☆ワン・トエンティー☆1/120ワールドへ☆

1/10インチスケール・1/120の模型(おもちゃ)をあれこれと紹介しています。ワントエンティーワールドへようこそ TT

サブロクとは・・・

2010年02月22日 | 鉄道


 国内で鉄道愛好家がいうサブロクとは、在来線の軌間つまり線路幅のことでしょう。一般に在来線の軌間は1067ミリです。
これをフィートインチで表すと3フィート6インチとなり、キワメテニホンテキな呼び方ですが3と6なのでサブロクとなる訳です。
ちなみに1インチはおよそ25.4ミリでその12倍の約304.8ミリが1フィートです。
このサブロクこと1067ミリは海外の鉄道資料には42インチとインチのみで表示されていることもありますが3フィート6インチ=1067ミリと同じことです。
しかし、鉄道の軌間には36インチゲージというモノもあります。36×25.4ミリ=914ミリとなり、日本ではマイノリティーなゲージです。
これも3と6のゲージですがこれはサブロクとは呼ばないようです。
サブロクと似たものにニブロクというのがあります。これは2フィート6インチつまり762ミリゲージのことです。
日本でナローゲージというとほとんどコレのようです。
欧米では標準的な軌間は4フィート8.5インチ=1435ミリゲージでそれより狭い1067ミリゲージ等の軌間はナローゲージになります。
しかし、1067ミリゲージは日本では標準的な軌間なので一般的にはナローゲージとは呼ばないようです。
国内では1067ミリゲージ=標準軌なので、これより狭い762ミリや610ミリ=24インチゲージをナローと呼ぶようです。
これら色々な幅が存在する線路幅(軌間)ですが120分の1に縮尺すると以下のようになります。

・4フィート8.5インチ=1435ミリ÷120=12ミリ
・3フィート6インチ=1067ミリ÷120=9ミリ
・2フィート6インチ=762ミリ÷120=6.35ミリ(6.5ミリ)

どれもおおよそ既存の鉄道模型の線路幅です。
NやHOなどのように何々ゲージの模型ではなく1/120のモケイとすればバランスのいい模型ができる!

1/120はそんなスバラシイ数字です・・・。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿