ぴぴぽんの「世の中を斬ってみる」 - 中国韓国の国家犯罪を暴く

世の中や自分の身の回りで起こった出来事を、主観と偏見で切り刻む所です。
(犯罪国家中国・韓国がメイン)

アジアンパワー炸裂!SUPERなツインファミコン「FCX2」

2008-01-09 | その他
※注意※
当ブログのガイドラインを必ず初めにご覧ください。


当ブログの趣旨と関係ありそうで、あまり関係なさそうなお題。

先日、ある知人にこんなもの↓を紹介されました。



こいつの名前は「FCX2」(本当は「FC X2」で、CとXの間にスペースが入るらしい)と言うらしく、海外では「FC TWIN」という名で売られているらしい。

しかし、どっかで見たことがあるようでなさそうな物体だな…。任天堂のスーパーファミコン Jr.に似ているようで何かが違う。何ですか、これは。




実はこれ、任天堂の往年のゲーム機「ファミリーコンピュータ(以下ファミコン)」と「スーパーファミコン」の一体型機(互換機)です。すげえ、こんな製品あったのね。「スーパーツインファミコン」ってか。…と思ったら、実は任天堂から販売されたものではなく、どっかの企業が勝手に作ったものなんだそうです。当然任天堂から正式にライセンスを受けた製品ではありません。どこの会社製かは知りませんが、話だとアジア(≒中国or韓国etc)の怪しい会社が作ったらしいです。ようは二番煎じ(コピー)なわけですが、任天堂の特許は既に消滅しているらしく、問題はないらしい。(本当のところは私は知りません)
※ちなみに、「ツインファミコン」という製品は過去にシャープが販売していました。ツインファミコンはファミコンとディスクシステムを一体型にしたもので、任天堂公認の製品であり、このFCX2とは何の関係もありません。

まあ、あちらの国らしい(劣化コピーがとても大好きな国です)怪しさ炸裂な製品ですが、あっちの国にはこういった製品が色々大量に出回っているらしく、中には日本では考えられないような訳のわからない物体も存在する模様で、こういった怪しい製品に魅せられて収集しているコレクターもいるのだそうです。

で、このFCX2もそんな怪しい製品の1つなわけですが、ファミコンとスーパーファミコンの一体機というのは中々どうして侮れません。任天堂が出せば良かったのではないかと思われるほどです。(元々両者で互換性を持たせる構想はあったらしいですが、ハードの売り上げを考慮して互換性はなくしたんだそうです)友人曰く「互換性も高く(こういった製品の中には、まともに動かないようなものもあるらしい)、便利なのでお勧め」だそうで。


ということで、中華製だか半島製だか知りませんけども、このいかにも怪しい互換機について、舐めるように見回して任天堂純正機との比較を混ぜつつ色々な角度から見てみようと思います。


外装など


先ほども掲載したが、再び上面

ロムカセットが入る穴が2つあることと、カラーリングが違うことを除き、スーパーファミコンJr.にそっくり。ちなみに前側のスロットはスーパーファミコン、後ろはファミコンが刺さります。ファミコン用の周辺機器であるディスクシステムは、スロットの深さの都合上奥まで刺すことができないので使えないとのこと。



裏側

スーパーファミコンにはあった、裏面の拡張コネクタがありません。詳しくは知りませんが、既にサービスが終了しているサテラビュー(衛星放送を使ってゲームを配信するアダプタみたいなもの)が刺さるだけの場所だそうで、あってもほとんど意味は無いらしい。Jr.にはそもそもないらしく、Jr.にそっくりなこのマシンにもないのは当たり前なのでしょう。ちなみにスーパーファミコンよろしく前面の足は滑り止めがついていますが、効果のほどは不明。



コネクタ(上が正面、下が背面)

正面は代わり映えしません。ちなみにここに刺さるのはコントローラーですが、スーパーファミコンのコネクタと同形状。ちなみにFCX2に付属しているコントローラーはスーパーファミコンのそれとほとんど同じ形状をしています。なお、ファミコンを動かす場合も、スーパーファミコンもどきなコントローラーで操作します。
背面はシンプルで、ビデオとステレオ音声の端子、あとは電源用のACアダプタを差し込むコネクタがあるだけです。スーパーファミコンもJr.もビデオ出力は独自規格の端子を採用していますが、それが刺さるような所はありません。RF端子も無いです。知人曰く「これで充分といえば充分だが、せめてS端子は欲しいところ。」だそう。


外装については雑なところが多々見受けられますが、意外によくできています。

…と、ここにきてある部分が見たくなってしまいました。中身がとても気になる…。というわけで、知人にお願いしてFCX2を開けて(分解して)もらいました。ちなみに+ネジ4本で止まっているだけなので、簡単に開けることができます。

FCX2の中身


思ったよりはシンプルな構成でした。もっとごちゃってるかと思いきや、ガワがでかいだけ。持ったときも思ったよりは軽かったし、こんなもんなのでしょう。基板は3枚に分かれてますな。というか、そんなことよりも開けてすぐ気になったところがあったりして…。



ホットボンドをぶち込んでLEDを固定しつつ、雑に貼り付けられたテープで申し訳なさそうな補強をしてあります。そのLEDとの配線も何か投げやりです。この辺が中華クオリティか(中華製かどうかは知りませんが)。


FCX2は日本仕様らしく、通販などで手軽に入手できるみたいです。任天堂からは既にファミコンやスーパーファミコンのハード供給はストップされており、修理も打ち切られているそうなので、新しく入手するならこの製品が一番おすすめなのかもしれません。まあ、こういう製品も悪くないと思いますが、如何せん怪しい、怪しすぎる。ハードの品質は劣悪いうわけでもないみたいですし、肝心のゲームの方も特に問題なく遊べるので、購入して失敗したと思うこともまあないでしょうが、所詮はコピーですので、任天堂純正品の品質には遠く及びません。ソフトによってはまともに動作しないものもあるということなので、そういったところに妥協できる方でなければ、手を出すべきでないと思われます。火を噴いても、誰も責任をとってはくれないと思いますし。

ちなみに、FCX2以外にも、いわゆるスーパーツインファミコンな互換機はあるようです。リンクスプロダクツという日本の会社から「スーパーニコファミ」なるものが販売されています。これは「FC DUAL」とかいう名称で海外で売られているものを日本仕様に仕立て直したものらしいですが、一応日本の法人が正式リリースしているものなので、それなりの保証はあるかと思います。ただし、互換性の程度は知りません(一応上記ページに対応表がありますが、やはり正常動作しないソフトはあるようです)し、当然の如く任天堂非公認な製品なので、間違っても任天堂クオリティを求めてはいけません。

あっちの国がひたすら嫌いなぴぴぽんですが、FCX2の備える機能にはちょっとばかり心が揺れてしまいました。(涙) が、所詮は劣化コピーをかき集めたあっちの国お得意な怪しい物体に過ぎないですし、話によるとハズレな製品も混入しているということですので、購入はちょっと控えたいと思います。(ソフトも持ってないし…)




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