
メーカー:アイコム
商品名:MLH135-SS 熊
まえにもNスケール(1/160)のクマは紹介しているのだが今回もNスケール(1/144)のクマをご紹介!
ドイツの老舗プライザー社のクマはディティールや塗装のしっかりしたプラスチック製だった。
こちらはピューター金属製で塗装はプライザー同様手塗りである。ディティールはやや甘いため印象は少しのっぺりとした感じ。
しかし、値段がプライザーの半値程度だったと記憶しているので値段相応と見ればなかなか良い出来なのではないだろうか。
大きさは写真左側の立ちポーズのモノがおよそ17ミリ。その隣の中腰のモノがプライザーの立ちポーズのモノよりやや小さい程度だ。

今回もNスケール製品の紹介となったが実に抽象的なNスケールとはいったい何なのだろう?
冒頭でも記述したように1/160も1/144もNスケールである。そして今回紹介した製品も前に紹介した製品もほぼ同じ大きさである。
例えば身長180センチのヒトは1/144では12.5ミリ、1/160では11.25ミリなのであまりコマかいコトをいうこともないかもしれない。
しかし、全長19.5メートルの電車は1/144では135.4ミリ、1/160では121.8ミリだからその差がなんと13.6ミリ。
同じ車両がそれぞれ1センチ以上も違えば同じサイズ(スケール)として並べることは実に不自然である。
Nスケールとは同じサイズ(スケール)のまとまりの様に錯覚するが実は単純に商品の販売上「都合のいいコトバ」なだけなのかもしれない。
製品を供給するメーカーが上位でそれを購入する我々ユーザーがその規格に従うという構図は一般市場においてはごく普通のコトである。
しかし、コト趣味の世界においては何か違うような
・・・・・なにか???
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