格差社会について

今日、朝一番にESL Podcastを聞いて、ちょっと今回は

ESL Podcast 1128 – Store Promotions and Giveaways

会社がキャンペーンをする話題だったので、内容としては
難しくなかった、というか、日本でも似たようなことを
する話とかあるから、状況を推測できるかなと思ったの
ですが、ちょっと期待したより理解はしてくれなかった
みたいです。

でもＮｏｎｅは、ESL Podcastを続けていくつもりらしい
です。私はフォローできる状態でＮｏｎｅに続けて
もらおうと思っています。

今日、Ｎｏｎｅと話し合いました。Ｎｏｎｅの勉強時間が
約束より短かったからです。

Ｎｏｎｅの成績が文理に合格できるかどうかのボーダーライン
のようなところにいて、今が踏ん張りどころだということ、
そして、母さんのように低所得の家の人間にとって、
公立高校で頑張って、国公立に進学することでよりよい
就職の機会を得ることは、もう次にないチャンスなのだと
いうことなどを話しました。

一応お父さんは私立のお金を出すと言いましたが、実際の
金額を言ったときに違う話になることも考えられるのです。

母さんは、女性だったら長くても５年ぐらいしか働けない
会社にしか就職できなかった。その後は時給で働くパート
とか、派遣社員の時期の方が長かった。

私は、見合いすることで、よりよい教育を施せる育児が
できそうだったから結婚して子供を産んだ。

（低所得のまま見合いせずに恋愛できる相手は、子どもを
持つことを諦めるなら結婚しようという相手とか、子どもを
十分に育てられる経済的余裕のない相手としか恋愛できな
かった。）

貧困家庭で生まれても、次の世代を平均所得が得られる
生活を送れる世代にすることを目的にしている。

格差社会なんてやや穏やかな言葉だけど、実際それが解決
される日がくれば、格差があったことなんて、奴隷制度が
あったぐらいに思えるようなことなんだと思うとＮｏｎｅに
言いました。

我が家で格差を乗り越えるはたらきをすることは、私にとって
奴隷解放運動をするような気概なんだとも言いました。

今日１時間勉強時間が少ないことで、生涯所得が５倍１０倍
違う可能性があるようなものだと話しました。

Ｎｏｎｅはややなぜ私がこんなにもＮｏｎｅの成績を気にするか
判ったような顔をしていました。

Ｎｏｎｅ自身、経済的な余裕がなければ生んでほしくなかった
ような話をするときがあります。今現在の状況には貧乏ですが
文句は比較的ないみたいなのですが、これ以上貧乏だったら
生まないでいてほしかったみたいな話はします。

ちゃんと生活できる職業につける可能性があるから生んだんだよ。

そのチャンスを自分でもっと積極的に活かそうとしてね、と
言いました。

遊びのように楽しくお勉強していればそれで満足できて、
なにがしかのルートがあってちゃんと就職できるようになって
いる人たちとは私たちは違うから。

といっても、本当に成績はボーダーラインで、たぶん親子して
イライラがつのっているんだと思っています。

今日は午後から塾に行きましたが、先生が空いてなかったので
ただの自習になるので、自転車置き場が有料になる１時間を
超えない範囲だけ塾で勉強して、あとは家で勉強せずに過ごして
いました。

塾での時間が１時間未満だったのなら、家で本来するはずの
時間になるように勉強していてほしかったのに。

Ｎｏｎｅにそろそろ、iPadで娯楽の動画をみるだけではなく、
将来なりたい仕事についてとか、行きたい学部を見つけるとか
やりたい勉強をするには何学部に行くのか、そうしたら
どんな職業につけるのか、その大学に行くにはどのぐらいの
高校に行って何人ぐらいが合格できるのかなどを自分で
調べる時間も持つように言いました。

６時からＮｏｎｅは授業のために塾にもう一度出ています。
帰りは１０時過ぎになるでしょう。

やることはやってくれるんだけど、自分がやっているのが
格差を乗り越える大事な行為なんだと自覚してくれると
嬉しいです。

だいたいこんな感じです。
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