台風18号が去った翌日、ワイン専門店へ。
お店近くの田んぼの稲穂はなぎ倒されていました。
我家はNHKBSの「あてなよる」のファン。
料理研究家大原千鶴さんの料理に合わせて、ソムリエ若林さんの出す色々なお酒。
どんなマリアージュなのか興味津々&羨望のまなざしで見ています。
しかし、NHKなんで、お酒のラベルは映されず特定するのは難しい。
ある時はボルドーのワインが出されていて。
有名なボルドーのワインですが、ボルドーワインってどんな味なんだろうと。
私達の舌は残念ながら日々感度が落ちていきます。
それなら思い立ったが吉日で少しでも早いうちに本物のボルドーワインを飲んでみようと。
こたろうは少しお留守番。
お話を伺うと、ボルドーのワインは味がしっかりしていてわかりやすいので人気があるそう。
高いワインは味が複雑なので、レストランでプロが作る複雑な味の料理に合うと。
家庭料理に合わせるなら単純な味わいの3000円位のワインを提案されました。
「ボルドーにこだわらず、好きな葡萄は何ですか?」と聞かれて。
シラーやテンプラニーリョと答えると勧めてくれたのがこちら。
シャトー・ド・シフレ サン・シニアン ルージュ2013
シラー・グルナッシュ等のワイン。
なで肩ボトルはブルゴーニュだそう。
保管方法はプチプチの梱包材の上から新聞紙に包んだ状態で冷蔵庫の野菜室に入れて下さいと。
家庭用冷蔵庫だと購入後3週間以内に飲むのが良いそう。
開けた瞬間スモーキーでドライフルーツ系の香りがフワッと広がり、明らかにスーパーで買うワインとは違ってました。
程よい厚みがあり、夫は美味しいと。
残念ながら私の好みとはちょっと違った。
もちろんボルドーのお勧めワインも購入。こちら5000円弱。
ル・スクレ・ド・レストリーユ2009
メルロ100%。
角ぽい肩のボトルはボルドーで、2009年は当たり年だとか。
質の高い葡萄が収穫された時のみに作る「秘密」という名前のワイン。
サン・シニアンと比べると繊細な香りで、渋みを感じました。
空気を含んで開いてくると夫は美味しいと。
チーズ専門店でメルロに合う物をと聞いて買ったクラリーヌ。
クラリーヌは軟らかいのでクラッカーにつけて、ドライいちじくと一緒にと。
結局、私の舌にはボルドーのメルロよりスーパーで買うモメサンメルローの方が好みでした。
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