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まずは引用。
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「飲むだけでやせる」はうそ 公取が通販２社に排除命令
有機ゲルマニウムが入った錠剤を服用したり、お茶を飲んだりすることで、デトックス効果により痩（や）せるとの内容の広告を新聞に載せ、通信販売などをしていた２社に対して、公正取引委員会は１日、景品表示法違反（優良誤認）にあたるとして排除命令を出した。
２社は実際にやせた女性の体験談を広告に載せていたが、創作した話だった。
排除命令を受けたのは「ウィズダムコーポレーション」（東京都港区）と「ビューティーサイエンス研究所」（横浜市南区、清算中）。
公取委によると、２社は「ゲルマデトックスダイエット」「ゲルマ・デトック・ハーブティー」などの顆粒（かりゅう）状の商品やお茶を販売、１９年４～７月、朝日新聞などに折り込みチラシを計１９０万部配布した。
チラシには「飲んだら待つだけ！！内臓脂肪をそぎ落とす」などとうたい、主婦、ＯＬ、大学生の女性の写真付き体験談や「独医学が生んだ最新ダイエット術」として発案者のドイツ人ドクターの写真が掲載された。しかし、これらはモデル事務所の女性やインターネットから引用だった。
公取委は２社がうたったダイエットの効能について、根拠となる資料の提出を求めたが、ウィズダム社は提出したもののチラシとほぼ同様の内容で、公取委は「根拠がない」と結論づけた。
また、「購入者の９３％が効果を実感！」としたアンケートも掲載したが、こうしたアンケートはしていなかった。
（産経新聞）
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ゲルマニウムが人体に与える有益な効果というものは、現状では科学的・医学的根拠が全くありません。飲むタイプ、身に着けるタイプ、温浴タイプ、形を変えれど全て根拠が証明されていないのです。
にもかかわらず、日々ゲルマニウムの販売に尽力している業者がたんまりといます。知識の無い消費者は、そういう業者の（全く根拠のない）謳い文句に騙されて、ゲルマニウム製品を購入してしまうのです。
そういうわけで、ゲルマニウム関連製品を使用して有益な効果が表れたとしても、それはプラシーボ効果としか言えないのです。そこに科学的根拠を持ち出す業者がいたならば、それは疑似科学（エセ科学、ニセ科学）になるのです。
今回、景品表示法違反（優良誤認）で排除命令を受けた2社の例からも解りますが、完全なでっち上げです。要するに科学的根拠があると見せかけるために作り話や盗用を織り交ぜてそれっぽく作った話なだけなのです。一見凄そうに見えますが、中身は何てことは無い、ただの創作ということですね。
なお、ゲルマニウムは人体に悪影響を与える物質であることが解っています。特に経口摂取（飲用）の場合は、有機無機の違いに関わらず、健康障害や死亡例があることからわかりますが、思いっきり毒です。有機ゲルマニウムだから安全だと謳っている業者も見られますが、そんな情報を鵜呑みにしていると、いずれ殺されます。
ちなみに、ゲルマニウムを使った健康器具の一部は、厚生労働省の医療用具認可を受けているものもありますが、それすなわち「ゲルマニウムの効果が認められた」わけではないことに注意しておきたいところです。昨年末に夕刊フジ（ZAKZAK）が厚労省に問い合わせたところによると…
以下、その記事から当該部分を引用。
ところが認可した厚労省に問い合わせてみると、「医療機器と認めらているが、粒はゲルマニウムに限ったものではない」。つまり、ゲルマニウム成分が認可対象になったのではなく、「粒状でツボを押す」という点で認可されているというのだ。では、ブレスレットはどうか。
「ブレスレットをよく見ると、磁石が組み込まれているはず。あくまで磁石の磁力でコリがなくなるということで、第三者機関の認証か、大臣承認が降りている」と、こちらもゲルマニウムが主ではない。
経口摂取で健康被害も…ゲルマニウム本当に効くの？ - ZAKZAKニュース
要するに、ゲルマニウムの効果が認められたがゆえに医療用具として認可されたわけではない。ということです。ゲルマニウムを使っていようがいまいが医療機器としての認可については全く関係がないわけです。
美容や健康に努めたいとする人の気持ちも解らないでもないですが、もう少し知能にも気を使っていただきたいものです。（まあ、こういうことをする業者が溢れていることが一番問題なのですけどね）
「飲むだけでやせる」はうそ 公取が通販２社に排除命令 - Yahoo!ニュース
参考：国立健康・栄養研究所提供 話題の食品成分の科学情報 - ゲルマニウム
↑有機無機の違いに関わらず、ゲルマニウムの経口摂取は危険だそうです。
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「飲むだけでやせる」はうそ 公取が通販２社に排除命令
有機ゲルマニウムが入った錠剤を服用したり、お茶を飲んだりすることで、デトックス効果により痩（や）せるとの内容の広告を新聞に載せ、通信販売などをしていた２社に対して、公正取引委員会は１日、景品表示法違反（優良誤認）にあたるとして排除命令を出した。
２社は実際にやせた女性の体験談を広告に載せていたが、創作した話だった。
排除命令を受けたのは「ウィズダムコーポレーション」（東京都港区）と「ビューティーサイエンス研究所」（横浜市南区、清算中）。
公取委によると、２社は「ゲルマデトックスダイエット」「ゲルマ・デトック・ハーブティー」などの顆粒（かりゅう）状の商品やお茶を販売、１９年４～７月、朝日新聞などに折り込みチラシを計１９０万部配布した。
チラシには「飲んだら待つだけ！！内臓脂肪をそぎ落とす」などとうたい、主婦、ＯＬ、大学生の女性の写真付き体験談や「独医学が生んだ最新ダイエット術」として発案者のドイツ人ドクターの写真が掲載された。しかし、これらはモデル事務所の女性やインターネットから引用だった。
公取委は２社がうたったダイエットの効能について、根拠となる資料の提出を求めたが、ウィズダム社は提出したもののチラシとほぼ同様の内容で、公取委は「根拠がない」と結論づけた。
また、「購入者の９３％が効果を実感！」としたアンケートも掲載したが、こうしたアンケートはしていなかった。
（産経新聞）
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ゲルマニウムが人体に与える有益な効果というものは、現状では科学的・医学的根拠が全くありません。飲むタイプ、身に着けるタイプ、温浴タイプ、形を変えれど全て根拠が証明されていないのです。
にもかかわらず、日々ゲルマニウムの販売に尽力している業者がたんまりといます。知識の無い消費者は、そういう業者の（全く根拠のない）謳い文句に騙されて、ゲルマニウム製品を購入してしまうのです。
そういうわけで、ゲルマニウム関連製品を使用して有益な効果が表れたとしても、それはプラシーボ効果としか言えないのです。そこに科学的根拠を持ち出す業者がいたならば、それは疑似科学（エセ科学、ニセ科学）になるのです。
今回、景品表示法違反（優良誤認）で排除命令を受けた2社の例からも解りますが、完全なでっち上げです。要するに科学的根拠があると見せかけるために作り話や盗用を織り交ぜてそれっぽく作った話なだけなのです。一見凄そうに見えますが、中身は何てことは無い、ただの創作ということですね。
なお、ゲルマニウムは人体に悪影響を与える物質であることが解っています。特に経口摂取（飲用）の場合は、有機無機の違いに関わらず、健康障害や死亡例があることからわかりますが、思いっきり毒です。有機ゲルマニウムだから安全だと謳っている業者も見られますが、そんな情報を鵜呑みにしていると、いずれ殺されます。
ちなみに、ゲルマニウムを使った健康器具の一部は、厚生労働省の医療用具認可を受けているものもありますが、それすなわち「ゲルマニウムの効果が認められた」わけではないことに注意しておきたいところです。昨年末に夕刊フジ（ZAKZAK）が厚労省に問い合わせたところによると…
以下、その記事から当該部分を引用。
ところが認可した厚労省に問い合わせてみると、「医療機器と認めらているが、粒はゲルマニウムに限ったものではない」。つまり、ゲルマニウム成分が認可対象になったのではなく、「粒状でツボを押す」という点で認可されているというのだ。では、ブレスレットはどうか。
「ブレスレットをよく見ると、磁石が組み込まれているはず。あくまで磁石の磁力でコリがなくなるということで、第三者機関の認証か、大臣承認が降りている」と、こちらもゲルマニウムが主ではない。
経口摂取で健康被害も…ゲルマニウム本当に効くの？ - ZAKZAKニュース
要するに、ゲルマニウムの効果が認められたがゆえに医療用具として認可されたわけではない。ということです。ゲルマニウムを使っていようがいまいが医療機器としての認可については全く関係がないわけです。
美容や健康に努めたいとする人の気持ちも解らないでもないですが、もう少し知能にも気を使っていただきたいものです。（まあ、こういうことをする業者が溢れていることが一番問題なのですけどね）
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参考：国立健康・栄養研究所提供 話題の食品成分の科学情報 - ゲルマニウム
↑有機無機の違いに関わらず、ゲルマニウムの経口摂取は危険だそうです。
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