突然ですが・・・・・
TT9と聞いて連想するコトバは・・・・・
私の場合「いのいちばん」でタカイ(高価)です。
もちろんワタクシ一個人の感想です。
ワタクシにとってそんなイメージのTT9ですが、何もかもが高いのか?
というと・・・そうでもありません。
そりゃぁもうこんなモノがこんな値段!というモノが多いのは確かですが、
高い!と感じるのはその値段に対する価値が云々という以前の
絶対的な数字(金額)というものがあります。
例えば100円のおもちゃと聞けば「安い!」とインプレッションを感じます
が、1万円のおもちゃと聞くと、「高い!(高価)」とインプレッションを
感じます。
もう一つは、一般的には何だか分からない金属の部品を見せられ、それが
モケイの車輪で4コ千円と聞けばマニアではない一般的な感覚として高い!
(高価)と感じますが、マニアであればそう感じないか、またはそのマニア
の人が持つ一般的な感覚として高い!と感じたとしても、「まぁ、千円なら」
と納得することもあるでしょう。
前置きがダラダラと長くなりましたが、けして「安い」とは思わないも
のの、ロストワックス製法の台車(軸受け)と車輪で一袋三千円くらい
だったので、今はもう行くことがなくなったモケイ店でそのパーツを数袋
購入しました。
プラモデルとしてランナーに繋がった部品であれば、ありえない値段なの
ですが、大量生産する需要がない場合、オリジナルのディティールを
落とさない複製としてロストワックス法は一般的な製法です。
石膏型をその都度壊す方法で作るので、プラモデルの射出成型の様に
金型作製のイニシャルコストは高いが、作れば作るだけシナモノの単価が
安くなる製法ではありませんし、手間が掛かるので総じてシナモノは高値
ですが高級なわけではありません。
歯医者さんで虫歯を削った後に入れる金や銀の詰め物や、奥方やお嬢様
やご愛人さんのプレゼントとなる指輪(リング)やブローチなどの貴金属
アクセサリーの作製法として一般的なのがロストワックス製法です。
また、これらはその材料が貴金属なので高級です。
そんな製法で作った軸受けと車輪のセットですが、適当なサイズの床板に
ネジ留めすれば2軸貨車のベースが出来上がります。
これとは別に連結器も購入し、ペーパーやプラスチック、もちろん金属板
でもいいのですが車体をつくれば2軸貨車1両ができあがります。
Nゲージの2軸貨車の様にそこそこのディティールで値段もそこそこな品と
比べるべくもありませんが、1/120サイズの貨車1両が出来上がります。
ちなみにこの軸受けと車輪のセットはTT9のワフ29500で使っているモノ
です。ワムやトラには用いていませんが、ワフの部品です。
せめて車輪や台車の部品があれば・・・・
と、お嘆きの方、高額ではない価格で最低限の部品は揃っています。
但し・・・・
そこに行かなければ買えないようなのが・・・・。
ちょっと残念。
http://e-chimney.jp/release/nyuka_ho.php
また、朗報がありましたらお願いします。