今年も中止。。浅草ほおずき市

2021年 7月10日（土）

毎年7月9～10日に開かれる東京下町、夏の風物詩、浅草ほおずき市…
去年に続き、今年も中止となってしまった。
四万六千日の法要は行われるので、浅草寺にお詣りに行き、御札を戴いた。
去年の同じ日は、境内も仲見世通りもホントに閑散としていて、
想像以上の寂しい光景にショックを受けた。





けれど、今日は境内も、仲見世通りもなかなかの賑わい。
みんなマスク越しだけれど、楽しそうだった。
ご祈祷の申し込みには行列ができていた。
浅草らしい活気が戻って来た様子に少しほっとした。





「先月頃からそこそこ賑わうようになってきたのよ」
と、行きつけの雷おこし屋のおかみさんがにこやかに話してくれた。
けれどマスコミや世間は「繁華街の人流が増えてきた」と、
感染拡大と結び付け、人出が増えることを歓迎しないだろう。
人流…　イヤな言葉だ。
去年は、一年後も中止だなんて夢にも思わなかったけれど、
社会がこんな感覚を持ち続けたら、来年はおろか永久にできないかも。
日本人の心に深く結びつき、
外国人も、日本の古くからの文化に親しめ、
そこに居合わせた人たちが触れ合い、笑顔になれる行事。
人出が増えたところで、大群が殺到して大騒ぎするわけではない。
ましてやほぼ全てが屋外で行われる。
コロナが収束しなくても実施する術を考えるべきだと思う。

こんな光景を早く取り戻さなければ・・・


2年前のほおずき市の日の境内


浅草寺の裏手の花屋で買った枝ほおずき

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