ねうねう句日記

いつか秀句をはきたいと、ねうねうとうち鳴きながら、より所なげに春の夜を・・・
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五月晴れの静岡・今川忌

2012-05-23 16:43:09 | 日記

(清水港・漁船)

叔父の転院先もやっと決まり、従姉も私もつかの間それぞれのスケジュールにもどることができた。

私は前から予定していた静岡臨済寺今川忌と友人の新居訪問へ行ってきた。ごたぶんにもれず出かけるまでの手配が大変だ。母をお守りしてもらう弟に快適に任務を全うしてもらうべく、掃除、布団干し、枕にうるさいので2,3個、パジャマも揃え、夕食朝食のメニューを書き、ステーキ肉解凍、野菜・ビール・お菓子を買って、パソコンができるようメモを残し、いったい何様に留守を頼んでいるのだあ? 

それでも当日はすばらしい五月晴れで浮かれきって家をでる。ややぎりぎりの時間なので新幹線は東京駅からではなく品川から乗ることにする。品川駅で当日券売り場に駆け込んだが勢い余って二三歩並び位置を過ぎてしまったら、もう二人に並ばれてしまった・・・切符を買ってまだ時間があると踏んで駅なかへお土産を買いに走る。まあ、目新しい動物クッキーがあるじゃないの、友人宅の可愛いお嫁さんにあげるのにぴったりだわ。店員がもたもた過剰包装するのジッと絶えて御代を払う。新幹線下りホームに飛び込んで発車時刻版をみると9時22分発岡山行きひかりがない!のぞみ。のぞみ、のぞみばかりだ!東京駅発9時3分、品川22分。・・・19分もかかるわけがない・・。なんのことはない、同行する友人が新横浜発9時22分だったのを、品川22分と取り違えていただけである。あ~あ。さっそく知らせると、「じゃー先に行ってるねー」と明るいお返事。次のこだまでいこうとは言ってくれなかった・・・。みんな大人になってるなー。「みやげ先に買っとかないからよ、バーカ」と耳元で声がする。

静岡駅北口は改修が終わり、広くきれいになっていた。少年のころの家康「竹千代君像」までありました。こぶりで感じの良い銅像だった。一般送迎レーンがすごく良い。南の新幹線口もこんなふうになればいいのに。

友人の新居はほんとに素敵になっていた。装飾も控えめでシンプル、合理的、快適この上ない。今夜のお泊りがホント楽しみ。荷物を置いてみんなででかけた先は清水港にある海鮮市場とレストラン。名物の大盛りのまぐろ丼をランチでいただきました。筆舌につくしがたい。苦痛に近いほどの大盛りで、ついに分厚い二きれを涙ながらに残してしまった。(次の写真は日本平・デジタル放送電波塔)

市場で晩の食材とお土産の干物を買って、そのあとのドライブコースは日本平・東照宮である。海に向かうケーブルカーは絶景だ。久しぶりに見る青い海。

超モダンな新居で夜中の二時ごろまで話し込み、就寝。でも私は本棚の手塚「ブッダ」を6巻読破いたしました。

翌日は今川義元の菩提寺臨済寺で今川忌である。普段非公開の寺なのでまたとないチャンスだ。山の中腹にある茶室はいったいどうしてこんなところに?と思うほど長く急な階段を上っていかなくてはならない。何か意味があるのではないかなー。

30名もの僧侶が行う法要は見ごたえ聞きごたえがあった。お経の唱和は声明にも劣らない音楽性があると思う。来年も来て、もっと詳しく記録したいものである。 

 (臨済寺特別公開・門前で出迎える僧侶二人、カッコいい!)

 



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