成り立っていかないでしょうし、その他でも同じだと思います。
 それと同じで、一般社員も「仕事とは顧客に価値を与えることだけでよい」のではなく、「自分に直接・間接問わず、関係する全ての人に価値を提供する」ことが大切と思います。
 その中に、今回の「上司に対して、どのような価値を提供できるか」という視点も大事ではないでしょうか。

 柳生一族の家訓に
 小才は、縁に会って縁に気づかず。
 中才は、縁に気づいて縁を生かさず。
 大才は、袖振り合う縁をも生かす。

 というのがあります。
 また「袖振り合うも他生の縁」と言います。
 ましてや「毎日顔を合わせる上司」です。「この部下がいてくれて良かった」と心から感じてもらえる事が、価値ある存在になることであり、縁を活かすということではないでしょうか。
 そして、それも「部下力の高さ」だと思います。