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ライブドア、フジテレビ和解間近か・・・・

2005年04月17日 00時28分50秒 | ビジネス・ニュース
久々にライブドアとフジテレビの敵対的買収について書いてみようと思います。

最近になって、ライブドア側からフジテレビに和解交渉があり、状況がかなり一転した今回の買収劇。状況が変わったのはソフトバンク・インベストメントの北尾氏が参戦してからであろう。あの時点を境に、ライブドア堀江社長の態度・発言がガラッと変わった。それまでの強気発言が、最近では「自分は現状をわからない。担当者に聞いてくれ。」など弱気の発言も。それだけ北尾氏の参戦はインパクトがあったのであろう。

現状の和解交渉が成立しないと、ライブドアは・・・
①株主総会で取締役の過半数を送り込み実権を握る。
②現在大和証券SMBCとソフトバンク・インベストメントに貸し出している株式を不当であると司法に訴える。
③フジテレビの株を担保に資金調達し、フジテレビ株を購入する。
などが考えられる。
ライブドアは交渉が決裂した場合は、間違いなく取締役を送り込み実権を握ると思われるが、②の貸し株を司法に訴えるのは大変である。まず、北尾氏を完全に敵に回して戦わなければならない。長期戦にもなりそうである。③も国内で貸してくれるかどうかは微妙。まあ、なんとかなると思うが、要するに借金地獄に陥る。

一方でフジテレビは・・・
①ポニーキャニオンの上場などで、ニッポン放送から切り離す
②ニッポン放送をフジサンケイグループから切り離し
などを実施することが考えられる。特に、①のポニーキャニオンは絶対にフジテレビ傘下に治めたいはずなので、何かしらの手を打ってくるはず。いわゆる焦土作戦である。逆に言えば、最大の収益頭であるポニーキャニオン、フジテレビの議決権のないニッポン放送は、ライブドアにとってもぬけの殻・・・となる。

現状を考えると和解が一番の良策。ただ、フジテレビにとっては今回の一件は非常に高くついたことは間違いない。となると、和解といっても業務提携までは進むのであろうか?現状では、ライブドアはフジテレビにとってフジサンケイグループに侵略してきた敵であることは間違いない。ライブドアが切羽詰った状況であれば、和解案もフジテレビ寄りになり、スムーズに進む可能性がある。

直近で動きも・・・米フィデリティ投信がライブドア株を4000万株強の購入。さらには、リーマンブラザーズが転換社債を株式転換。これは妙な動きである。今後さらに泥沼化するとなると、ライブドア株は更に下落しそうなものだが、フィデリティとリーマンは現状が底値と読んだらしい。となると、和解案が成立間近という可能性が非常に高い。・・・って、だとしたらインサイダーじゃないか!! 怪しいですねー

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1 コメント

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TBどうもです!! (クローバー)
2005-04-17 11:50:47
米の投信が4000万株購入ですか…。かなり期待できるかも!ホント、インサイダーかもしれないですネ。
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