ひつじのさんぽ

気の向くままゆっくりのんびり。出会ったひと・もの・ことを書きとめてみます。by ポポ

8月4日

2010-08-04 18:30:15 | 絵日記
運命の出会い。

図書館2日目。

本屋をぶらぶらするときもそうなんだけど、書棚を回りながら呪文を唱える。
「必要な本に出会えますように」って。

そうすると数ある本のなかから、一冊はっきりと背表紙が目に飛び込んでくることがある。
その「はっきり」が、今日あったのだ。

昨日もぶらぶらしていた書棚だったのに、今日出会えた。

『言葉の箱』

このブログをはじめるとき、最初にタイトルにしようと思っていたのが
「ことばのこばこ」だった。まずそのタイトルに釘付け。

著者は辻邦夫。
ツジクニオって、あのツジクニオ…
私の中で「辻邦夫」=『背教者ユリアヌス』となっていて。
まったく、読んではいないのだけれど、その名前は父の本棚のあちこちで見かけていて。
とても気難しい文学者だと、勝手に思い込んでいた。

そのツジクニオが、言葉の本を書いていたの?

興味シンシン手にとって開く。
運命の出会い。


今日はここまで。

8月3日

2010-08-04 00:03:54 | 絵日記

図書館へ行く。
おにぎりと水筒を持って。
朝からお昼になるちょうど真ん中くらいに。

図書館へ行く途中に、公園を通る。
わんわんと響くようにセミが鳴く。蝉時雨ってよくいったものだなぁ~
音が、降ってくる。
うっそうとするくらい茂った木々の隙間から、
青空と、ゆっくり横切っていく白い雲が見える。

「なつだなぁ」思わず立ち止まって、しばし見とれる。


図書館の中は、しずかで涼しい。
久しぶりだったので、利用の仕方にちょっと戸惑う。
5階建ての館内案内を確認して、とりあえず3階へ。

広いフロアに立ち並ぶ書棚の中をゆっくり、歩く。
美術館でひとつひとつ絵を見て歩くように、
一冊づつ、背表紙を読んで、歩く。

ぐるぐる回っていたら迷って、出口だと思って突き進んだところが
また書棚だったり(笑)


そんなことをしながら、大好きな本棚に囲まれて
「ああ、ほんとうにうれしい」と思ったのでした。

今日はそんな日。