ビート購入のきっかけのつづき

俺は、彼女を驚かそうと決めたのです。「彼女へのプレゼントにしよう」と。
もちろんほんとにプレゼントすると俺の車はなくなっちゃう、だから合鍵を渡し、好きなときに乗ってもらおう、二人の共通の持ち物にしよう。と決めた。
それからはカーセンサーにクギ付け。タイミングよくK-CARスペシャルの「ビート専科Ⅱ」の発売もあり、一生懸命勉強した
そして、とにかく車を数多く見比べたいということもあり、タマ数の多い埼玉の中古車屋へ行くことにしたのだった。

ビート購入のきっかけ

もともと、デビューしたときからビートは注目していたけれど、当時はまだ学生だったし車を持てなかった。２００２年の冬のことだった。その頃自分はEG6シビックに乗っていたのだけれど、富士スピードウェイでの走行会でギアを壊してしまい、交換は高くつくよと言われ、他にもガタがきていたので思いきって買い替えをきめた。そこでいろいろ検討に入ったんだけれど、新車を買う金はないそこで候補にあがったのは①DC2インテR②EK9シビックR③BE5レガシーB４．
もともと大のホンダ党だったので、タイプRに憧れるのは至極当然あとB4は、ボクサーターボとWRCにも興味あったから。ホンダにはない重厚さもあるしね。
探してあれがいい、これがいいってやってるときが一番楽しい
「B4はちょと高いしな、まだホンダに乗りたいし、インテよりシビックの方がスタイル好きだな、テンロク楽しいよな、東堂塾（イニシャルD）の二宮大輝やトモさん乗ってるし
でも、俺の彼女がEK３シビック乗ってるからかぶっちゃうよな...
彼女も嫌がるだろうし。彼女？待てよ...そうだビートだ」となったのです。
なぜなら、彼女は昔、ビートをこよなく愛するオーナーだったのだけれど、事情があって手放してしまって、ずっと後悔していたのです。もちろんその頃の彼女を自分は知らないのだけれど、よく思い出話を聞いたし、今の車のセンターコンソールには当時のビートの写真が大事に飾られているのです。（つづく）