プーさんのにこにこ日記

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B型東京訴訟 傍聴してきました

2010-07-17 | 肝炎活動


午後2時からの裁判傍聴に行ってきました。
朝からとても暑くて、空は真夏の雲。
駅まで歩くだけで、もうクラクラー!
原告さんたちはこの暑い中、裁判所前で、訴えとビラまきをしているかと思うときついなぁ・・・。
あまりの暑さで地下鉄の出口を間違え、ぎりぎりの時間になってしまいました。
この暑さなのに、たくさんの方が傍聴されてました。
若い方もいらっしゃいます。

原告さんの意見陳述を聞きました。
文章を読むのではなく、語り口調で静かにお話しされたことで、さらに私たちの心に響きます。
集団予防接種を受けたことを証明する母子手帳がない、住民票も存在しない、高齢のお母さんに一筆書いてもらうことで新たな不安を与えてしまったことへの辛い思いが伝わります。
3人のお子さんと奥様への思い、子供さんたちが成人するまでは生きていたいという気持ちが切々と伝わります。
薬も効かなくなってきて、その不安の中で苦しんでいらっしゃる気持ち・・・辛いです。

でも国は、予防接種の接種率が低い時もあり、意図的に受けない集団もいたようだと言っているようです。
自分たちが悪くてこの病気に感染したわけでもないのに、原告の辛さを聞こうとしていない。
原告さんはなんとか長生きをしたいと訴えているだけなのに。

私自身の思いと重なって、涙が出てきました。
この病気のものは、みんな同じ思いです。

若い学生さんたちが傍聴していてくれることを嬉しく思います。
どうぞご支援お願いします。
早期和解、解決を望みます。
他人事ではなく、あなた自身にもかかわることかも!!