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Caterpillar diesel locomotive

2010年01月18日 | 鉄道


 アメリカのキャタピラー社といえばCAT(キャット)であり建設機械が有名な会社です。
またキャタピラーと聞けばそれら建設機械の足である無限軌道(クローラ)を連想される方も少なくないでしょう。
そんなキャタピラー社はディーゼルエンジンの製造会社でもあるのです。
これまでアメリカ製の44トン級ディーゼル機関車を幾つか紹介してきました。
そしてこれらの機関車のほとんどはキャタピラー社製ディーゼルエンジンを搭載していました。
キャタピラー社製ディーゼルエンジンにも幾つかの種類がありますが、なかでも44トン級機関車にもっとも多く採用されたのがD-17000 V型8気筒エンジンです。
私は機関車に搭載するエンジンだから直列8気筒か?などと根拠もなく思い込んでいたのですがなんとV型エンジンでした。
参考までにV型エンジンとは正面からエンジンを見るとシリンダーがVの字に配置しているエンジンのことです。
自動車だとランボルギーニカウンタックやシボレーコルベットスティングレーなどがそうです。
掲載写真はキャタピラーD-17000型エンジンですが下の写真は正面ではなくジェネレーターの繋がった後ろからのショットです。

  

因みに日本で大量生産されてキハ10系やキハ80系などの古い気道車にはもれなく載っていたDMH17シリーズエンジンは直列8気筒だそうです。
アメリカンなV8なんてイメージとしては、まるでビックスリーのマッスルカーのようです。
44tonnerのエンジンフードの点検扉を開けたその中にはV8エンジンが入っているのでした。
 もちろん、キャタピラーエンジンにも直列レイアウトのエンジンだってあります。
下の写真はブルックビルのBCL形機関車ですが、5~6トンにはD-4400型4気筒エンジン、7~8トンにはD-6600型3気筒エンジン、8~12トンにはD-8800型4気筒エンジンまた12トンのみD-13000型6気筒エンジンが搭載されていました。
これらはどれも直列シリンダーレイアウトのエンジンです。



建設機械のキャタピラーと思っていた会社はディーゼルエンジンのキャタピラーでもあったのでした。


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