TVでいがらしさんの炊き込みうにご飯が紹介されているのを見て。
すごく美味しそうで、夫が速攻で予約してくれました。
お店がビルの2階という予備知識がなく、小さな行灯がビルの軒先にちょこんと置かれているだけで。
最初は気づかずに通り過ぎてしまいました。
私達と同じ様にわからずさまよっている方がいて、電話で店員さんがお客さんを道案内してました。
私達はカウンター席に。
店主は片岡愛之助さんの様でカッコ良く、初来店の私達にも気さくに色々と話しかけてくれて。
先ずはきのこの汁物。
薄味のお出汁にほんのり生姜の味がして、きのこの味を引き立ててました。
酢飯の上にイクラと蟹、柚子が少量かかってました。
美味し。
輪島塗のお椀。特注品だとか。
この日は岩手産の立派な松茸が入っていて。
松茸をさばいている様子をカウンターからガン見してました。
カウンター席なので調理中の松茸の良い香りが漂い幸せ。
松茸と鯛のお吸い物。日本人で良かった。
お刺身はいか、金目鯛、平目。
いかが甘くて美味。
器は尾形乾山の写しだとか。
揚げ海老芋の煮びたし。
カウンターには京都の鹿ケ谷かぼちゃが飾られていたり、海老芋が出されたので京都で修行されたのかと伺うと「修業は東京でしました。でも野菜は京都から取り寄せています。」と。
ここにきて出汁の味が一番濃く、でもそれは飲み切らせない器になっていて。
計算されてました。
カウンター席だったので、調理場奥のコンロで我家の土鍋が炊かれている様子をずっと観察。
そうしてやってきたのがうにの炊き込みご飯。
うにの香りがフワッとまず漂い、至福の時でした。
甘味はカステラとマスカットゼリーから選べ、私達はマスカットゼリー。
マスカットが甘くて美味。アングレーズソースは要らなくてもいいかな。
この後にお抹茶がありました。
お薄が来ると知っていれば、カステラを選んでも良かったかも。
帰り際にはお土産として昆布の佃煮を下さって。
リピート決定です。
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