最終章だけど、、、

日記や趣味を書く

迎春

2023-01-08 00:33:59 | 日記


本年の賀状に取り入れました写真です。大正12年(1922年)帝展出品の屏風です。竹内栖鳳と、石崎光瑶を師として、主として戦前の京都画壇で活動した大伯父の作です。
今年は、兎年でもありますから、久しぶりに前座敷で開いて、それを撮影する予定でした。年末の思いがけない大雪にめげて、結局、以前にあった展覧会の図録から貼り付けました。

あらためまして、新年あけましておめでとうございます。
旧年中にいただきましたご厚情に感謝しますと共に、
本年も変わらぬご厚誼をよろしくお願い申し上げます。

今夜は一応七草入りではないものの、三つ葉と小梅入りのおかゆを電気釜で炊きました。
年末30日ごろから食べ始めたお節料理(もちろん、自家製ではありません!いつもと同じ金沢の歴史ある料亭から(冷凍)と京都東山の料亭は今年はじめて(冷蔵))あわせて六段重ねでしたが、やっと本日完食しました。大晦日のざる蕎麦以外は、主食は全てお餅でしたので、久しぶりのお米は嬉しかったです。

この10日間で外に出たのは、二日のみでした。
今年になってはじめて自宅前の門の戸を開けて出たときに撮りました。

行先は、いつもの陋屋でした。

締縄もおんなじですし、家の雰囲気がそう変わりません(笑)
だいぶ遅くなってしまった初詣(念頭に来ましたら、あまりの人混みで疫病恐怖。そのタイミングは避けました)のあとにやってきた陋屋です。お元日は墓参だけは致しました。国宝瑞龍寺は観光客用のバスが停まっていましたが、墓所へは、裏口入門で人を避けられました。


中門です。年末ぎりぎりで、建具屋さんに障子張り替えを頼めたので、その白さだけが、新年の清々しさに加担してくれました。
各部屋に掛物、生け花、鏡餅(三宝飾り)、天神さま、など年内に何とかしつらえはしました。中庭の積雪のために、家じゅうが凍り付いていて、素通りしました。
お仏壇と、神さま棚にはお参り、お祈りして、茶室で、今年初めてのお薄を京都から取り寄せた御紋菓(和三盆)と一緒に味わいました。


茶掛けは、お正月とは無縁ですが、季節感重視で、「河豚と海老」を掛けています。

今はすでに、積雪ゼロになって、陽ざしの恩恵を有難く思うここ数日です。
コメント (6)