村上春樹原理主義!

作家・村上春樹にまつわるトピックスや小説世界について、適度な距離を置いて語ります。

ミック・ジャガーと肉じゃがのダジャレが頭の中をグルグル回る村上春樹の肉じゃがは、どんな味?

2015-12-21 08:11:13 | harukiグルメ

どんな味なんでしょうね?

2015年の年頭に開設されたサイト「村上さんのところ」で、ある人がピーター・キャットの肉じゃがが美味しかったと述懐していました。

「ピーター・キャット」というのは、村上春樹が早稲田の演劇科の学生だった1974年に開いたジャズ喫茶の名前です。

国分寺駅南口あたりのビルの地下にあり、夜はジャズバー、週末には生演奏をしたりしていたそうです。

この店で村上春樹は客に出す肉じゃがを作り、それがけっこうな評判だったとか。

当時の客だった質問者は、こんなことを言っています。

 

☆国分寺のピーター・キャットを訪れて最高に美味しい薄味の肉じゃがに励まされ「もうすこし、この地で頑張ろう」って。…

マスターの肉じゃがを超える味には、いまだ出会っておりません。皆の期待もあるし、新作を生み出す作業は計り知れないですが、ノーベル賞など意識せず、心を温める肉じゃがをつくれるマスターでいてください。

 

これに対し村上春樹はこう答えています。

☆僕はそういえば肉じゃがをつくっていました。一度ミック・ジャガーさんも食べに来たことがあります、というのは冗談です(くだらない冗談ですね)。僕がつくる特製ピラフもずいぶん人気がありました。懐かしいな。「ノーベル肉じゃが賞」とかあるといいですね。ないと思うけど。

 

そうです。村上春樹がつくるのは“薄味の肉じゃが”です。

想像するに、豚肉ではなく牛肉を使っているんじゃないか。

じゃがいもと玉ねぎと人参、しらたき。

生姜をきかせるのだろうか、それとも生姜は入れない?(ちなみに、ふつうは大概入れないと思います。)

 

でも、こればっかりは実際に目の前にだされないと、なんとも確定できないのです。

うーん、一度食べてみたいですね。



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