プーさんのにこにこ日記

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慈恵医大の学生さんに聞いていただきました

2011-07-13 | 肝炎活動
2週間前ですが、慈恵医大の2年生と3年生の学生さんに薬害肝炎弁護団の弁護士さんと薬害肝炎についてのお話をしてきました。
昨年から医学を学ぶ中で、薬害の話や患者の声を組み込んでくれています。

午後2時から4時まで。患者である私の話は40分も頂き、学生さんたちはどのように聞いてくれるか心配でした。

ウィルスが消えて元気を取り戻した私にとって、正直に言うと、過去の感染・治療の辛い話はあまりしたくありません。
ようやく今、本来の歯科衛生士の仕事に戻り、先を考えていきたいのです。
でも考えてみれば、患者になったからこそ辛い治療をしたからこそ、「患者さんの気持ちを考えながら仕事をしなければ」という気持ちになれたのでしょうね。元気になれたからこそ、伝えていかなければ。

私の話の前に、大学の先生が肝炎の病気について講義をしてくださいましたが、とても難しくて、学生さんは理解できたのでしょうか。
そのあとに、患者の気持ちをお話してきました。
救済されたのはごく一部。まだまだ沢山の方が苦しんでいます。
話をしながら、私は改めて恵まれていると感じました。

これから学生さんたちは、さらにさらに難しい授業を受け、専門的な知識を身につけていくことでしょう。期待しています。

そんな中で、
患者の目を見ながら話しを聞いてくれる医者に出会いたいという患者も多いことを覚えておいてくださいね。
学生さんたち、聞いてくれてありがとう。

それぞれの感想を書いたレポートのコピーを送って下さるそうです。
その感想は、また私の医療の仕事にも活かせそうです。

そして、来年もまたこのような時間を作って下さい。


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