Ks Shanghai 上海/写真ブログ

写真で綴る上海ライフ

「国際漫遊」 恐ろしい!!

2012-12-31 | 中国IT
2012年はスマホを買い、それにあわせて移動通信会社もチャイナユニコムに変更しました。
なぜ、番号を変えてまでチャイナユニコムにしたかと言いますと、
世界標準の3G方式WCDMAを採用しているのはチャイナユニコムだけなのです。
だから、チャイナユニコム用の携帯は日本でも電波が受信できます。
つまり、そのままローミングサービス(中国語で国際漫遊)に使えると言う意味。

日本は1.86区といって、1分間1.86元です。
おなじWCDMAのSoftBankかDocomoの電波を使います。
どうせ電話なんて緊急用だし、1.86元なんてタダと同じ。などと思っていたら
思わぬ落とし穴が。


なんとデータ通信料が一日で50元も。しかもたったの5MBで。
1MB=10元!
恐ろしい! 
私のスマホにはSkype、Line、QQ、WeChatというチャットやメーラーが常駐してますが、これらのソフトが情報更新するだけでネット流量が発生しているのでしょう。ほとんど何もしていないのに。。。
(中国国内では月額セットメニューはデータ300MBと電話を合わせてたったの66元です)

家のWIFI空間を離れるたびにたくさんのソフトを閉じないと怖くて出られないということ。
使えません。。。

ポートレイト・プロフェッショナルで上海美人

2011-04-08 | 中国IT
久々にPCのソフトに感動したのでご紹介。
これはフォトショプのプラグインフィルターに使えるPortrait Professional
美人を作るソフトです。
会社の縫い子さんの顔写真で試してみたところ、あっと驚きの美人ができてしまい、感激してしまいました。
目の位置、まゆ毛、鼻の位置、輪郭を指定するだけで元の写真と比べると、自動的にすごく微妙なところで気がつかないぐらい、ほんの少しだけ(くどいですね)修正されています。

少しだけ鼻筋が伸びて、小顔になり、首まで伸びているでしょう、びっくりですね。
安徽小姐が上海美人に生まれ変わったみたいです。
ずっと見ていると間違い探しパズルをやっている気分。
(レベル補正はフォトショでしました)
http://www.portraitprofessional.com/

再生ThinkPad X32

2010-12-27 | 中国IT
知り合いからThinkPad X32をもらいました。
ちょっといじったところ、やはり(ネットブックより)大画面はいい。
今年買ったACERのネットブックより500g重いけどキーボードも全然使いやすい。
XPだから動きもスムーズ。全然現役で行けそう。
というわけで、おそらく8年ぐらい前の機種だけど、お金をかけて再生することにしました。

日本語キーボード 60元
予備ACアダプタ 50元
メモリ1GB 250元
ハードディスク 380元
交換バッテリー150元
総額900元の出費です。これで新品同然。
もちろん、「つかわない」という選択肢もあって、それなら出費もゼロだし、これによって実はネットブックのほうが必要なくなるだけのことだったのですが、本当にこういう作業って楽しいものですよね。
ネットブックは娘のクリスマスプレゼントに格下げです。

ブログの引っ越し

2010-07-31 | 中国IT
MicroSoftのSpaces撤退で、自動的に移行したWordPressですが、中国からアクセスできなくなってしまいました。

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難儀してプロキシサーバーから開いて書き込んでいます。
もう潮時ですね。引越し先が決まったら連絡いたします。
それまでみなさん、さようなら~~
===

ということで、gooブログで再開です!




過去データは少しづつ手動で引っ越してくる予定です。

日本の夏ドラマシーズン始まる

2009-07-15 | 中国IT
今日の新聞は日本の2009夏期ドラマの紹介がデカデカと載っていました。
中国では日本のドラマが動画配信サイトで2週間遅れぐらいで見れるのです。
(※なぜ、リアルタイムではなくて2週間遅れなのか?それは、中国語の字幕をつけるため。)

しかし、私は以前より、 「どうして中国人は日本の新作ドラマのタイトルを知っているのか?」 ってすごく疑問だったのです。
私自身、「日本の話題のドラマ」なんて知らないし、検索してまで知ろうとも思わないけど。

なるほど、そういうことだったのか、新聞メディアまで連動してやがったのか! 中国版Youtubeの優酷(www.youku.com/)や土豆(www.tudou.com/)が有名ですが、今は自主規制されていて日本からはアクセスできません。
それでも、日本の著作権者からは侵害だと訴えられているようです。
そういうキワモノメディアに対して新聞までもが新作ドラマ紹介記事を載せてしまうって、すごいですよね。

「260元の出費で生涯インターネットが無料!」?

2009-07-07 | 中国IT
中国ITハード界における2009年、空前の大ヒット商品「Gsky-Link GS-27」というのがあって、買ってみました。宝山路で180元だった。

もちろん、中国におけるLANセキュリティの現状を調査するためです。
この商品、売り文句は 「260元の出費で生涯インターネットが無料!」
宝山路の電気街では5件に1件ぐらいが店頭に積み上げて売っている。
たしかに大ヒット商品なんだろうなと思いました。
実は、この商品、ハード自体は高出力のUSB接続の無線LANクライアントなのです。
ただの!! Realtek RTL8187.。高出力500mWというのが、普通のLAN子機と比べてどれほどなのだろう。
画期的なことは、付いてくるソフトに秘密がある。。。
といっても、売る人が勝手に添付しているのですが。
なんと無線LANのパスワード解析のソフトを抱き合わせて売っているのです。 
メーカーもホームページで大々的に解説しちゃっている。
おそろしいアイデア商法だよ。
なんて感心している場合ではない。
実際Windowsのソフトにそんな解析ソフトはないから、常識的には一般人が踏み込むような世界ではないLinuxをつかうっていう荒技。
手法はというと、
(1)VMware Workstation というバーチャルPCソフトをインストールする。    CDにはご丁寧にキージェネレーターが付いていてきます。
(2)VMware 上にRed Hat Linuxベースのオペレーティングシステム BackTrack3を立ち上げる。    
BackTrack3は「侵入テストの分野」において、現在 最高峰のLinuxディストリビューションである。らしい。     というか、ハッキングソフトといったほうが早いですね。
(3)Spoonwep2かSpoonwpaというソフトを開いて周囲500m範囲内の無線LANのパスワード、WEP,WPAパスワードを解析する。
・・・・・・・・・・・・ハードルが高そうでしょう。
    
IT好きの私もセッティングにすごく手間取りました。
参考文献が中国語だし。
でも、結果的に、たしかに、10分ぐらいでWEPキーが解読されてしまいます。

SpoonwpaはWPAを解析するソフトだけど、必ずデータ交信中のクライアントが必要とか、条件が厳しいです。
それにしても、おそろしいですね~。
こんなものが路上とか通販のタオバオで普通の女性やおじさんにバンバン売られてしまうのがすごいですね。
みんな、USBにつなぐだけって思ってるんだろうなあ。
多分、買った人の半数以上は使うことができないような気がします。
※他人のWEPを解析してワイヤレスネットワークに侵入すると法律違反になります。  ※「うちのPCにも付けて」という依頼をしないでくださいね。

世界でたった一つのSharp 705SH

2008-05-21 | 中国IT
2年使ったモトローラ携帯が壊れてしまい、日本のSharp 705SHを買いました。

これがすごい。何がすごいかというと。

↑筐体の上半分はブラックだけど下半分はブルー筐体

↑ディスプレイ外側はVodafone だけど、中面はSoftBank

↑裏ブタはSmarTone(香港の会社)だけどマザーボードは日本語表示でしかも「ピンク」。

↑ソフトは日本語なのにキーボードは中国語。
Sim下駄をつけてChinaMobileのSimを使います。
ここまで継ぎはぎだらけだと、いやもとい、カスタマイズされていると愛着がわきますね。
世界にひとつだけの私だけの携帯。。。。


全国哀悼日

2008-05-19 | 中国IT
5月19日から3日間、四川大地震の被害者を哀悼する全国哀悼日となりました。
上海のオリンピック聖火リレーも延期になりました。
今日は地震発生時刻の午後2時28分から黙祷をささげました。
国内のポータルサイトは全部白黒画面となり、国中が喪に服しています。

P.S. テレビで毎日募金の報道してますが、「○○省○○○公司、1000万元」とかいうプラカード見せるのはちょっといただけないかな。

ハートチャイナ

2008-04-17 | 中国IT
フランスのオリンピック聖火リレー妨害で、反仏運動が高まっています。
MSNのメンバー名が、1日でみんな「ハートチャイナ」になってしまいました。
カルフールで買い物をするな、という携帯メールがチェーンメールのように中国中を飛び交っているらしい。

普段は「君が代」なんて何とも思っていない日本国民だって、オリンピックの表彰台で「君が代」が流れると「よくやった!日本よくやった!えらいぞ!!」とかって国との一体感を感じるでしょう。。
そんな感じで、普段はチベットになんか縁の無い中国人も、自分の聖火リレーが妨害されたということで、妙に一体感を感じてLove Chinaになってしまったようです。

YouTubeのアクセス遮断

2008-03-17 | 中国IT
このブログの動画は全部YouTubeにアップしたものをリンクしております。
中国では国際的に話題となるような人権問題とか暴動が起きると、しばらくYouTubeにアクセス出来なくなります。
いまは●ベットの暴動直後のため、動画が見れません。
くもの巣のように、1本切れてもほかのルートでつながる、みたいな発想のWEBなのに、どうしてYouTubeだけアクセスできなくすることが出来るのか?
それは2006年から稼動している中国が世界に誇るインターネット検閲ファイヤーーウォール「グレートファイヤーウォール」の働きです。
中国政府の検閲を拒否した言論サイトを強制的に遮断できるらしいです。
ということは中国から世界のインターネットにつながっているラインが実は1本だけしかない、ということなのかな。
それとも、何本もあるけど、全部政府のサーバにつながって、その後で民間のプロバイダに送られているのか。
たぶん、おそらく中国にあるDNSサーバーを政府が統括しているのでしょう。

問題があった時々でしばらくの間だけ遮断するというのが面白い。
餃子問題では遮断していなかったし。
「思想」関係だけなんですね。