最近、腕時計を買ったので、今日は乗務員と時間の話。
電車は基本的に15秒単位で動いています。
乗務員は秒単位の仕事をしているわけです。
例えば、電車は始発駅を12時ちょうどに出発します。次の駅には
12時5分15秒に到着し、12時5分45秒に出発します。
その次の駅には12時13分45秒に到着し12時14分0秒に出発...。
と、いった具合。
もちろん鉄道会社によって違うでしょうが、基本的にはこういった感じです。
例えば各駅停車しか停まらない小さな駅では停車時間が15秒。
特急が停まる駅では30秒停車します。単線だと、これに対向列車の待ち合わせ
なんかが加わるので停車時間も延びたりしますが...。
駅の出発時間は基本的に信号が青になったら出発時間なんですが、
これも各会社によって若干方式が違います。
出発時間になったら信号が青に変わる方式もありますが、
JRのように基本的に進行方向の閉塞区間がクリアな場合(前方のある一定区間
に電車がいない場合)
信号は出発時間にかかわらず青になりっぱなしという方式もあります。
じゃあ出発時間は誰が決めるの?
ずばり車掌です。
もちろん出発時間は決まってるわけだけど、例えば20時35分30秒出発の場合、
逆算して35分ちょうどに発車ベルを鳴らす。JRの発車メロディーは
一曲(?)だいたい10秒くらいなので2回鳴らして約20秒。安全を確認しつつ
ドアを閉め、出発合図を出すのに10秒。あわせて30秒で出発はちょうど
20時35分30秒...。と、いったカンジ。
なので、車掌が時間を間違えるとタイヘンなことになってしまうのです。
こっからが本題の腕時計の話なんですが、文章が長くなってしまったんで
明日にします。
ちょっとマニアックな話ですね。すいません