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田舎暮らしを夢見て、こつこつとお金を貯めています。

D-28ブリッジピン交換

2011-09-03 12:09:27 | 音楽
もう何年も前に、くたくたのブリッジピンを新品に交換しました。
見た目が良かったので、エボニー(黒檀)のものへ。

交換しながら、しっくり来ないなと言う感触を抱きながら交換終了。
期待に胸を膨らませいざ弾いてみると、どうも音までもしっくり来ない。




低音に締りが無くなり、全体に弦鳴りがしているようです。
全域にわたり音がこもるような感じで、一音いちおんがはっきりしない。
とにかくこれまでの音質と違い、どうも弦の振動がボディーにちゃんと伝わっていないような?

まっそのうち違うのに交換しようと数年間は弾いていました。
が、最近どうも我慢が出来ない。
これが62歳のオールドマーチンの音色なのか?と。

このD-28はブリッジもナットも象牙(アイボリー)が使われています。
この特性を最も引き出してくれるブリッジピンは無いものか?
いろいろ調べてみると、TUSQという人工象牙のものが評判も良いらしい、
と言うことで早速アマゾンに発注、待つこと3日で到着です。
TUSQのブリッジピン1セットとTUSQのサドル2枚とマーチンの弦3セット。
サドルは29歳のD-28のサドルと交換のために入手しておきました。


早速交換、
差し込むときの感触からしてエボニーとは全く違います。
しっくりとしていて、ブリッジに弦がしっかりと抑え付けられていることが分かります。



さてさて音色は?
しっかりとボディーを震わせ、深みのある音に変わりました。
何より一音いちおんがはっきりし、低音もこもるような事がなくなりました。

D-28のブリッジピンは白にブラックドットが似合います。



昔のようにどんどん弾き込んであげれば、さらに音は良くなっていきます。
29歳D-28はローズウッド、
62歳D-28はジャカランダ、
それぞれに良さはありますが、断然ジャカランダの音色のほうがいい。
聞かせてあげられなくて残念です。





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