ポポンデッタの動物園

メーカー：アイコム
販売：ポポンデッタ
商品名：PO-015 動物園A
(ゾウ・パンダ・カンガルー・ゴリラ)

以前にプライザーＮスケールのElephantsを紹介しましたが今回さらに大きなＮサイズのゾウを見つけました。ＺＯＯとタイトルの付いたポポンデッタの限定企画アイテムです。もちろんＺＯＯはゾーではなくズー（動物園）です。なのでゾウさんのほかゴリラ、カンガルー、さらにパンダまで入ったセットになっています。



ゾウ
商品はＮサイズとなっていますが、かなり大きいのでは？と思うほどのサイズで、プライザー製Ｎスケールと比べても一回りほど大きなゾウです。なので、本物のゾウについて調べると大きさは成獣で高さが3メートル前後、体長4～7メートルくらいだそうです。種類はアフリカゾウとアジアゾウに大別され、さらにアフリカゾウはサバンナゾウとマルミミゾウに、アジアゾウはインドゾウ、マレーゾウ、セイロンゾウ、スマトラゾウに分類されるそうです。その中でも森林に生息するマルミミゾウは成獣で体長4～6メートル、高さ2.5メートルとゾウさんの中で最も小柄な種類で名前のとおりほかのゾウさんに比べ耳が丸いのが特徴です。模型は足元から背中の上までが23ミリくらいなので特徴である耳や牙のカタチが少々異なりますが、十分に1/120のゾウさんと言えるサイズです。ちなみに生まれたばかりのサバンナゾウの高さは1メートル前後だそうなので、1/120だと8.5ミリ前後のサイズでしょうか。



ゴリラ
体長はオスが170～180センチ、メスが150～160センチですが、これは模型のポーズでもある腰を曲げている時のものなのか？あるいは類人猿なので二足で立っている時のものなのか？それによっても変わると思いますが、模型のゴリラポーズでの高さはおよそ10ミリです。なので、これを1/120に当て嵌めるとコドモのゴリラということになります。もちろん1/150ならオトナですけど・・。
ちなみにオトナのオスはオヤジ（ジジィ）になると背中の体毛が白くなってくるそうです。



カンガルー
パッケージにはカンガルーと記載されているのでカンガルーの模型なのでしょうが、小型のワラビーも有袋類のカンガルー目ですから造形の雰囲気からはどちらとも言えそうです。体長12ミリなので1/150のカンガルー、1/120のカンガルー、ワラビーなど何にでもなりそうです。



ジャイアントパンダ
今でこそパンダといえばジャイアントパンダを指しますが、その昔、パンダといえばレッサーパンダのことを指していたようです。人気度、有名度とともにパンダが代名詞となったジャイアントパンダですが、体長は120～150センチで立ち上がると170センチ程度になるそうです。模型はお座りをして笹？を食べているポーズですが高さ11ミリなので1/150でも1/120でも成立するサイズです。


模型はすべて低融合金のピューター製なので、小さいながらもズッしりとしています。また、台座が動物と一体なので安定感は抜群ですが情景模型に使う場合には台座を切り取らなければならないことも・・・・
と、いうこともあるかもしれません。