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DoaU444日目_Part4_国道1号の起点を見にいく

2010-05-22 21:37:19 | 歩道橋
♪ある時謎の運転手 ある時アラブの大富豪♪
♪ある時ニヒルな渡り鳥 あいつはあいつは大変装♪

故・阿久悠氏は何をイメージしたのか、それはわからないけれど、
遠藤平吉だったらなあ、そう思う。
自分の顔を忘れているんじゃないか?そう言われるほどの変装の名人。
最初は美術専門の盗賊だったけれど、次第に、おかしな方向に進んで行く。
電人M、鉄人Qなどの着ぐるみをまといはじめる。
明智小五郎を手玉に取ることを目的とした完全な愉快犯へと、
姿どころか目的までをも変貌させた元サーカス団員はおかしすぎる。

桜田門交差点で桜田通りから晴海通りへと名前を変えた国道1号、
その上り車線側を進んで200m。



祝田橋交差点
都道301号が、内堀通りと名無しの道へと分岐する地点である。
交差点の向こう側、日比谷公園の緑が広がる。
あまりの暑さに木陰を求めて晴海通りを横断、300mぐらい進む。



日比谷交差点
ああ、もう訳がわからん。
晴海通りだった国道1号は、この交差点で90度北へ曲がって日比谷通りになる。
この交差点は2本の都道の起点となっている。
都道304号は晴海通りの名を受け継ぎ、銀座、築地と抜けて東雲まで東へ進んで行く。
都道409号は日比谷通りの名を受け継いで南下、
芝公園の横を抜けて、第一京浜の辻の札交差点を通って、田町駅の南まで進む。

晴海通りを渡って内堀通り沿いに進む、
帝国劇場や東京會舘など歴史ある建物を、日比谷通り越しに見ながら。



馬場先門交差点
東側、二重橋前交差点から来た都道406号との交点。
406号は東へ東京国際フォーラムの北を抜け、神田まで進む。
正面の歴史ある建物は重文である明治生命館。一部、一般公開されている。
その奥は、丸の内マイプラザ、まったく興味もないので、とことこ進む。



和田倉門交差点
都道404号との交点である。
この道路、たった400mしかない。
皇居と東京駅を結ぶ、それだけである。
本来は天皇が東京駅に向かう、もしくは外国特使が皇居に向かう、
その目的のために作られたようなものだから。



東京駅方面
幅70mにもなる404号の中央部分、行幸通りと言われる先に東京駅。
赤煉瓦作りのその建物は今は真っ白、改修中である。
右側に丸ビル、左側に新丸ビル、
東京駅の向こう側にはグランドトウキョウノースタワー、
大丸を壊した跡地に三井が再開発した物件。

行幸通りから300mぐらい進む。



大手町交差点
またも得体の知れないことが起こる。
国道1号は日比谷通りから永代通りへと名称を変える。
都道403号がその名称を引き継ぐ。
北へと日比谷通りが伸び、そして西へと進むのは永代通りとなる。
いやはやなんとも
ホントに訳がわからなくなる。

大手町交差点を右に90度曲がって進んですぐ。



大手町駅前交差点
今度は都道402号との交点となる。
この道を南下すれば東京駅丸の内口と丸ビルの間を抜けて、
東京国際フォーラム、ビックカメラの東側を通って、
マリオン東側から晴海通りに出る。
総延長約2.6km、もちろん歩道橋なんてある訳もない。

そのまま永代通りを進む。



丸の内交差点
東北新幹線が背後を駆け抜けるこの交差点は、
都道407号線との交点である。
ココが起点のように表示されているけれど、JRのガードをくぐった先で左に曲がり、
日本橋三越の北、国道17号との交点である室町3丁目が起点。
南に進めば東京国際フォーラムの東側まで続く。

この画像の背後には丸の内オアゾ。

JRのガードをくぐるとすぐに名無しの交差点に出る。



都道407号は江戸通りの通称が付くようになる。
そして、江戸通りの起点がココで、総武線の上部を走って浅草橋まで進み、
そこから先は銀座線の上部を走り抜け、言問橋まで続く。
もちろん言問橋に行くつもりはないので、このまま直進する。



呉服橋交差点
虎ノ門交差点で分かれた外堀通りと再会する。
向かいにはホテル龍名館という名のホテルがあったけれど解体中。
何ができるんだか。

呉服橋から300mぐらい進む。



日本橋交差点
東へ向かう道は都道10号が永代通りの名を引き継ぐ。
南へは国道15号が中央通りとして進むことになる。

永代通りを渡って、南側から日本橋を眺める。



日本橋方面
首都高の高架に日本橋の文字。
150mぐらい進むと、名無しとなった国道1号の起点となる。

名称のない国道1号は182m、
永代通りとしては1,103m、
日比谷通りとしては1,195m、
晴海通りとしては620m、
この2,990mの間にに歩道橋は1基もない。

桜田通りとなって、今日の起点志田町歩道橋まで4,715m、
志田町歩道橋を入れてたった4基、
900mに1基程度しかない。
桜田通り全体では7,312mで、2基追加で6基、
1,000mに1基程度とさらに頻度が減る。

日本橋から矢口陸橋まで、都内の国道1号で見ると、
総延長18,302m、歩道橋は16基、
歩道橋と出会う頻度は1,150mで1基程度とかなりの低レベル。
まあ、皇居の向かいに歩道橋を建てる訳にもいかないだろうし、
しょうがないのかもしれない。

日本橋交差点の斜向いに巨大な建物がCOREDO日本橋。
交差点を挟んだこちら側には太助がある。
12時45分、昼ごはんを太助で食べてもいいけれど、
朝から左上の親不知がぐらぐら。
一応、ロキソニンを飲んで痛みを鎮めているけれど、
太助の分厚い牛タンを噛み切る自信はない。

永代通りの名を引き継いだ都道4号をそのまま東へと進む。


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